オリンパス 12-50mm/F3.5-6.3で撮るマクロな世界(3)

前回に続き、オリンパスのマクロモード付ズームレンズで撮った花の写真シリーズ第3回。

道端や花壇に咲いている花を見て綺麗だなって思うことはあったけど、それをマクロで撮ってみたら、 “綺麗” なんて生易しいものではなく、畏敬の念を覚えたくらい。

花マクロ3-03

陳腐な表現だけど、まさに “自然の驚異” でしょうね。

花マクロ3-04

「それは、神様が創られたから」って言われても、「そうなんだ!」って納得してしまう。

花マクロ3-05

印象に残っている映画の一つ『ミクロの決死圏』の中で、人間の体の中を宇宙に見立て、宇宙船で航行していくような描写があったけど、花の一つ一つにも “宇宙” があるのかも。

花マクロ3-01

外からざっくり見ると、花びらの色が綺麗とか、形が美しいとか思うわけだけど、その花びらの形状一つ取ってみても、信じられないくらい素晴らしい造形がなされていて。

花マクロ3-07

その緻密さや、規則正しさ、色、形、並び方・・・・どこを切り取っても驚きがある。

花マクロ3-02

この花は、何枚くらいの花びらで構成されているんでしょうか?

花マクロ3-06
前回紹介した中で、2枚目の写真の花なんか、ざっくり数えてみたら400~500枚くらいの花びらがありそうでした。凄くないですか!?

この花も本当に美しい。白を基調に、花びらの先端と根元部分に違う色を軽く配し、それが中心部分のおしべ、めしべ(どれがどれか分からんけど)の暗い色と絶妙にマッチして。

花マクロ3-08

個人的には初めて見る花。この赤い円筒状のものが花びらなのかな? 中に見える黄色っぽい粒々がおしべ(めしべ)?

花マクロ3-09

ところで、マクロレンズで写真を撮ってみて分かったのは、ブレ易いってこと。

このレンズをマクロモードにすると絞りがF6.0になり、シャッタースピードは1/80程度まで下がることもあります。日が陰ってくると1/30とか。速くても1/160程度かな。

花マクロ3-10

花は風にも揺れるので、手ブレだけでなく被写体ブレってのもあるのでしょうが、なんだかんだ半分以上がブレた写真になってしまいます。

花マクロ3-11

そんなこともあり、このオリンパスのズームレンズを持ち出すときは、本体内に手ブレ補正機能のあるE-PL3とセットで出かけます。

花マクロ3-12

ということで、パナソニックの DMC-GM1SK を買ったことでほとんど使われなくなっていたE-PL3が再活躍するようになりました。


オリンパス 12-50mm/F3.5-6.3で撮るマクロな世界(2)

オリンパスのマクロモード付ズームレンズで撮った花の写真の続き。

唐突ですが、マクロレンズとは何なのか? 

花マクロ2-05

マクロレンズというのは「被写体を大きく写せるレンズ」とのこと。「被写体を大きく」するには近づけばいいので、近づけるレンズがマクロと思ったら、それは間違いらしい。

花マクロ2-04

逆に言えば、中望遠レンズなどで近くに寄ることができなくても、被写体を大きく写せるのなら、それは「マクロレンズ」ってことのようです。

花マクロ2-03

マクロレンズというと、レンズを花に接触するくらい近づけて撮影しているイメージを持っていたので、「マクロレンズ=寄れるレンズ」と思ってたけど、違ったんですね。

花マクロ2-02

被写体を大きく写せるのがマクロレンズということですが、「じゃあ、どれくらい大きく写せるの?」というのを表す「最大撮影倍率」という言葉があります。

花マクロ2-01

「マクロレンズ」とは、だいたい最大撮影倍率が0.5倍~1倍のものを指すらしい(「最大撮影倍率1倍」って、言葉としては理解できても、意味としては理解不能だな~)。

花マクロ2-06

オリンパス 12-50mmのマクロモードでは、最大撮影倍率0.72倍(35mm換算)。因みに、マクロモードの焦点距離は43mm(換算86mm)に固定されます。

花マクロ2-07

もう一つ誤解していたのは、「マクロレンズって、マクロ撮影にしか使えないんでしょ」って思っていたら、人でも風景なんかでも普通に撮影出来るんですね。

花マクロ2-08

そんな誤解をした一因は、以前使っていたクローズアップレンズにあります。クローズアップレンズを使うと、ある一定の範囲しか焦点が合わない。なのでマクロレンズも・・・・

花マクロ2-09

クローズアップレンズを “以前” は使っていたのに今は使っていないのは、やっぱり面倒臭かったから。

花マクロ2-10

街の風景を撮影しながら歩いていると、綺麗な花が咲いている。そこでクローズアップレンズを装着して撮影し、また街並みを撮るために外して・・・・やってられない。

花マクロ2-11

私の中には、マクロレンズで風景を撮影するなんてイメージはまったく無かったので、実を言えばこのことに一番驚いたくらい。

花マクロ2-12

うーむ、マクロレンズの面白さに嵌ってしまい、更に次回へと続きます。


オリンパス 12-50mm/F3.5-6.3で撮るマクロな世界(1)

オリンパスの 12-50mm/F3.5-6.3 というズームレンズを買ったら、これが使い易いというか、撮るのが面白い。

このところ、単焦点のレンズばかりを使っていたけれど、ズームレンズを使い出すと、やっぱり便利なのは間違いないわけで。

花マクロ1-01

パナソニックの LUMIX GM1 にセットされてきたレンズは 12-32mmのズームレンズですが、テレ端が50mmってのは、キットレンズの32mmよりも間違いなく活躍範囲が広い。

花マクロ1-02

12-50mmが気に入った点はいくつかあるけれど、全ての焦点距離でレンズの長さが変わらないインナーズームというのが、私の中で結構ポイントが高いです。

花マクロ1-03

LUMIX GM1 のキットレンズも、以前買ったオリンパス E-PL3 に付属してきた2本のズームレンズも、いずれもズームに合わせてレンズ長がグググッと伸びるレンズでした。

花マクロ1-04

これが、個人的にはどーしても格好悪く思えて嫌だったんです。その点、12-50mmは最初から長いんだけど、その長さが変わらないってのは潔い(?)なって。

花マクロ1-05

花をアップで撮ろうとした時、花に近づき、ズームしていくと、レンズの先端が花に向かってググッとせり出してくる。これ、想像しただけでなんか恥ずかしくなってしまう。

花マクロ1-06

ワイド端が12mmなのも使い易いし、そこから50mmまでレンズ長の変化無しにズーム出来てと、お気に入りのポイントはいくつかあるけど、でも一番はマクロモードでしょうね。

花マクロ1-07

このレンズにマクロモードが無かったら、買ってはみたけど、重いし、長いし、暗いし、嵩張るしで、もしかしたらほとんど使わずに仕舞い込んでしまった可能性も。

花マクロ1-08

当然、購入する前にネットでレビューを調べたりしましたが、あまり人気の無いレンズらしくて、レビュー自体の数が少ないし、その評価も決して高いものではなくて。

花マクロ1-09

なので、このレンズにマクロモードが無かったら買おうとは思わなかったでしょうね。でも、マクロレンズってのを一度使ってみたかったんです。

花マクロ1-10

正確にはマクロレンズではなくマクロモードなので、キチンとしたマクロレンズには色々な面で劣るのでしょうが、私のような初心者には必要十分以上のクオリティに思えます。

花マクロ1-11

で、実際にマクロで写真を撮ってみると、いやいや、これが楽しい。何の技巧も無しに、単に花を大きく写しているだけですけどね。

花マクロ1-12

花の写真を撮るには最高の季節だし、楽しすぎてついついたくさん撮ってしまったので、もう1~2回続きます


オリンパスのズームレンズ 12-50mm/F3.5-6.3 を購入

数日前に、オリンパスのマイクロフォーサーズ用交換レンズ 25mm/F1.8 を買ったばかりなのに、またレンズを買ってしまった。

同じくオリンパスのレンズだけど、こちらは 12-50mm/F3.5-6.3 というズームレンズ。35mm判換算で24-100mmなので、日常で使うには便利な範囲をカバーしてくれます。

更に、電動式ズーム機構を搭載している上に、防塵・防滴仕様という特徴も兼ね備えた、かなり魅力的なレンズ。ただ、開放絞り値が暗いのがちょっと気になるかな。

オリンパス12-50mm箱

長い! 重い!

箱から出して手にした第一印象は、長い!ってこと。カタログ数値的には83mm。前回買った 25mm/F1.8 でも長いなって感じたのに、それの約倍の長さですからね。

オリンパス12-50mm

重さも、最近常用しているレンズの14mm/F2.5 の 55g に対して、212g と4倍近い重量なので、ズッシリとした重量感があります。

ま、大きさも重さもある程度は分かっていて買ったのだから、納得はしていますけどね。

オリンパス12-50mm装着

ところで、パナソニックの LUMIX GM1 にセットされてきたレンズは 12-32mm/F3.5-5.6 というもの。言ってしまえば、この望遠側が32mmから50mmになっただけなんですよね(いや、もちろん32mmと50mmとでは大きく違うけど)。

で、この 12-32mm/F3.5-5.6 というレンズを使っているかというと、ほとんど使っていません。それなのに、なぜ大きくて重くて持ち歩くのに重いレンズを買ったのか?

いや、まあ、一番の理由をありていに言えば、安かったから。「どれだけ使いこなせるか分からないけど、取り敢えず買っておこうか」って思えるくらい安かったんです。

一番の魅力はマクロモードかな

もちろん、スペック的に惹かれた要素もあります。それは、マクロモードがあるってこと。

鏡筒の中ほどにあるズームリングを前後3段階に動かすことで、ズームモードを変えることが出来ます。

オリンパス12-50mmマクロ切替

マクロモードにするには、[MACRO]というボタンを押しながら、このズームリングをレンズ先端側にスライドさせます。

鏡筒の手前側にはモード状態を示す窓があって、マクロモードでは[MACRO]と表示されます。ズームリングが中間位置で[E-ZOOM]、手前側にすると[M-ZOOM]に。

オリンパス12-50mmモード窓

[E-ZOOM]は電動ズームで、[M-ZOOM]は手動ズーム。電動ズームの速度はリングを回す角度によって、ゆっくりから早くまで3段階の速度調整が可能です。

電動ズームは静かにスムーズに動くので操作していて気持ちいいけど、通常の使用では瞬時にズームできる手動ズームの方が使い易いかな。

ただ、手動ズームの時のザリザリ感が気持ちよくないんだよねー。

まだ使い込んでいないので主に外観でのインプレッションですが、購入価格を考えれば十分以上に満足しています。いろんな場面に持ち出してみたいなって。

それにしてもこの長さはちょっと辛いかな。構えて撮る時のバランスは悪くないんだけど、持ち歩くのはね・・・・

12-50mm装着上から


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