初めてのスケッチアップ - (9)復習も兼ねて新たな角材作り

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第9回。

前回の第8回で、床板の形状と脚の位置も確定したので、今回はウッドデッキの床下の構造体となる根太と大引を描き加えていきます。

これまで学んできたことの繰り返しなので、ここまで来ると結構複雑そうな根太と大引も、意外とあっさり描けるようになってる筈。

根太と大引は、70mm×20mmの角材を使って作ります

先ずは根太から。左端の3本の脚に沿うように、長方形ツールで四角形を描きます。

根太と大引には、70mm×20mmの角材を使いますが、長さは3本の脚の寸法に合わせると「945」なので、「945,70」とキーボードから入力してリターン。

根太1

続いてプッシュ/プルツールを選択し、カーソルでクリックしてマウスを動かして立体にし、キーボードから板厚の「20」を入力してリターン。

根太2

グループ化し、塗装し、そして複製

グループ化するために、オービットツールで(選択しやすいように)視点を変え、選択ツールで枠で囲んで選択して、右クリック→グループを作成。

根太4

因みに、選択ツールでグループ化前の立体の一部をクリックすると、そのパーツ(線とか面とか)が選択されますが、連続して3回クリックすると立体物全体が選択されます。

上のように、オービットツールで視点を変えてから選択ツールでやるよりも、こっちのトリプルクリックの方が手軽で楽な場合の方が多いかもしれませんね。

さて、グループ化された木材にペイントツールで色を塗っておきましょう。

根太5

そして、同じものをコピーで配置。

根太6

残りの2本は短くなるので、ここでは別の木材を別に作りました。

根太7

補助線を使うと位置出しが簡単になります

続いて、根太の上に重ねるように大引を置いていきます。

作り方は根太と同じですが、最初の長方形ツールで四角形を描く際に、開始位置を上手く見つけられなかったので、補助線を使ってます。

大引1

プッシュ/プルツールを選択し、カーソルでクリックしてマウスを動かして立体にし、キーボードから板厚の「20」を入力してリターン。

大引2

こちらもグループ化し、色を塗ります。

大引3

そして1本はコピーして作り、短いのは改めて作成しました。

根太と大引

根太と大引の配置、完成です。

次回ですが、取り敢えず長さ30cmで作成した脚を、ウッドデッキの設置場所の地形に合わせて「長さを変える」、という作業をしてみようと思います。


初めてのスケッチアップ - (8)材料の一部を切り落とす

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第8回。

前回の第7回、ウッドデッキの床板の隅を切り落とすため、カット線を引き、そのカット部分にある脚を削除したり、移動させたりしました。

今回は、いよいよカット線で床板を切り落としていきます。

切り落とす作業自体は、プッシュ/プルツールで出来るというのは分かっていたんだけど、最初に考えたのはカットする4本の床板を、いっぺんに作業出来ないかということ。

4本の床板をグループ化して、それでやったりしてみましたが、うまくいきませんでした。出来る方法があるのかもしれませんが、今回は1本ずつカットしていきます。

オブジェクト(エンティティ)を「分解」する

先ずは選択ツールで床板の1枚をクリックすると、オブジェクトが選択状態を示す青い枠線で囲まれます。

床板1本選択

続いて、床板に斜めに入っているカット線で床板を2つのパーツに分けるため、マウスの右クリックから「分解」を選択。

床板を分解

これで、一番手前側の床板が、カット線で左右に分解された状態です。

床板分解後

プッシュ/プルツールを使って分解された一方を変形(消去)させる

ここで、プッシュ/プルツールを選択し、カーソルを分解された床板の上に持ってくると、選択OKの部分に細かいドット模様が入るので、マウスを左クリックして選択。

床板プッシュ

後はマウスを上下に動かすだけ。上に動かせば床板の選択部分の厚みが増し、下に動かせば薄くなっていきます。

下方向に動かすと、板厚が無くなるところで「オフセットの限度」と表示されるので、そこでクリックすると選択部分の板がカットされて消えます。

床板カット後

残りの3枚の床板も同じ手順で作業を進めますが、選択ツールで選択の際、[Ctrl]キーを押している間、選択ツールに「+」マークが出るので、これで連続での選択が可能に。

また、プッシュ/プルツールの際にも、[Ctrl]キーを押すとカーソルの横に「+」マークが表示されるんだけど、これの使い方は分からなかった。

なので、残りの3枚は1枚ずつプッシュ/プルツールで不要部分を削除しました。

床板カット完了

補助線を「削除」したり、「非表示」にしたり

ところで、補助線は便利なんですが、一度使って後は不要というものもあります。そんな時は、選択ツールで補助線を選択し、右クリック→「消去」で削除することが出来ます。

右クリックで現れる「消去」の下に、「非表示」という項目もあり、こちらをクリックしても補助線は消えます(見えなくなっただけで削除はされていない?)。

今は邪魔だけど後で使うかもって時には、こっちの「非表示」の方が良さそうな気がするんだけど、残念ながら「非表示」から復帰させる方法が分からない。

因みに、1本ずつの補助線ではなく、全部の補助線をいっぺんに「非表示」にするには、メニューバーの中から[表示]をクリック→[ガイド]のチェックマークを外せばOK。

後で必要になったら、再び[ガイド]にチェックマークを入れるだけ。こっちの方が便利?

次回は、床下に「根太」と「大引」を追加していきます。


初めてのスケッチアップ - (7)出来上がったものを再加工

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第7回。

前回の第6回でウッドデッキの床の基本形が完成したので、今回はこれの形を変えたり、脚の長さを変えたりと、幾つか手を加えていきます。

その内の一つは、ウッドデッキの床板の片隅を切り落とし、五角形にしたいんです。

切り落としたい

そこで先ずは、切り落とす部分の位置決めのため、メジャーツールを使って目印となる脚の位置を測定するところからスタートします。

線ツールでカット線を引く

メジャー形のカーソルで、測定する一端(今回は床板の端面)をクリック。続いて、カーソルを測定方向に動かしていくと、補助となる点線や表示が現れるので、脚の位置を測定。

位置測定

脚の端面が床板の端面から865mmと分かったので、床板の端面から850mmの位置でカットすることに決め、そこに補助線を引きます(補助線の引き方はこちらの記事を参照に)。

カット用補助線

線ツールを選択し、えんぴつ形カーソルでカット線の両端(今回は、床板の一角と、補助線と床板の端面の交点)をクリックすると、床板に線が引かれます。

カット線

床板カットの前にカットされる部分の脚を処理する

床板をカット線で切り落としてしまうので、不要となる2本の脚の内、1本は削除(マウス右クリックから「消去」)し、もう1本はカット線の内側へと移動させます。

脚を移動させるための位置決め用に、ここでも2本の補助線を引きました。

追加工

この2本の補助線の交点に、脚の1角を合わせて移動し、残りの脚を1本削除。

脚移動と削除後

次回は、床板を構成する4枚の板を、カット線に沿って切っていきます。


初めてのスケッチアップ - (6)複数を同時コピー

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第6回。

第5回の前回は、ウッドデッキの床下に脚を一列作りました。今回は、この脚を更に増やしていきます。

現在は、床の裏手前側に1列の脚が出来ている状態です。これを奥にもう2列作っていきますが、1本ずつコピーしていくより、列としてコピーしてみましょう。

脚の複製7

選択しやすい視点に回転させて

選択ツールで5本の脚を枠で囲んで選択したいのですが、不要なものまで選択に加わってしまい易いので、オービットツールで選択しやすい角度に回転させてから行います。

上の状態で選択ツールの枠で囲むと、何枚かの床板も一緒に選択されてしまうので、下のように真横から見た視点にして選択しました。

グループコピー1

ところで、選択ツールのカーソルでオブジェクトをクリックして選択することも可能です(今回のような場合は、事前にグループ化してあることが必要ですが)。

さらに、選択ツールの状態で、[Ctrl]キーを押すと「+」になり、[Shift]キーを押すと「±」となるので、新たなオブジェクトを加えたり、不要なものを外したり出来ます。

なので、複数のオブジェクトを選択ツールの枠で一度に囲んで選択するよりも、オブジェクトを選択ツールでクリックして選択し、そこに[Ctrl]キーを押しながら「+」していく方が楽な場面が多いかもしれません。

さて、青い枠が大きいですが(なぜか分かりません)、これで5本の脚だけが選択されている状態です。

グループコピー3

移動ポイントが見え易い視点に回転させて

続いて移動ツールで移動してコピーしていきますが、上のまま作業を進めようとすると、コピーする場所の指定が難しいので、ここでもオービットツールで視点を変えます。

横からの視点に変えてから、移動ツールのカーソルを動かして、一番手前側の脚の左下角に紫色の丸マークが現れる場所でマウスをクリック。

グループコピー4

そのままカーソルを左方向へ、脚の左下角の紫色の丸マークが、補助線の交点と重なるところまで動かし(この時点では「移動」状態です)、

グループコピー5

そこで[Ctrl]キーを押すと「コピー」状態になるので、

グループコピー6

続いてマウスをクリックして位置を確定します。

グループコピー7

間にもう1列の脚を入れたいので、前回と同じように、キーボードから「/2」と入力してリターン。これで5×3列の脚が完成しました。

グループコピー8

これで一旦、ウッドデッキの床の基本形が完成。次回は、これに手を加えて、床の形状を変えたり、個々の脚の長さも変えてみようと思います。


初めてのスケッチアップ - (5)脚をコピーする

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第5回。

第4回の前回は、ウッドデッキの床の裏側に補助線を引き、それを基準に1本の脚を立てました(70mm×70mm×300㎜)が、今回はこの脚を複製していきます。

複製作業をする前に、床板用の角材を作った時と同じように、脚をグループ化し、ついでに表面にテクスチャも貼っておきましょう。

脚にテクスチャを貼る

選択ツールで枠を描いて脚を囲みます。

脚の複製1

マウスの右クリックで「グループを作成」。

脚の複製2

脚がグループ化され、青枠で囲まれているのは選択されている状態を示しています。

脚の複製3

このままペイントツールを選択し、ウィンドウ右に現れるトレイのプルダウンメニューから「木材」を選び、その中から床板と区別するために薄めのテクスチャを選んでペイント。

脚の複製4

コピーしてもう1本脚を立てる

続いて、この脚を右隅にコピーしていきます。移動ツールを選択し、カーソルを脚の上に持っていくと、選択されるオブジェクトが青枠で囲まれます。

この時、移動ツールのカーソル位置によって、脚の各部に紫色の丸いマークが表示されますが、これが脚の手前右下に来るような位置でマウスをクリック(「端点グループ内」と表示されています)。

脚の複製5

カーソルを動かすと脚も一緒に移動してくるので、脚の手前右下の紫色の丸いマークを、右隅の補助線の交点に合わせ、[Ctrl]キーをクリックすると、脚が複製されます。

脚の複製6

ここでマウスをクリックすれば、コピーした脚の位置が確定します。

(少し脇道に逸れますが)実際にやってみれば分かりますが、移動ツールを立体の上で動かしていると、様々なオブジェクトが「選択されるよ」という青枠で囲まれます。

色々とやっている内に、間違って意図していないオブジェクトを選択してしまい、つい移動させてしまうといったミスを(私は結構頻繁に)犯します。

そんな時は、移動してしまったオブジェクトの場所を確定してから(マウスでクリックしてから)、お決まりの[Ctrl+Z]のショートカットで元に戻せます。

2本の脚の間に、さらに脚を立てる

さて、この2本の脚の間にも脚を立てましょう。脚と脚の間を450mmくらいにしたいので、さらに3本の脚を立てることにします。

やり方は簡単です。上の状態に続いて、キーボードから「/4」と入力してリターンすれば、ピッタリ4分割する場所に3本の脚がコピーされます。

脚の複製7

次回は、更に奥行き方向へと脚の数を増やしていきます。


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