ウッドデッキを作りたい -- (2)その覚悟はあるか!?

放っておいたら、いつの間にか雑草が生い茂ってしまい、そうなると私の大嫌いなヘビとかが出てきそうで増々手のつけようが無くなってしまった裏庭。

そこを業者にお願いして綺麗にしてもらいました。でも、このままにしておくと短期間で再び茫々状態になってしまうのは確実。

それなら、雑草避けも兼ねてウッドデッキを作ってみようかと。ところが、構想から設計図へと進むべく、スケッチアップというソフトを使い始めてみたら、これが面白くて。

つい、このソフトの使い方を習熟する方に精力が向いてしまい、本来の目的であるウッドデッキ作りからはちょっと離れてしまっていました。

でも、ようやくスケッチアップの使い方の基本的なところは理解できたように思うので、学んだことを活かして、ザックリとですがウッドデッキのイメージを描いてみました。

ウッドデッキイメージ
デッキ上のベンチとテーブルは、ネット上のデータを使っていますが、それ以外は自分で描いたもの。スケッチアップにある程度慣れると、結構簡単に描き上げられます。

3Dモデルを設置場所の写真に合成してみた

スケッチアップは3次元モデリングソフトなので、ソフトの中で見る視点を自由に変えられます。手元の写真に合わせて向きを決め、キャプチャーして、写真と合体してみました。

ウッドデッキ横
まだ適当な設計で細部は全然詰めていませんが、設置した時のイメージは湧きます。

上から見下ろしたところ。

ウッドデッキ上から
4m×3.6mで作ってみたけど、かなり大きいってことが分かりました。畳の広さに換算してみると、約9畳くらいあります。これなら結構大人数が集まっても収容できますね。

正面というか、下から見上げるとこんな感じになります。

ウッドデッキ正面

これは相当な覚悟が必要かも

3Dモデルとの合成写真を見て先ず感じたのは、「おっと、これは思っていた以上に(かなり)大掛かりな作業だな!」ってこと。

床下の脚で最も長いものは2mくらいありそうです。そして、その脚の数。脚と脚の間隔を約80cmとしていますが、総本数は30本!

これは大変だわ。ここまで長いと、脚同志を結ぶ斜交いも必要だろうし、脚が乗る基礎も30箇所必要なわけで、生半可な積りでいると途中で投げ出してしまいかねない。

ちょっと安易に考え過ぎていたようです。これを素人が作れるのか?

木材の必要数(金額)を(比較的安価なサイプレスで)ザックリ見積もってみると、

床材:25×120×2100mm 56枚 約15万円
脚材:90×90×3900mm 15本 約16万円
根太:38×90×3900mm 12本 約5万円
フェンス:20×90×2100mm 24本 約3万円

木材だけで約40万円! これに必要な工具とか、塗料とか、ネジとか諸々加えていくと、総額で50万円くらいになりそうかな。いや、基礎もあるので60万円くらい?

いずれにしても、進めるには(技術的にも、金額的にも)相当な覚悟が必要なようです。


初めてのスケッチアップ - (11)直方体を四角錐台に変形

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第11回。

前回、ウッドデッキの木材で構築した土台部分がほぼ完成したので、今回はこの土台を地面に設置する際に使う、コンクリートブロックを作っていきます。

ウッドデッキに使われるコンクリートブロックは色々とあるようですが、「束石(つかいし)」と呼ばれるものをモデルとして作ってみようと思います。

大きさは、ベース面が200×200mm、高さ200mm、そしてトップ面は140×140mmの台形の立体のやつ(四角錐台)を作っていきます。

長方形ツール、そしてプッシュ/プルツールで作った直方体を移動ツールで変形

先ずは、長方形ツールで200×200mmの四角形を描き、それをプッシュ/プルツールで立体にし、200×200×200mmの直方体を作ります。

束石1

続いて、移動ツールのカーソルで上面の一辺をクリックし、内側へと動かして「30」を入力してリターン。それを四辺で繰り返して、上面を140×140mmの正方形にします。

束石2

立体をグループ化して、色を塗り

選択ツールで描いた枠で立体を囲んで選択し、マウスの右クリック→「グループを作成」。

束石4グループ化

ペイントツールを選択し、表示される窓から「マテリアル」を選び、その中の「アスファルト/コンクリート」から適当なテクスチャを選んで立体の表面を塗ります。

束石5テクスチャ

脚と接合する際のガイド枠を描く

この140×140mmの上面に70×70mmの角材(脚)が乗るので、位置決めのガイド用に四角形を描いておこうと思います。

メジャーツールのカーソルで上面の一辺をクリックし、「35」と入力してリターン。もう一辺からも同じようにして、2本の補助線を引きます。

束石に補助線

補助線の交点を起点にして長方形ツールで四角を描き、「70,70」と入力してリターン。

束石ガイド枠
描き加えた四角も含めて、もう一度全体をグループ化しておきましょう。

これで束石のモデルが完成しました。次回は、これをコンポーネント化して繰り返し使えるようにしていこうと思います。


初めてのスケッチアップ - (10)完成した部材を修正する

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第10回。

前回、ウッドデッキの土台を構成する根太と大引を加え、基本的な構造体としては取り敢えず完成です。今回は、これに少し修正を加えていきます。

根太と大引完成まで

300mmに揃えて作った脚を、場所に合わせて長さを変える

ウッドデッキの設置場所が斜面になっているので、その斜面に合わせて脚の長さを調整していこうと思います。

グループ化されている脚を変形させるには、いったんこのグループを「分解」する必要があるので、選択ツールで右クリック→「分解」とします。

脚分解

1つの立体の塊から、面と線の集合体に分解されました。移動ツールで “線” を選択したり、プッシュ/プルツールで “面” を選択したりして変形させることが出来る状態です。

脚分解後

プッシュ/プルツールのカーソルを近づけると側面や底面がそれぞれ反応しますが、ここでは底面(脚の底)をクリックしてから下方向に動かし、「300」と入力してリターン。

脚を伸ばす
ここで入力する数値(300)は、変形前の底面の位置を基準としての寸法なので、元の脚の長さが300mmだったので、今回の操作でこの脚の長さは600mmになりました。

作業が終わったら、再びグループ化しておくのを忘れずに

同じ操作を、変更が必要な脚に対して行い、設置場所の斜面に合わせた脚が完成。

脚伸ばし完了

一つ忘れていましたが、「分解」して、修正を加え終わったら、再び「グループ化」しておくのを忘れずに、ね。

以前、床板を斜めにカットした際にも「分解」し、そのままにしておいたら、今回の作業をやっている最中、つい間違って意図しない変形をさせてしまったので、自戒の念も含めて。

脚伸ばし完了上から

完成したモデルをグリグリと360度回転させて、様々な方向から見ていると、どこかに不備があったり、あるいは強度が弱そうだとか見て取れるので、本当に便利です。

次回、新しい機能にトライしてみようと思います。

地面にコンクリートのブロックを設置し、その上に脚が乗る形になる予定ですが、そのコンクリートブロックを作るに際し、「コンポーネント」という機能を使ってみようかと。


初めてのスケッチアップ - (9)復習も兼ねて新たな角材作り

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第9回。

前回の第8回で、床板の形状と脚の位置も確定したので、今回はウッドデッキの床下の構造体となる根太と大引を描き加えていきます。

これまで学んできたことの繰り返しなので、ここまで来ると結構複雑そうな根太と大引も、意外とあっさり描けるようになってる筈。

根太と大引は、70mm×20mmの角材を使って作ります

先ずは根太から。左端の3本の脚に沿うように、長方形ツールで四角形を描きます。

根太と大引には、70mm×20mmの角材を使いますが、長さは3本の脚の寸法に合わせると「945」なので、「945,70」とキーボードから入力してリターン。

根太1

続いてプッシュ/プルツールを選択し、カーソルでクリックしてマウスを動かして立体にし、キーボードから板厚の「20」を入力してリターン。

根太2

グループ化し、塗装し、そして複製

グループ化するために、オービットツールで(選択しやすいように)視点を変え、選択ツールで枠で囲んで選択して、右クリック→グループを作成。

根太4

因みに、選択ツールでグループ化前の立体の一部をクリックすると、そのパーツ(線とか面とか)が選択されますが、連続して3回クリックすると立体物全体が選択されます。

上のように、オービットツールで視点を変えてから選択ツールでやるよりも、こっちのトリプルクリックの方が手軽で楽な場合の方が多いかもしれませんね。

さて、グループ化された木材にペイントツールで色を塗っておきましょう。

根太5

そして、同じものをコピーで配置。

根太6

残りの2本は短くなるので、ここでは別の木材を別に作りました。

根太7

補助線を使うと位置出しが簡単になります

続いて、根太の上に重ねるように大引を置いていきます。

作り方は根太と同じですが、最初の長方形ツールで四角形を描く際に、開始位置を上手く見つけられなかったので、補助線を使ってます。

大引1

プッシュ/プルツールを選択し、カーソルでクリックしてマウスを動かして立体にし、キーボードから板厚の「20」を入力してリターン。

大引2

こちらもグループ化し、色を塗ります。

大引3

そして1本はコピーして作り、短いのは改めて作成しました。

根太と大引

根太と大引の配置、完成です。

次回ですが、取り敢えず長さ30cmで作成した脚を、ウッドデッキの設置場所の地形に合わせて「長さを変える」、という作業をしてみようと思います。


初めてのスケッチアップ - (8)材料の一部を切り落とす

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第8回。

前回の第7回、ウッドデッキの床板の隅を切り落とすため、カット線を引き、そのカット部分にある脚を削除したり、移動させたりしました。

今回は、いよいよカット線で床板を切り落としていきます。

切り落とす作業自体は、プッシュ/プルツールで出来るというのは分かっていたんだけど、最初に考えたのはカットする4本の床板を、いっぺんに作業出来ないかということ。

4本の床板をグループ化して、それでやったりしてみましたが、うまくいきませんでした。出来る方法があるのかもしれませんが、今回は1本ずつカットしていきます。

オブジェクト(エンティティ)を「分解」する

先ずは選択ツールで床板の1枚をクリックすると、オブジェクトが選択状態を示す青い枠線で囲まれます。

床板1本選択

続いて、床板に斜めに入っているカット線で床板を2つのパーツに分けるため、マウスの右クリックから「分解」を選択。

床板を分解

これで、一番手前側の床板が、カット線で左右に分解された状態です。

床板分解後

プッシュ/プルツールを使って分解された一方を変形(消去)させる

ここで、プッシュ/プルツールを選択し、カーソルを分解された床板の上に持ってくると、選択OKの部分に細かいドット模様が入るので、マウスを左クリックして選択。

床板プッシュ

後はマウスを上下に動かすだけ。上に動かせば床板の選択部分の厚みが増し、下に動かせば薄くなっていきます。

下方向に動かすと、板厚が無くなるところで「オフセットの限度」と表示されるので、そこでクリックすると選択部分の板がカットされて消えます。

床板カット後

残りの3枚の床板も同じ手順で作業を進めますが、選択ツールで選択の際、[Ctrl]キーを押している間、選択ツールに「+」マークが出るので、これで連続での選択が可能に。

また、プッシュ/プルツールの際にも、[Ctrl]キーを押すとカーソルの横に「+」マークが表示されるんだけど、これの使い方は分からなかった。

なので、残りの3枚は1枚ずつプッシュ/プルツールで不要部分を削除しました。

床板カット完了

補助線を「削除」したり、「非表示」にしたり

ところで、補助線は便利なんですが、一度使って後は不要というものもあります。そんな時は、選択ツールで補助線を選択し、右クリック→「消去」で削除することが出来ます。

右クリックで現れる「消去」の下に、「非表示」という項目もあり、こちらをクリックしても補助線は消えます(見えなくなっただけで削除はされていない?)。

今は邪魔だけど後で使うかもって時には、こっちの「非表示」の方が良さそうな気がするんだけど、残念ながら「非表示」から復帰させる方法が分からない。

因みに、1本ずつの補助線ではなく、全部の補助線をいっぺんに「非表示」にするには、メニューバーの中から[表示]をクリック→[ガイド]のチェックマークを外せばOK。

後で必要になったら、再び[ガイド]にチェックマークを入れるだけ。こっちの方が便利?

次回は、床下に「根太」と「大引」を追加していきます。


<< 前のページへ << topページへこのページの先頭へ >> 次のページへ >>