初めてのスケッチアップ - (13)ローカルコレクション
3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第13回。
前回、自分でコンポーネントを作成したので、今回はこのコンポーネントをウッドデッキの作成に使ってみようと思います。
先ずは、自分で作ったコンポーネントを使う下準備から。

(多分、空の)ウィンドウが現れるので、一つ前(Components)に戻って、そこにある(筈の)「自作コンポーネント」を選択。

トレイに戻って、家アイコン横のプルダウンメニューを開くと、そこに「自作コンポーネント」という項目があるので、それを選択。

すると、自作コンポーネントの中に、「束石♯1」という名のコンポーネントがあります。

自分で作った束石コンポーネントが使える状態になってるってことです。
トレイの中のコンポーネントをクリックして作成ウィンドウへと移動させると、移動ツールのカーソルと共に選択したコンポーネントが現れます。

ところが、この状態でコンポーネントを目的の場所に移動させてみても、脚の底と束石コンポーネントとを上手く合致させることが出来ません。
互いのポイントを近づけていけば、吸い付くように合致してくれるというイメージなのに、どうも束石コンポーネントと共に動く移動ツールのカーソルのある “場所” が良くない。
因みに、束石コンポーネントを作成ウィンドウ上の適当なところに一旦置き、再び移動ツールのカーソルを近づけると束石の様々な場所に “ポイント” が現れます。
ここで、束石上面に描いた四角の一角にカーソルを近づけてクリックし、続いて[Ctrl]キーを押してコピー状態にします。
すると、コピーされる束石には望みの場所に “ポイント” があるので、それを脚の下端のポイントと合わせるように移動してクリックすれば、見事に束石の設置完了です。

回りくどいやり方だけど、これでやれないことはない。
ここで思い出したのは、前回のコンポーネントを作成する際に出て来るウィンドウの中に、「コンポーネント軸を設定」というボタンがあったこと。
その段階で、この束石コンポーネントの “ポイント” を変えればいいのではないかと。
ということで、次回に続きます。
前回、自分でコンポーネントを作成したので、今回はこのコンポーネントをウッドデッキの作成に使ってみようと思います。
先ずは、自分で作ったコンポーネントを使う下準備から。
ローカルコレクション
トレイのコンポーネントの中の右矢印(かな?)アイコンをクリックし、「ローカルコレクションを開く/作成」を選択。
(多分、空の)ウィンドウが現れるので、一つ前(Components)に戻って、そこにある(筈の)「自作コンポーネント」を選択。

トレイに戻って、家アイコン横のプルダウンメニューを開くと、そこに「自作コンポーネント」という項目があるので、それを選択。

すると、自作コンポーネントの中に、「束石♯1」という名のコンポーネントがあります。

自分で作った束石コンポーネントが使える状態になってるってことです。
コンポーネントを望みの場所に置けない
さて、「束石♯1」コンポーネントを実際に使ってみましょう。トレイの中のコンポーネントをクリックして作成ウィンドウへと移動させると、移動ツールのカーソルと共に選択したコンポーネントが現れます。

ところが、この状態でコンポーネントを目的の場所に移動させてみても、脚の底と束石コンポーネントとを上手く合致させることが出来ません。
互いのポイントを近づけていけば、吸い付くように合致してくれるというイメージなのに、どうも束石コンポーネントと共に動く移動ツールのカーソルのある “場所” が良くない。
正しい “ポイント” を出すことが出来れば
通常だと、“ポイント” が色々と現れてくるはずなのに、自作コンポーネントは(?)移動ツールのカーソルの場所にしかない、ってのが原因らしい。因みに、束石コンポーネントを作成ウィンドウ上の適当なところに一旦置き、再び移動ツールのカーソルを近づけると束石の様々な場所に “ポイント” が現れます。
ここで、束石上面に描いた四角の一角にカーソルを近づけてクリックし、続いて[Ctrl]キーを押してコピー状態にします。
すると、コピーされる束石には望みの場所に “ポイント” があるので、それを脚の下端のポイントと合わせるように移動してクリックすれば、見事に束石の設置完了です。

回りくどいやり方だけど、これでやれないことはない。
ここで思い出したのは、前回のコンポーネントを作成する際に出て来るウィンドウの中に、「コンポーネント軸を設定」というボタンがあったこと。
その段階で、この束石コンポーネントの “ポイント” を変えればいいのではないかと。
ということで、次回に続きます。
初めてのスケッチアップ - (12)コンポーネントを自作する
3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第12回。
前回、ウッドデッキの脚を乗せる土台となる束石(コンクリートブロック)のモデルを作りましたが、今回は、この束石モデルをコンポーネント化していきます。
先に言い訳をしておきますが、「初心者のための初心者講座」というのは、「初心者の私が解説している初心者講座」ということです。
なので、これまで書いてきた内容も含め、間違いがあるかもしれませんし、各々の操作ももっと簡単なやり方があるのかもしれませんが、その辺りはご容赦下さい。
そして、特に今回のコンポーネント関連は、最後にたどり着くまで相当苦労しました。それだけに、「これが正しいやり方なのか分からない」、ってのが正直なところです。
そんな程度の参考にして頂ければと思います。
さて、気を取り直して進めていきましょう。

「コンポーネントを作成」というウィンドウが出るので、定義とか説明とか適当に入力。

「作成」ボタンを押すと、トレイの中に「束石♯1」というモデルが現れました。(トレイはペイントツールを選択する、あるいは「ウィンドウ」→「デフォルトのトレイ」から)

ここからが苦労したところ。トレイの中に「束石♯1」というモデルがあるけれど、次回使おうとしたとき、どこから引っ張り出してくればいいのか分かりません。
トレイの家アイコン横のプルダウンメニューの中を探したけど、見つけられませんでした。

そして、束石を作成中の現在のウィンドウと閉じると、「束石♯1」は消えてしまいます。
先ず、トレイの中の「束石♯1」を右クリック→「名前を付けて保存」。

保存ウィンドウが現れますが、そのまま「保存」せず、ここで右クリック→「新規作成」→「フォルダー」として、このComponentsフォルダーの中に新しいフォルダーを作成。

(ところで、この「Components」というフォルダーがどこにあるのか見つけられない。「C:」→「Program Files」→「SketchUp」→「SketchUp 2017」の中に無い。
結局、「C:」→「ユーザー」→「Administrator」→「AppData」(表示で「隠しファイル」にチェックしてないと見えません)→「Roaming」→「SketchUp」→「SketchUp 2017」→「SketchUp」と辿って行って、やっと見つけました)
「自作コンポーネント」という名前のフォルダを作成。そして「開く」で、「保存」。

これで、「束石♯1」というコンポーネントをいつでも使えるようになりました。多分。
でも、本当に使えるのか? 実は、実際に使ってみようとしたら、「束石♯1」コンポーネントを一部修正する必要があったので、その辺りも含め次回へと続きます。
前回、ウッドデッキの脚を乗せる土台となる束石(コンクリートブロック)のモデルを作りましたが、今回は、この束石モデルをコンポーネント化していきます。
先に言い訳をしておきますが、「初心者のための初心者講座」というのは、「初心者の私が解説している初心者講座」ということです。
なので、これまで書いてきた内容も含め、間違いがあるかもしれませんし、各々の操作ももっと簡単なやり方があるのかもしれませんが、その辺りはご容赦下さい。
そして、特に今回のコンポーネント関連は、最後にたどり着くまで相当苦労しました。それだけに、「これが正しいやり方なのか分からない」、ってのが正直なところです。
そんな程度の参考にして頂ければと思います。
さて、気を取り直して進めていきましょう。
コンポーネントを作成
先ずは、マウスの右クリック→「コンポーネントを作成」。
「コンポーネントを作成」というウィンドウが出るので、定義とか説明とか適当に入力。

「作成」ボタンを押すと、トレイの中に「束石♯1」というモデルが現れました。(トレイはペイントツールを選択する、あるいは「ウィンドウ」→「デフォルトのトレイ」から)

ここからが苦労したところ。トレイの中に「束石♯1」というモデルがあるけれど、次回使おうとしたとき、どこから引っ張り出してくればいいのか分かりません。
トレイの家アイコン横のプルダウンメニューの中を探したけど、見つけられませんでした。

そして、束石を作成中の現在のウィンドウと閉じると、「束石♯1」は消えてしまいます。
コンポーネントを「保存」する
色々と試行錯誤し、「束石♯1」をコンポーネントとしていつでも使えるようになった、その道筋を記しておきます。先ず、トレイの中の「束石♯1」を右クリック→「名前を付けて保存」。

保存ウィンドウが現れますが、そのまま「保存」せず、ここで右クリック→「新規作成」→「フォルダー」として、このComponentsフォルダーの中に新しいフォルダーを作成。

(ところで、この「Components」というフォルダーがどこにあるのか見つけられない。「C:」→「Program Files」→「SketchUp」→「SketchUp 2017」の中に無い。
結局、「C:」→「ユーザー」→「Administrator」→「AppData」(表示で「隠しファイル」にチェックしてないと見えません)→「Roaming」→「SketchUp」→「SketchUp 2017」→「SketchUp」と辿って行って、やっと見つけました)
「自作コンポーネント」という名前のフォルダを作成。そして「開く」で、「保存」。

これで、「束石♯1」というコンポーネントをいつでも使えるようになりました。多分。
でも、本当に使えるのか? 実は、実際に使ってみようとしたら、「束石♯1」コンポーネントを一部修正する必要があったので、その辺りも含め次回へと続きます。
初めてのスケッチアップ - (11)直方体を四角錐台に変形
3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第11回。
前回、ウッドデッキの木材で構築した土台部分がほぼ完成したので、今回はこの土台を地面に設置する際に使う、コンクリートブロックを作っていきます。
ウッドデッキに使われるコンクリートブロックは色々とあるようですが、「束石(つかいし)」と呼ばれるものをモデルとして作ってみようと思います。
大きさは、ベース面が200×200mm、高さ200mm、そしてトップ面は140×140mmの台形の立体のやつ(四角錐台)を作っていきます。

続いて、移動ツールのカーソルで上面の一辺をクリックし、内側へと動かして「30」を入力してリターン。それを四辺で繰り返して、上面を140×140mmの正方形にします。


ペイントツールを選択し、表示される窓から「マテリアル」を選び、その中の「アスファルト/コンクリート」から適当なテクスチャを選んで立体の表面を塗ります。

メジャーツールのカーソルで上面の一辺をクリックし、「35」と入力してリターン。もう一辺からも同じようにして、2本の補助線を引きます。

補助線の交点を起点にして長方形ツールで四角を描き、「70,70」と入力してリターン。

描き加えた四角も含めて、もう一度全体をグループ化しておきましょう。
これで束石のモデルが完成しました。次回は、これをコンポーネント化して繰り返し使えるようにしていこうと思います。
前回、ウッドデッキの木材で構築した土台部分がほぼ完成したので、今回はこの土台を地面に設置する際に使う、コンクリートブロックを作っていきます。
ウッドデッキに使われるコンクリートブロックは色々とあるようですが、「束石(つかいし)」と呼ばれるものをモデルとして作ってみようと思います。
大きさは、ベース面が200×200mm、高さ200mm、そしてトップ面は140×140mmの台形の立体のやつ(四角錐台)を作っていきます。
長方形ツール、そしてプッシュ/プルツールで作った直方体を移動ツールで変形
先ずは、長方形ツールで200×200mmの四角形を描き、それをプッシュ/プルツールで立体にし、200×200×200mmの直方体を作ります。
続いて、移動ツールのカーソルで上面の一辺をクリックし、内側へと動かして「30」を入力してリターン。それを四辺で繰り返して、上面を140×140mmの正方形にします。

立体をグループ化して、色を塗り
選択ツールで描いた枠で立体を囲んで選択し、マウスの右クリック→「グループを作成」。
ペイントツールを選択し、表示される窓から「マテリアル」を選び、その中の「アスファルト/コンクリート」から適当なテクスチャを選んで立体の表面を塗ります。

脚と接合する際のガイド枠を描く
この140×140mmの上面に70×70mmの角材(脚)が乗るので、位置決めのガイド用に四角形を描いておこうと思います。メジャーツールのカーソルで上面の一辺をクリックし、「35」と入力してリターン。もう一辺からも同じようにして、2本の補助線を引きます。

補助線の交点を起点にして長方形ツールで四角を描き、「70,70」と入力してリターン。

描き加えた四角も含めて、もう一度全体をグループ化しておきましょう。
これで束石のモデルが完成しました。次回は、これをコンポーネント化して繰り返し使えるようにしていこうと思います。
初めてのスケッチアップ - (10)完成した部材を修正する
3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第10回。
前回、ウッドデッキの土台を構成する根太と大引を加え、基本的な構造体としては取り敢えず完成です。今回は、これに少し修正を加えていきます。

グループ化されている脚を変形させるには、いったんこのグループを「分解」する必要があるので、選択ツールで右クリック→「分解」とします。

1つの立体の塊から、面と線の集合体に分解されました。移動ツールで “線” を選択したり、プッシュ/プルツールで “面” を選択したりして変形させることが出来る状態です。

プッシュ/プルツールのカーソルを近づけると側面や底面がそれぞれ反応しますが、ここでは底面(脚の底)をクリックしてから下方向に動かし、「300」と入力してリターン。

ここで入力する数値(300)は、変形前の底面の位置を基準としての寸法なので、元の脚の長さが300mmだったので、今回の操作でこの脚の長さは600mmになりました。

一つ忘れていましたが、「分解」して、修正を加え終わったら、再び「グループ化」しておくのを忘れずに、ね。
以前、床板を斜めにカットした際にも「分解」し、そのままにしておいたら、今回の作業をやっている最中、つい間違って意図しない変形をさせてしまったので、自戒の念も含めて。

完成したモデルをグリグリと360度回転させて、様々な方向から見ていると、どこかに不備があったり、あるいは強度が弱そうだとか見て取れるので、本当に便利です。
次回、新しい機能にトライしてみようと思います。
地面にコンクリートのブロックを設置し、その上に脚が乗る形になる予定ですが、そのコンクリートブロックを作るに際し、「コンポーネント」という機能を使ってみようかと。
前回、ウッドデッキの土台を構成する根太と大引を加え、基本的な構造体としては取り敢えず完成です。今回は、これに少し修正を加えていきます。

300mmに揃えて作った脚を、場所に合わせて長さを変える
ウッドデッキの設置場所が斜面になっているので、その斜面に合わせて脚の長さを調整していこうと思います。グループ化されている脚を変形させるには、いったんこのグループを「分解」する必要があるので、選択ツールで右クリック→「分解」とします。

1つの立体の塊から、面と線の集合体に分解されました。移動ツールで “線” を選択したり、プッシュ/プルツールで “面” を選択したりして変形させることが出来る状態です。

プッシュ/プルツールのカーソルを近づけると側面や底面がそれぞれ反応しますが、ここでは底面(脚の底)をクリックしてから下方向に動かし、「300」と入力してリターン。

ここで入力する数値(300)は、変形前の底面の位置を基準としての寸法なので、元の脚の長さが300mmだったので、今回の操作でこの脚の長さは600mmになりました。
作業が終わったら、再びグループ化しておくのを忘れずに
同じ操作を、変更が必要な脚に対して行い、設置場所の斜面に合わせた脚が完成。
一つ忘れていましたが、「分解」して、修正を加え終わったら、再び「グループ化」しておくのを忘れずに、ね。
以前、床板を斜めにカットした際にも「分解」し、そのままにしておいたら、今回の作業をやっている最中、つい間違って意図しない変形をさせてしまったので、自戒の念も含めて。

完成したモデルをグリグリと360度回転させて、様々な方向から見ていると、どこかに不備があったり、あるいは強度が弱そうだとか見て取れるので、本当に便利です。
次回、新しい機能にトライしてみようと思います。
地面にコンクリートのブロックを設置し、その上に脚が乗る形になる予定ですが、そのコンクリートブロックを作るに際し、「コンポーネント」という機能を使ってみようかと。
初めてのスケッチアップ - (9)復習も兼ねて新たな角材作り
3次元モデリングソフト スケッチアップの使い方を、自分でも学びながら、備忘録的にまとめておこうという「初心者のための初心者講座」第9回。
前回の第8回で、床板の形状と脚の位置も確定したので、今回はウッドデッキの床下の構造体となる根太と大引を描き加えていきます。
これまで学んできたことの繰り返しなので、ここまで来ると結構複雑そうな根太と大引も、意外とあっさり描けるようになってる筈。
根太と大引には、70mm×20mmの角材を使いますが、長さは3本の脚の寸法に合わせると「945」なので、「945,70」とキーボードから入力してリターン。

続いてプッシュ/プルツールを選択し、カーソルでクリックしてマウスを動かして立体にし、キーボードから板厚の「20」を入力してリターン。


因みに、選択ツールでグループ化前の立体の一部をクリックすると、そのパーツ(線とか面とか)が選択されますが、連続して3回クリックすると立体物全体が選択されます。
上のように、オービットツールで視点を変えてから選択ツールでやるよりも、こっちのトリプルクリックの方が手軽で楽な場合の方が多いかもしれませんね。
さて、グループ化された木材にペイントツールで色を塗っておきましょう。

そして、同じものをコピーで配置。

残りの2本は短くなるので、ここでは別の木材を別に作りました。

作り方は根太と同じですが、最初の長方形ツールで四角形を描く際に、開始位置を上手く見つけられなかったので、補助線を使ってます。

プッシュ/プルツールを選択し、カーソルでクリックしてマウスを動かして立体にし、キーボードから板厚の「20」を入力してリターン。

こちらもグループ化し、色を塗ります。

そして1本はコピーして作り、短いのは改めて作成しました。

根太と大引の配置、完成です。
次回ですが、取り敢えず長さ30cmで作成した脚を、ウッドデッキの設置場所の地形に合わせて「長さを変える」、という作業をしてみようと思います。
前回の第8回で、床板の形状と脚の位置も確定したので、今回はウッドデッキの床下の構造体となる根太と大引を描き加えていきます。
これまで学んできたことの繰り返しなので、ここまで来ると結構複雑そうな根太と大引も、意外とあっさり描けるようになってる筈。
根太と大引は、70mm×20mmの角材を使って作ります
先ずは根太から。左端の3本の脚に沿うように、長方形ツールで四角形を描きます。根太と大引には、70mm×20mmの角材を使いますが、長さは3本の脚の寸法に合わせると「945」なので、「945,70」とキーボードから入力してリターン。

続いてプッシュ/プルツールを選択し、カーソルでクリックしてマウスを動かして立体にし、キーボードから板厚の「20」を入力してリターン。

グループ化し、塗装し、そして複製
グループ化するために、オービットツールで(選択しやすいように)視点を変え、選択ツールで枠で囲んで選択して、右クリック→グループを作成。
因みに、選択ツールでグループ化前の立体の一部をクリックすると、そのパーツ(線とか面とか)が選択されますが、連続して3回クリックすると立体物全体が選択されます。
上のように、オービットツールで視点を変えてから選択ツールでやるよりも、こっちのトリプルクリックの方が手軽で楽な場合の方が多いかもしれませんね。
さて、グループ化された木材にペイントツールで色を塗っておきましょう。

そして、同じものをコピーで配置。

残りの2本は短くなるので、ここでは別の木材を別に作りました。

補助線を使うと位置出しが簡単になります
続いて、根太の上に重ねるように大引を置いていきます。作り方は根太と同じですが、最初の長方形ツールで四角形を描く際に、開始位置を上手く見つけられなかったので、補助線を使ってます。

プッシュ/プルツールを選択し、カーソルでクリックしてマウスを動かして立体にし、キーボードから板厚の「20」を入力してリターン。

こちらもグループ化し、色を塗ります。

そして1本はコピーして作り、短いのは改めて作成しました。

根太と大引の配置、完成です。
次回ですが、取り敢えず長さ30cmで作成した脚を、ウッドデッキの設置場所の地形に合わせて「長さを変える」、という作業をしてみようと思います。