スマホに手をかざしてスリープ解除出来るScreenOn

母親がスマホを使う際の障壁を少しでも低く出来ないかと、スマホのタッチ操作(電子式)を押しボタン風操作(機械式)に変換する装置を作りました。

これは我ながら良く出来たと自画自賛していますが、残念なのは電話相手を特定の1人にしか設定できないこと。また、着信を取ることも出来ません。

ということで更なる進化形を考案中ですが、その進化要素の一つとしてスリープ解除スイッチ(スマホのサイド面にある電源スイッチ)をもう少し何とかできないかと。

Bluetooth接続のスピーカーで何とかできないかとか色々と模索している中で出会ったのが、今回紹介する ScreenOn というアプリ。

どんなものかと一言で説明すると、スマホに手をかざすだけでスリープ解除できるんです!

おー、これこそ探し求めていたものと、さっそくインストールしてみました。

ScreenOnを使ってみる

左側はアプリを起動したところ。この下段左端の “目” のアイコンは、センサーの動作テスト(感度調整の際に使う)を行うもの。試しにタッチしてみると、右側の状態に。

Screen On 設定1

「電池の最適化」からこのアプリを解除する必要があるらしい。

実は、インストール前からこの「電池の最適化を解除」する必要があるらしいのは分かっていたので、事前にスマホ側でこの設定を探したんだけど、どうしても見つけられなかった。

でも、アプリ設定の流れの中で出来るようになっていました。

「バッテリー最適化を無視」画面で右上の「▼」アイコンから「すべてのアプリ」を選択。

Screen On 設定2

アプリの中から Screen On を探し出し、「許可」をタッチして「OK」。

Screen On 設定3

元の画面に戻るので、再び “目” のアイコンをタッチすると、「動作テスト」に入ります。ここで前面カメラの隣にある近接センサーに手をかざすと、「反応しました」と。

Screen On 設定4

デフォルトの近接回数は「2回」になっていますが、「1回」にすることも、もちろんもっと増やすことも出来ます。母親が使うには1回が好都合ではないかと。

Screen On 設定5

実際に使ってみると、キチンと機能します。素晴らしい! 

スリープしているスマホの上に手をかざすとスマホがウェイクアップ(私のスマホは指紋認証でロック解除する設定なので、スクリーンがオンになるだけですが)。

ここでは近接センサーを使った方法を紹介しましたが、回転速度センサーを活用したり、有料版では回転方向センサーでのスリープ解除も可能とのこと。

うーむ、これはかなり有用なアプリだな。


スマホのタッチ操作を押しボタン風操作に変換する装置(2)

前回、透明ケースに入れたスマホを、ケースの外側から金属ボルトを介してタッチ操作する仕組みが出来たので、今回はその他の機能を追加していきます。

今回は、スマホのヨコ面にある物理スイッチ(スリープ解除するためのスイッチ)を押し易くするところから再開。

スマホをケースに入れることで、このスイッチが押し難くなるってのもあるんだけど、そもそもが(母親にとっては)押し難かったんです。

小さいし、ボリュームのアップダウンスイッチとも紛らわしいし。

なので、適当に押しても確実に押せるように、少し大きめのスイッチにします。

先ずは、スマホのスイッチが来る場所に穴をあけます。丸穴のヨコに細長く伸びている長穴は、ボリュームのアップダウンスイッチ用の “逃げ” (ケースサイズがギチギチなので)。

スマホスイッチの逃げ

押しボタン部分は、プラ製のΦ8mmの丸棒を1cmくらいにカットしたもの。この丸棒を保持するのは、厚さ5mmのアクリル板にΦ8.5mmの穴をあけたもの。

スリープ解除スイッチ押し

上のままだと丸棒はポロッと落ちてしまうので、この上から薄いゴムシートをアクリル板に接着してフタをします。

ボタンスイッチ製作

続いて、通話音声を聞くために、スマホのイヤホン端子に接続するスピーカーの取り付け。スピーカーが2個あるのは、ステレオにしたくてではなく少しでも音が大きくなるように。

イヤホンからsp出力

完成です。押しボタン部分の片方を少し変えました。こちらの方が見栄えも、指先で押した時の感触も良かったので、2個とも同じものにしたため。

スマホ単一操作装置完成

スマホ(HUAWEI nova lite)をケースに組み込みました。フタ側の中央のクッション材らしきものは、フタを閉めたときにスマホを固定するためのものです。

スマホセット

ケース前面に操作説明の紙を貼り付けて、すべてのセット完了。

スマホセット完了

実際に母親に操作してもらったら、(毎回、表面の説明手順を見ながらだけど)何の問題もなく操作出来るようになりました。

これなら、間違った場所に触れてしまうこともなく、最小のステップで電話をかけることができます。

ただし、特定の1人だけで、外部からかかってきた電話に出ることもできませんが(電話に出ると、ホーム画面に戻ってしまい、操作ステップがもう一つ増えてしまう)。

次は、この辺りの更なる改善を検討してみようと思っています。


スマホのタッチ操作を押しボタン風操作に変換する装置(1)

私の母親のようなお年寄りにとって、スマホ操作の最大の難所は、タッチ操作する際に目的の場所以外にも触れてしまって、訳が分からなくなってしまうことにありました。

これは、実際に母親の操作風景を見ていて分かった(感じた)ことなので、もちろん人それぞれの障壁があるのだとは思いますが、結構ここに集約されてるような気がします。

この障壁を乗り越えるために、スマホを自在アームにセットし、更にタッチ操作もタッチペンで行うという形で、母親の手とスマホとが離れた状態で操作するようにしました

が、現状、これも思ってたほど上手く機能はしてくれていません。

スマホを手に持って操作するのと、自在アームにセットされた状態とでは、どちらが操作し易いのかは、ま、言うまでもありませんよね。

タッチしなければならない場所は最少なら1箇所のみ

やっぱり、スマホを手に持って操作出来るようにしないとダメだな。要は、手に持って操作しても、変なところに触れないようにすればいいわけです。

一方で、「特定の誰か一人に電話をかける」というピンポイントの目的を考えると、①スリープ解除→②電話番号部分にタッチという、僅か2つのアクションで目的が達成できます。

電話操作ボタン

そして通話が終わったら「③切断アイコンに触れて通話終了」です。通常は、相手側が電話を切ってくれるので、この③の動作は不要です(留守電の時に必要になりそう)。

電話終了ボタン

この一連の発信操作で、スクリーンにタッチする場所は2カ所だけです。それなら、この2カ所以外の場所を厚紙で覆い隠してしまおうかと。

いや、スマホを透明ケースに入れ、ケースの外側からスクリーンの必要な場所(2カ所)にタッチ出来るようにすれば、より使い易くなりそう。

更に、タッチではなく、押しボタン風にすれば、母親にとっては(多くのお年寄りにとっても)より馴染みやすいのではないかと。

たまたま手元にあった透明プラケースにスマホを入れてみたら、これがピッタリ。上下は若干の余裕があるけど、横方向にはピッタリというよりもギチギチ。

プラケース

工作開始

先ずは、タッチ操作を押しボタン操作に変換するために、スクリーンのタッチ位置に合わせて、金属ボルトでケースの内と外とを繋ぐ仕組みを作ります。

ボルトはバネで押し上げられ、ボルトの頭を指先で押し下げると、ケース内側のボルトの先がスクリーンと接触することになります。

押しボタンスイッチ

内側はこんな感じ。ボルトの先がスクリーンに接触すると、指先とスクリーンとが金属ボルトを介して接触することになり、静電容量に変化が生じ、スマホが反応してくれます。

押しボタンスイッチ内側

ここまで作って操作感触を試してみたら、もう何も言うことが無いくらい完璧です。

上手くいきそうだと分かったので、次回、スマホ横のスリープ解除スイッチ対応や、通話音声を聞くための外部スピーカーなどを組み付けていきます。


お年寄りにとってスマホ操作の最大の難所が分かった

母親に携帯電話を持たせるのに、お目当てのガラケーが(どうも注文殺到で)手に入り難いので、この際だからスマホにチャレンジしてもらおうとHUAWEI nova lite を購入

でも、さすがに素のままでは使えないと思い、このスマホに備わっている簡易モードに設定して手渡しました。

画面がカードタイプの特大アイコンと、極大サイズに設定されたフォントで構成され、スリープ解除したら(例えば私の)電話宛先のカードにタッチするだけで電話をかけられます。

簡易モード画面

ところが、このスリープ解除が(母親にとっては)意外と曲者でした。スマホのサイドにあるスリープ解除のハードスイッチは押せるんだけど、その後の画面のスワイプが出来ない。

このスワイプを無くせないかと(スリープ解除ボタンで直接ホーム画面表示)色々と調べたら、HUAWEI nova lite では「開発者向けオプション」から出来そうだと。

で、実際に設定してみたら、見事に出来るようになりました。

これは、「(年老いた)母親にスマホを使わせる計画」にとって、とても大きな前進です。が、これですべてが解決というわけにはいきませんでした。

今回、色々とやってみた中で、「お年寄りにとってのスマホ操作の難しさ」の最大の山は、タッチスクリーンだということが実感として良く分かりました。

問題は、操作が分からないというより、「手に持ってスマホを操作しようとすると、他の場所に触れてしまって、訳の分からない状態に入ってしまう」ことだったんです。

普通の人にとってはとても便利なタッチスクリーンが、(体と頭の柔軟性が少し衰えてきた)お年寄りにとって、なぜ大きな障壁になるのかが自分の目で見てやっと分かりました。

それなら、手に持たせなければ良いのではと、試しにやってみたのがこちら。

自在アームで

スマホを自在アームにセットし、スマホを手に持たずに、片方の手の指先で目的の場所にタッチしてもらうようにしてみました。

でも、これでもタッチしようと指先を持っていくと、手のひらの別の場所でスクリーンの別の場所に触ってしまったりで、上手くいきません。

スクリーンの目的の場所以外を厚紙で覆ってしまうといった手段も考えました。こちらの方向も可能性はありそうな気がする(まだ試していないけど)。

そして、手をスクリーンに近づけ過ぎなければ良いかと、次に試したのがタッチペン。

タッチペンで

これで、もう半歩くらい前進したかな。ただ、ぎこちないけどね。

もう一工夫、いや、もう二工夫も三工夫も必要なようです。


母親用にスマホ(HUAWEI nova lite)を買ってみた

介護施設に入所している母が携帯電話を欲しいと言うので、さすがにスマホは難しいだろうなと、SIMフリーのガラケーなんてあるのかなって調べたら、これがあるんですね。

昔ながらの折り畳み式のAQUOS ケータイなんですが、わたしが使っている楽天モバイルでも販売されていて、これは好都合とさっそく注文しようとしたら、

「現在、申し込み多数によりお申し込みの受付を中止しております」との表示が。

たまにチェックしながら申し込みの受付再開を暫く待っていたのですが、いつまで経っても状況に変化なく、仕方なくガラケーからスマホに方向転換(何とかなるでしょう)。

ガラケーを諦め HUAWEI nova lite を購入

機種を何にするか迷った末に、自分自身が使っているHUAWEIの機種なら何かと分かり易いかなって思い、HUAWEI nova lite に決定。

幸運にも、たまたま楽天モバイルにてウィンターキャンペーンなるものを開催中で、ガラケータイプのAQUOS ケータイを買うよりよほど安かった。

更に、「家族・自分にもう1回線」というキャンペーンもあって、これだと事務手数料が無料になり、月額基本料も3ヵ月分が無料になってと、かなりお得感がある。

ということで、申し込みから2~3日で、スマホ本体とSIMが届きました。

nova liteとsim

このところ商品パッケージの “箱” に興味があって、どんな箱に入っているのかなって楽しみにしていたら、HUAWEI nova lite の箱は “引き出し式” でした。

引き出しボックス
これは結構珍しいタイプじゃないかな。少なくとも、私の記憶の中には無かった。

そしてHUAWEI nova lite 本体。カラーは白を選びました。美しい。

nova lite本体

さっそくSIMをセットします。

simセット
プランは、「通話SIM」の「ベーシックプラン」というもので、月額料金1250円(税抜き)。データの通信速度は最大200kbpsですが、こちらは使わないので何の問題も無し。

ただ、通話料金が30秒20円(楽天でんわアプリで30秒10円に)というのがちょっと高いけど、母親の使用頻度によって(かけ放題みたいなのを)考えれば良いかと。

わたしのHUAWEI P9 lite と並べてみました。どちらも5.2インチなので、大きさ的にはほぼ同じ。ただ、nova lite の方は全体的に丸みを帯びていますね。

nova lite p9 lite比較

四隅の角Rが大きいだけでなく、液晶面とサイドとの繋がりにも丸みがかかっている(2枚上の写真で雰囲気が分かるかな?)ので、手に持った感触が優しく感じます。

ただ、この液晶面の丸みのおかげで、5.2インチ用の保護フィルムを貼ると両サイドが浮いてしまいます。5インチ用の保護フィルムを買うべきだったかも。

さて、問題はこのスマホを母親が使いこなせるか。決まった人に電話を掛けるだけなので、何とかなるんじゃないかと楽観はしてるんですが。

余談ですが

ところで “箱” の話ですが、箱の内側にクッション材が貼り付けてあるのに気が付きました。このスペースにスマホ本体がぴったりと嵌るようになっています。

箱内側
その両側から、ケーブルや説明書が入った箱で挟んでスマホ本体を固定する形に。

ちょっと面白い構成かも。


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