初めてのスケッチアップ(番外編) - ピザ窯の土台作り

今回は、ピザ窯の設計図をスケッチアップで描いていきます。参考にさせて(パクらせて)頂いたのは、「ピザ窯を5万円で手作りしてみた」というブログ記事。

先ずは、ピザ窯の土台作りから入ります。土台を作ってピザ窯の位置を持ち上げてあげないと、ピザを焼く際に姿勢を低くする必要があるので、土台はどうしても必要なもの。

また、上に乗せるピザ窯の耐火レンガからは高熱が伝わってくるので、木材で組み上げてというようなことは出来ません。

ってことで、ここでは前回作ったコンクリートブロックを使います。

コンクリートブロックはコンポーネントとして登録してあるので、これを引き出してきます(自作コンポーネントの使い方は、こちらの記事を参考にして下さい)。

コンクリートブロック

土台サイズは800×800mmとしますので、コンクリートブロックを2×4に並べます。

ブロック土台1

この8個のブロックを選択し、右クリックで「グループを作成」で一塊とし、ctrlキーを押しながら移動ツールでコピーして、上に重ねます。

ブロック土台2

上下のブロックを互い違いにしたいので、上に重ねた8個のブロックを回転ツールで(8個のブロック塊のセンターを中心に)90度回転させます。

ブロック土台3

同じ様に繰り返して、8個のブロックの層を積み重ねていきます。

ブロック土台4
ここで、土台の高さ(ブロックの積み重ね段数)をいくつにするかは、まだ検討中。基準になるのは、2層のピザ窯の上の段の高さ(ピザを焼く位置)。

厚み100mmのブロックを4段重ねだと、(この上に重ねていく耐火レンガのサイズにもよるけれど)700mm前後(だいたい机の高さ)になりそうです。

腰高(900mm前後)にするには、土台の高さは500mmくらい必要なような気がする。

土台を積み重ねていく(基礎の)基礎をどうするかってのもまだ検討中なので、それによっても土台のコンクリートブロックの積み重ね段数は変動すると思います。

取り敢えず、土台全体にコンクリートブロックらしい色を塗って完成。

ブロック土台5

次回は、この上に耐火レンガでピザ窯本体を作り上げていきます。


初めてのスケッチアップ(番外編) - コンクリートブロック

ピザ窯を自分で作ってみたいと思い、いろいろと調べました

現時点での方向性としては、ピザ窯の構造は2層式、そして形状は一番シンプルな箱型でいこうと思います。

そんな観点から、ピザ窯の自作例を参考にさせて頂こうと探してたどり着いたのが、「ピザ窯を5万円で手作りしてみた」というブログ記事。

この記事を見て、「ピザ窯って(簡易的に作るなら)モルタルで固める必要はなく、レンガを積み上げるだけで作れるんだ!」ってことを知りました。

おー、これはいいな!ってことで、この記事の製作例を参考にさせて(というか、まんまパクらせて)頂きました。この場を借りて、御礼申し上げます。

とは言いながらも、自分で設計図を作っておきます。スケッチアップの出番です。

ピザ窯を構成する主要パーツは、土台となるコンクリートブロックと、ピザ窯本体を形成する耐火レンガの2つ。

なので、スケッチアップでいつでも使えるように、コンクリートブロックと耐火レンガを作り、それらをコンポーネント登録しておきます。

スケッチアップでコンクリートブロックを制作

先ずはコンクリートブロックから。コンクリートブロックのサイズは、(実際の寸法と微妙に違うけど)100×200×400mm。

長方形ツール
で200×400mmの長方形を描き、それをプッシュ/プルツールで立方体に。

ブロック1

このままだと普段見慣れたコンクリートブロックとイメージが結びつかないので、ここに横穴を開けていきます。

メジャーツール
で補助線を描き、

ブロック2

円ツールで穴の四隅の内角を丸め、

ブロック3

線ツールで穴の外形を描きます。

ブロック4

余分な線を削除し、不要になった補助線も消去していきます。

ブロック5

出来上がった3カ所の四角をプッシュ/プルツールで奥へと(向こう側の面まで)押して、穴を貫通させます。

ブロック6

最後にペイントツールでコンクリートブロックらしい模様を付けて完成。

ブロック7

これをコンポーネントとして登録しておきますが、そのやり方はこちらの記事を参考にして下さい。

次回、このコンクリートブロックを使ってピザ窯の土台を設計していきます。


初めてのスケッチアップ -(20)フォローミーの順番を変える

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第20回。

第17回から題材をバスケットに変えてスケッチアップの使い方を学んできましたが、そこでバスケットの外形に角Rを付けようとして壁にぶつかりました。

バスケットを正面から見て両サイドの縦辺と底辺の角Rは付けられるけど、底辺の前後は直角のまま残ってしまいます。

あるいは、底面を全周に渡って角Rを付けることは出来るけど、今度は縦の辺が直角のままになってしまいます。

まあ、これはこれで仕方ないかなって諦めていたのですが、ちょっとした妙案が浮かびました。というか、もう一つ試していないことがあったなと。

それは、先ず4つの縦辺を角Rにしておいて、その状態で底面の全周をフォローミーツールで角Rにしてみるのはどうなのか?って。

立方体を作り、縦方向の角を取る

いつも通り380×260×80mmの立方体を作り、各辺から内側10mmのところに補助線を引き、4つの角に半径10mmの円を描きます。

バスケット3-

円弧と外周の辺とで囲まれた部分(4箇所)を移動ツールで下へと押していき(フォローミーツールでも同じに出来ます)、縦方向に角Rのついた立方体が完成。

バスケット3-3

続いて側面の1箇所に、端から10mm、10mmの位置に補助線を引き、円を描き、同じように円弧と外周の辺とで囲まれた部分をフォローミーツールで押そうとしたら、ダメでした。

バスケット3-4

立方体の一部に切れ込みを入れます

曲面が押せないなら、無理やり平面を作ってみましょう。立方体の一部に切れ込みを入れ、そこからフォローミーツールを使ってみることに。

側面の適当なところに四角を描き、

バスケット3-5

移動ツールで奥へと押し込みました。

バスケット3-6

窪んで出来た面に円を描き、フォローミーツールで押してみます。

バスケット3-7

なんと、切れ込みから始まって、切れ込みの反対側までフォローミーツールで角Rを繋げることが出来ました(1度にやることは出来ず、何度かに分けて行いましたが)。

バスケット3-8

移動ツールで、切れ込みの側面を移動させて閉じます。

バスケット3-9

不要な線を消去して、全周に角Rの付いた立方体の完成です。

バスケット3-10


初めてのスケッチアップ - (19)尺度ツールを使ってみた

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第19回。

前回、バスケットの内側をくり抜く際、底面の角Rに沿って抉ることが出来ないまま終了。

ま、これでいいんじゃね、って思う心と、微妙に引っ掛かる心とが入り乱れ、どうもスッキリしない。何かやる方法はないのかなって考えていたら、アイデアが降ってきました。

って大袈裟に言えるほどのアイデアではないんだけどね。

尺度ツールで原形より全周に渡って3mm小さい立方体を作る

考え方としては、外形の立方体に対して全周に渡って3mm小さい立方体を作り、それを元の立方体と重ね、更に上面を削除すれば、壁厚3mmのバスケットになるのではないかと。

先ずは移動ツールと[Ctrl]キーとで、原形となる立方体の複製を作ります。

バスケット2-4

複製した立方体を全周(高さは片側だけ)に渡って3mmずつ小さくします。

ここで使うのは、初登場の尺度ツール。選択したエンティティの尺度を変え、伸縮するためのツールです。

尺度ツールを選択し、ポインタをモデルの面に合わせるとその面が選択「可」状態になる(ドットで埋められる)ので、クリックすると黄色い枠で囲まれます。

下の図では対象の立方体をグループ化しているので、単一の面ではなく立体全体が尺度ツールによって選択されています。

黄色い枠には緑色のボックスがあります。これはグリップという名称で、どのグリップを選ぶかで伸縮の方向を選ぶわけです。

ここでは高さを変えたいので、正面の黄色い枠の中の下辺中央のグリップをクリックし、上へと持ち上げます。そして、右下の窓に0.9625と入力(80×0.9625=77mm)。

バスケット2-5

続いてタテヨコ方向を縮めます。[Ctrl]キーを押しながら、上面の辺の中央のグリップをクリックしすると、中心に向かって縮小されます(両側が中央に向かって縮む)。

ヨコ方向の際には0.9833(380×0.9833=374)、タテ方向では0.9769(260×0.9769=254)をキーボードから入力し、全周3mmずつ縮小します。

バスケット2-6

尺度ツールは、もう一度どこかで極めてみたいな

正直、この尺度ツールの扱いには苦労しました。

多分、辺中央のグリップではなく、角のグリップを選択すれば、タテヨコ同時に伸縮できるんだと思いますが、全般的に “よく分からない” 状態で、上の説明も微妙にいい加減です。

使い方を学びたかったので敢えて使ってみましたが、実際には3mm小さい立方体をもう一つ1から作った方がよっぽど楽でした(実際にやってみました)。

例えば直方体のようなタテヨコ高さが同じ形状のものを、全体的に均一に小さくしたいといった場合には、この尺度ツールが有効なのでしょうが、今回のような場合には不向きかも。

(ただ、単に扱いに慣れていないだけで、もっと馴染めばとても有効なツールだと思うので、どこかでもう一度トライしてみようと思います)

さて、3mmずつ小さくした立体を、元の立体に重ねていきます。上面はピッタリ位置に、そして上下左右は3mmの間隔で位置決め。

バスケット2-7

位置が決まったら、内側の図形の上面を消去します。すると、見事に内側が開きました。

バスケット2-8

前後に手を入れる穴を開け、内側と外側を塗装して、バスケットの完成です。

バスケット完成

初めてのスケッチアップ -(18)オフセットツールと断面図

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第18回。

前回からだいぶ間が開いてしまいましたが、今回は、前回完成した角Rを付けた立方体の内側をくり抜いてバスケット形状を作っていきます。

オフセットツールで全周内側3mmのところに線を引く

今回初登場するのは、オフセットというツール。平面上にある線を選択し、その線の形に合わせて内側、もしくは外側に等幅の線を描くためのツールです。

オフセットツールを選択し、ポインタをモデルの面に合わせるとその面が選択「可」の状態になるので、クリックしてマウスを適当に動かします。

すると、平面の内側に選択している平面の外周の辺と等幅の線が出て来るので、右下のウィンドウにキーボードから3と入力すると、外周から内側に3mm小さい枠が描かれます。

バスケット2-1

ここで、2重線の “内側” の面をプッシュ/プルツールで選択し、下へと押し下げていきます(この時、立方体は「分解」された状態でないと、これが出来ません)。

立方体の高さは80mmなので、プッシュ/プルツールで押し下げる寸法は70mmを入力しました。

バスケット2-2

バスケットの内側と外側を、ペイントツールを使って違う色の模様で塗って完成。それらしく出来たでしょ。

バスケット2-3
ここで賢明な諸氏なら気が付いたと思いますが、ここにはゴマカシがあります。

立方体の高さが80mmで、厚みを3mmとするなら、プッシュ/プルツールで押し下げる寸法は77mmではないのか? また、バスケットの内側の底が内Rになってないけど?

そう、外側が角Rになっている部分の内側は、プッシュ/プルツールで抉ることが出来なかったんです。なので、途中で止めたんです。

図形の断面を見るためのツール

どういう状態なのか断面を見てみたくなりました(ま、想像はつくけど)。

立体の断面を見るツールを探したら、見つけました。

メニューバーの「表示」→「ツールバー」でクリックすると、ツールバーの選択画面が出てくるので、「断面」にチェックを入れます。

すると、ツールバーの右端に新しく3つのツールアイコンが追加されました。

断面ツール

作業ウィンドウに戻り、3つのツールアイコンの内の左端のアイコン(断面平面ツール)をクリックし、ポインタを動かすと断面方向を示す枠が出てきます。

ポインタの位置によって、出現する枠(の色)は3種類。それぞれ、図形の基準線(xyz)の色(緑青赤)に対応し、基準線に直行する面が同じ色になります。

断面3色

今回は、正面方向(z軸方向)の断面を見たいので、赤枠の位置でマウスをクリック。

断面赤

すると、今度は断面位置を表すオレンジ色の大きな枠が現れます。

断面移動矢印

この断面位置を表す枠は、移動ツールで動かすことが出来ます。移動ツールを選択し、ポインタを枠の位置に動かしてくると、枠が青色に変わるので、そこでマウスをクリック。

断面移動OK

これで断面位置を表す枠を動かすことが出来るようになったので、好みの場所に移動。

そして出てきた断面図がこちら。想定通り、底板の厚さは10mmありますね。

バスケット断面

うーむ、やっぱりこれは何とかしたいなー。次回、こいつにトライしてみましょう。


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