依存から脱却し、自立する(「7つの習慣」-その1)
このブログでも何度か触れ、個人的には非常に思い入れのあるスティーブン・R.コヴィー博士の著作「7つの習慣」ですが、久しぶりに読み返してみたいなって思っていました。
翻訳本は勿論、原書も買い、更にはコヴィー博士自身の朗読によるオーディオブックまで持っていますが、最後にキチンと読んでからもう5年近く経っているかもしれません。
本当は繰り返し繰り返し10回、20回と自分の血となり肉となるまで読んでいくのがいいのだと思いますが、何しろ大作ですからね。
さて、そんな中、渋谷で半日のセミナーに出席し、その中で気が付いたことがありました。気が付いたというか、いくつかの情報が結びついたような感じたしました。
ところで、渋谷の街は台風の影響か時折り強い雨が降りつける中、お祭りをやっていました。
多分、“成功”するための「基本」は、誰が書いても同じような内容になるのだと思います。それが原理原則(時代や場所や環境などに左右されない普遍的)であり、科学(その通りやれば、能力に関係なく誰でも成功できる)ということなんだと思います。
この渋谷のセミナーの講師は池松耕治さんで、テーマは「依存からの脱却」というものです。そして、池松さんがいつも言っているのは、成功には法則があり、その法則の通りにやれば誰でも成功できるということです。
“誰でも”とは、能力が有ろうが無かろうが、性別、学歴、年齢、環境、国籍、あらゆることに関係なく成功することができるってことです。
なぜなら、それが法則であり、科学であり、原理原則だからです。その通りにやれば“誰でも”成功できるのです。
統計によると、世の中の成功者と言われる人はは3%しかいません。そこそこの成功者が10%で、普通の人が60%だそうです。
ということは、世の中の87%が普通以下だってことです。普通以下とは、自分の生活に不平不満を持ってしまっている人たちで、彼らが全体の87%を占めていることになります。
世の中にはもちろん、成功法則なんて全く関心の無い人もいるでしょうし、存在すら知らない人も多いかもしれません。それでも本屋に行けばその手の本は山積みになっています。ということは、それなりに興味を持って学んでいる人の数も多いのではないかと想像できます。
にも関わらず、成功出来ないでいる人が全体の87%もいるわけです。(「成功」と一言で言ってしまうと、なんとなくボヤーっとしてしまいますが、ここに池松さん流「成功の定義」を5つの項目にまとめてあります)
一方に誰もが必ず成功できるという「成功法則」があり、もう一方に(それを知りながらも)成功できないたくさんの人たちがいるわけです。
このギャップは何なのか? ってことです。
でも、成功法則を信じて頑張ってやっている人も多いと思うんですよ。それなのに成功できない。私の何が悪いの? って感じですよね。
今回、池松さんのセミナーを聞いていて思ったのは、もしかしたら「成功法則」に取り組む前に、自分自身のステータス(なんて言えばいいんだろ? 状態? あり方?)を、ある状態までもっていくことが最優先なのかも(これ自体が成功法則の一部なのかもしれませんが)ということでした。
それは何かと言うと、セミナーのテーマであった「依存から脱却して自立する」ということです。違う言い方をすると、成功するための“前提条件”として自立している必要があるということ。
少し回り道をしましたが、この「依存から脱却して自立する」ために必要なのが、「7つの習慣」のうち第一、第二、第三の習慣を身に付けることなのです。
因みに、「7つの習慣」とは以下のものです。
人は様々なものに依存して生きています。夫や妻に依存している人、家族、友人、学校、会社、社会、・・・・・。
依存のキーワードは「あなた」です。典型的なのは、「あなたが~してくれないから」って言う人。「あなた」が私の世話をする。「あなた」が結果を出してくれる。「あなた」がやってくれないとダメだ。結果が出ないのは「あなた」のせいだ。
要は、自分の周りで起こることを、自分の責任としてとらえず、周りのせいにする人たちです。夫のせい、生い立ちのせい、両親のせい、学歴のせい、環境のせい、会社のせい。
分かりますよね。別の言い方をすると、彼らは(私も?)「言い訳」をする人たちなんです。
池松さんは、会場に来ている人達に問いかけます。
「考えて下さい。あなたが理想の人生を生きれていない“言い訳”はなんですか? あなたが成功しきれていない、あなたの“言い訳”はなんですか?」
そして、その“言い訳”をもう一度考えてみて欲しい、と。本当にそれがあなたが成功できていない理由なんですか? あなたと同じ状況を抱えている人は絶対に成功できない人なんですか?
あなたが成功していないのは、あなたが“依存”しているからなんです。“言い訳”を言っているから成功していないんです。
「7つの習慣」の前振りだけで終わってしまいましたが、次回は「7つの習慣」を理解するために、「パラダイム」というものを考えてみたいと思います。
翻訳本は勿論、原書も買い、更にはコヴィー博士自身の朗読によるオーディオブックまで持っていますが、最後にキチンと読んでからもう5年近く経っているかもしれません。
本当は繰り返し繰り返し10回、20回と自分の血となり肉となるまで読んでいくのがいいのだと思いますが、何しろ大作ですからね。
さて、そんな中、渋谷で半日のセミナーに出席し、その中で気が付いたことがありました。気が付いたというか、いくつかの情報が結びついたような感じたしました。
ところで、渋谷の街は台風の影響か時折り強い雨が降りつける中、お祭りをやっていました。
成功には「法則」があります
様々な自己啓発系(で分かるかな?)の本を読んでいくと、誰でも気がつくことがあります。それは、「みんな同じこと言ってるよね!」ってことです。多分、“成功”するための「基本」は、誰が書いても同じような内容になるのだと思います。それが原理原則(時代や場所や環境などに左右されない普遍的)であり、科学(その通りやれば、能力に関係なく誰でも成功できる)ということなんだと思います。
この渋谷のセミナーの講師は池松耕治さんで、テーマは「依存からの脱却」というものです。そして、池松さんがいつも言っているのは、成功には法則があり、その法則の通りにやれば誰でも成功できるということです。
“誰でも”とは、能力が有ろうが無かろうが、性別、学歴、年齢、環境、国籍、あらゆることに関係なく成功することができるってことです。
なぜなら、それが法則であり、科学であり、原理原則だからです。その通りにやれば“誰でも”成功できるのです。
成功には「法則」あるのに、実際に成功している人の数は
しかしながら、世の中を見渡した時、成功している人はどれくらいいるでしょうか?統計によると、世の中の成功者と言われる人はは3%しかいません。そこそこの成功者が10%で、普通の人が60%だそうです。
ということは、世の中の87%が普通以下だってことです。普通以下とは、自分の生活に不平不満を持ってしまっている人たちで、彼らが全体の87%を占めていることになります。
世の中にはもちろん、成功法則なんて全く関心の無い人もいるでしょうし、存在すら知らない人も多いかもしれません。それでも本屋に行けばその手の本は山積みになっています。ということは、それなりに興味を持って学んでいる人の数も多いのではないかと想像できます。
にも関わらず、成功出来ないでいる人が全体の87%もいるわけです。(「成功」と一言で言ってしまうと、なんとなくボヤーっとしてしまいますが、ここに池松さん流「成功の定義」を5つの項目にまとめてあります)
一方に誰もが必ず成功できるという「成功法則」があり、もう一方に(それを知りながらも)成功できないたくさんの人たちがいるわけです。
このギャップは何なのか? ってことです。
成功法則に取り組む前の“前提条件”?
成功法則を学びながらも成功できない人が多いのは、知っていても“実行しない”って人が多いのかもしれません。あるいは「私には出来ない」って諦めている人もいるでしょう。成功しているのは、やっぱり“その人”が凄いからじゃないのって。でも、成功法則を信じて頑張ってやっている人も多いと思うんですよ。それなのに成功できない。私の何が悪いの? って感じですよね。
今回、池松さんのセミナーを聞いていて思ったのは、もしかしたら「成功法則」に取り組む前に、自分自身のステータス(なんて言えばいいんだろ? 状態? あり方?)を、ある状態までもっていくことが最優先なのかも(これ自体が成功法則の一部なのかもしれませんが)ということでした。
それは何かと言うと、セミナーのテーマであった「依存から脱却して自立する」ということです。違う言い方をすると、成功するための“前提条件”として自立している必要があるということ。
少し回り道をしましたが、この「依存から脱却して自立する」ために必要なのが、「7つの習慣」のうち第一、第二、第三の習慣を身に付けることなのです。
因みに、「7つの習慣」とは以下のものです。
- 主体性を発揮する
- 目的を持って始める
- 重要事項を優先する
- Win-Winを考える
- 理解してから理解される
- 相乗効果を発揮する
- 刃を研ぐ
あなたの“言い訳”はなんですか?
池松さんがセミナーの中で言っていたのは、「成功する人と、しない人との違い」を明確な言葉として表すと、“依存”しているか“自立”しているかの違いだということでした。人は様々なものに依存して生きています。夫や妻に依存している人、家族、友人、学校、会社、社会、・・・・・。
依存のキーワードは「あなた」です。典型的なのは、「あなたが~してくれないから」って言う人。「あなた」が私の世話をする。「あなた」が結果を出してくれる。「あなた」がやってくれないとダメだ。結果が出ないのは「あなた」のせいだ。
要は、自分の周りで起こることを、自分の責任としてとらえず、周りのせいにする人たちです。夫のせい、生い立ちのせい、両親のせい、学歴のせい、環境のせい、会社のせい。
分かりますよね。別の言い方をすると、彼らは(私も?)「言い訳」をする人たちなんです。
池松さんは、会場に来ている人達に問いかけます。
「考えて下さい。あなたが理想の人生を生きれていない“言い訳”はなんですか? あなたが成功しきれていない、あなたの“言い訳”はなんですか?」
そして、その“言い訳”をもう一度考えてみて欲しい、と。本当にそれがあなたが成功できていない理由なんですか? あなたと同じ状況を抱えている人は絶対に成功できない人なんですか?
あなたが成功していないのは、あなたが“依存”しているからなんです。“言い訳”を言っているから成功していないんです。
「7つの習慣」の前振りだけで終わってしまいましたが、次回は「7つの習慣」を理解するために、「パラダイム」というものを考えてみたいと思います。