初めてのスケッチアップ - (6)複数を同時コピー

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第6回。

第5回の前回は、ウッドデッキの床下に脚を一列作りました。今回は、この脚を更に増やしていきます。

現在は、床の裏手前側に1列の脚が出来ている状態です。これを奥にもう2列作っていきますが、1本ずつコピーしていくより、列としてコピーしてみましょう。

脚の複製7

選択しやすい視点に回転させて

選択ツールで5本の脚を枠で囲んで選択したいのですが、不要なものまで選択に加わってしまい易いので、オービットツールで選択しやすい角度に回転させてから行います。

上の状態で選択ツールの枠で囲むと、何枚かの床板も一緒に選択されてしまうので、下のように真横から見た視点にして選択しました。

グループコピー1

ところで、選択ツールのカーソルでオブジェクトをクリックして選択することも可能です(今回のような場合は、事前にグループ化してあることが必要ですが)。

さらに、選択ツールの状態で、[Ctrl]キーを押すと「+」になり、[Shift]キーを押すと「±」となるので、新たなオブジェクトを加えたり、不要なものを外したり出来ます。

なので、複数のオブジェクトを選択ツールの枠で一度に囲んで選択するよりも、オブジェクトを選択ツールでクリックして選択し、そこに[Ctrl]キーを押しながら「+」していく方が楽な場面が多いかもしれません。

さて、青い枠が大きいですが(なぜか分かりません)、これで5本の脚だけが選択されている状態です。

グループコピー3

移動ポイントが見え易い視点に回転させて

続いて移動ツールで移動してコピーしていきますが、上のまま作業を進めようとすると、コピーする場所の指定が難しいので、ここでもオービットツールで視点を変えます。

横からの視点に変えてから、移動ツールのカーソルを動かして、一番手前側の脚の左下角に紫色の丸マークが現れる場所でマウスをクリック。

グループコピー4

そのままカーソルを左方向へ、脚の左下角の紫色の丸マークが、補助線の交点と重なるところまで動かし(この時点では「移動」状態です)、

グループコピー5

そこで[Ctrl]キーを押すと「コピー」状態になるので、

グループコピー6

続いてマウスをクリックして位置を確定します。

グループコピー7

間にもう1列の脚を入れたいので、前回と同じように、キーボードから「/2」と入力してリターン。これで5×3列の脚が完成しました。

グループコピー8

これで一旦、ウッドデッキの床の基本形が完成。次回は、これに手を加えて、床の形状を変えたり、個々の脚の長さも変えてみようと思います。


初めてのスケッチアップ - (5)脚をコピーする

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第5回。

第4回の前回は、ウッドデッキの床の裏側に補助線を引き、それを基準に1本の脚を立てました(70mm×70mm×300㎜)が、今回はこの脚を複製していきます。

複製作業をする前に、床板用の角材を作った時と同じように、脚をグループ化し、ついでに表面にテクスチャも貼っておきましょう。

脚にテクスチャを貼る

選択ツールで枠を描いて脚を囲みます。

脚の複製1

マウスの右クリックで「グループを作成」。

脚の複製2

脚がグループ化され、青枠で囲まれているのは選択されている状態を示しています。

脚の複製3

このままペイントツールを選択し、ウィンドウ右に現れるトレイのプルダウンメニューから「木材」を選び、その中から床板と区別するために薄めのテクスチャを選んでペイント。

脚の複製4

コピーしてもう1本脚を立てる

続いて、この脚を右隅にコピーしていきます。移動ツールを選択し、カーソルを脚の上に持っていくと、選択されるオブジェクトが青枠で囲まれます。

この時、移動ツールのカーソル位置によって、脚の各部に紫色の丸いマークが表示されますが、これが脚の手前右下に来るような位置でマウスをクリック(「端点グループ内」と表示されています)。

脚の複製5

カーソルを動かすと脚も一緒に移動してくるので、脚の手前右下の紫色の丸いマークを、右隅の補助線の交点に合わせ、[Ctrl]キーをクリックすると、脚が複製されます。

脚の複製6

ここでマウスをクリックすれば、コピーした脚の位置が確定します。

(少し脇道に逸れますが)実際にやってみれば分かりますが、移動ツールを立体の上で動かしていると、様々なオブジェクトが「選択されるよ」という青枠で囲まれます。

色々とやっている内に、間違って意図していないオブジェクトを選択してしまい、つい移動させてしまうといったミスを(私は結構頻繁に)犯します。

そんな時は、移動してしまったオブジェクトの場所を確定してから(マウスでクリックしてから)、お決まりの[Ctrl+Z]のショートカットで元に戻せます。

2本の脚の間に、さらに脚を立てる

さて、この2本の脚の間にも脚を立てましょう。脚と脚の間を450mmくらいにしたいので、さらに3本の脚を立てることにします。

やり方は簡単です。上の状態に続いて、キーボードから「/4」と入力してリターンすれば、ピッタリ4分割する場所に3本の脚がコピーされます。

脚の複製7

次回は、更に奥行き方向へと脚の数を増やしていきます。


初めてのスケッチアップ - (4)補助線を描く

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第4回。

第3回の前回は、ウッドデッキの床を作りました(1800mm×985㎜)が、今回は、この床に脚を立てていきます。

脚を立てるのは床の裏側なので、「オービット」ツールを使って床を裏返しにします。

脚を立てる1

さて、先ずはその脚を立てる場所を決めるための補助線を描いていきましょう。補助線は、「メジャー」ツール(T)を使って描くことが出来ます。

脚を立てるのは、床の四辺からそれぞれ内側に20mmの場所とし、脚として使うのは70mm×70mmの角材です。

補助線を描く

メジャーツールを選択し、床の一辺(エッジ)をクリックします。

補助線1

マウスを動かすと、床の一辺からの距離がでます。

補助線2

ここで、キーボードから[20]と入力しリターンを押すと、床の一辺から20mmのところに平行に黒の点線(補助線)が引かれます。

補助線3

残りの三辺に関しても同じ作業を行い、床の四辺から内側20mmの場所に4本の補助線を描いていきます。

補助線4

脚を立てる

いよいよ脚を作成していきましょう。先ずは、左手前の隅に1本立ててみます。

長方形ツールで補助線の交点から正方形を描きます(クリックしてマウスを動かす)。

脚を立てる2

カーソルの近くに「面上グループ内正方形」と出ている状態で、キーボードから[70]と入力してリターンすると、70mm×70mmの正方形が描けます。

脚を立てる3

続いて、プッシュ/プルツールで正方形の上でクリックし、カーソルを動かすと立体が出来るので、必要な高さ[300]を入力してリターン。

脚を立てる5

この辺りの作業は、床を構成する角材を作る過程と同じなので、分からないようであればそちらの記事も参考にして頂ければと思います。

脚が1本完成しました。次回は、この脚を複製してウッドデッキの裏側に複数の脚を立てていきます。


初めてのスケッチアップ - (3)板材で床を作る

3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第3回。

第2回の前回は、ウッドデッキの床板を作るための板材(105mm×30mm×1800㎜)を作りました。

今回は、この板材をコピーして床を構成していきます。

「移動」ツール(M)を選択し、カーソルを立体の上の持っていくと、その場所によって「エッジ上グループ内」とか「面上グループ内」とか出て来るので、ここは取り敢えず「エッジ上グループ内」のところでマウスクリック。

コピー1

その状態でカーソルを動かす(ドラッグではない)と立体も一緒に動いてきますが、ここで気を付けるのは「緑の軸上」で移動させること(軸に沿って動かすこと)。

コピー2

そのまま適当なところで[Ctrl]キーをクリックすると、コピー状態となって、移動する前の位置にも元の立体が現れます。

コピー4

板と板の間に5mmの隙間を設けたいので、移動距離を110mm(板幅105mm+隙間5mm)として、キーボードから入力してリターンを押すと、コピー位置が確定されます。

1800×1000mmの床を作りたいので、この板材を9枚並べることにします(105×9+5×8=985mm)。

やり方は、先の「110」の入力とリターンに続いて、「*8」と入力してリターン。

コピー5

なんか小さいのでウッドデッキというよりも簀の子みたいになってしまいましたが、取り敢えず床板が完成しました。

次回、床板の裏側に脚を立てていきます。


初めてのスケッチアップ - (2)角材を作る

フリーの3次元モデリングソフトであるスケッチアップの使い方を、ネットの情報を参考にしながら手探りで学んでいこうという「初心者のための初心者講座(?)」第2回。

第1回目は、環境設定とショートカットキーを学びました。今回は、実際に図面を描き始めてみようと思います。

題材はウッドデッキ。試しに小さめなものを作ってみます(床サイズ1800×1000mm)。

今回は、床板を構成する角材作りから。サイズは、105mm×30mm×1800㎜。

長方形を描く

「長方形」ツール(R)で、3軸の原点(赤、青、緑軸の交点)から長方形を描きます(原点に合わせなくても描けるけど、3軸に合わせて置くと、後々作業が楽になります)。

原点付近でマウスをクリックし(ドラッグではなく、一旦、指を放す)、カーソルを移動すると軸に沿って長方形が描かれます。

※スケッチアップの場合、「ドラッグではなく、クリックしてマウスを動かすという操作」が多用されます。

スケッチアップ1

この状態で、「1800,105」(板材のサイズ)をキーボードから入力すると、ウィンドウ右下の「寸法」欄に数値が入り、リターンを押すと 1800×105mmの長方形が描かれます。

スケッチアップ2

プッシュ/プルツールで立体にする

続いて「プッシュ/プル」ツール(P)を選択し、カーソルを長方形の上に持ってくると、その長方形に細かいドット模様が入るので、マウスをクリック(して、指を放す)すると選択状態となります。

スケッチアップ3

そのままカーソルを上方向に持ち上げると、長方形に厚みが出来て立方体となるので、ここで板厚となる「30」を入力しリターンを押せば、105mm×30mm×1800㎜の板材完成。

スケッチアップ4

独立した線と面の “集合体” から、一塊の立体にグループ化する

ここで一旦、この立体を「グループ化」するという手順を踏んでおきましょう。

グループ化していない立体は、それぞれ独立した線と面の集合体なので、作業手順を間違えたりすると、線や面が(意図せず)移動してしまうことがあります。

グループ化することによって、「独立した線と面の集合体」から1つの “塊” とするのです。

「選択」ツール(Space)を選択し、ドラッグして(ここはドラッグ)立方体を囲むように枠を作ると、立方体の線が青に変わり、ドット模様も現れ、選択されたことが分かります。

立方体2

続いて、選択された立体の上で右クリックし、「グループを作成」を選択すればOK。

立方体3

板の模様(テクスチャ)を貼り付けて板らしくする

さて、ウッドデッキの床を作るのにこの板材を必要な枚数分コピーしていくのですが、折角なので木材のテクスチャを貼りつけてみましょう。

バケツアイコンの「ペイント」ツールを選択すると、ウィンドウの右側にトレイが出現するので、そこの「マテリアル」の中からプルダウンで「木材」を選択します。

更にその中から好みのものを選んで、立体の上でクリックすれば木材の出来上がり。

テクスチャ

次回、この板材でウッドデッキの床を作っていきます。


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