浅草の名画座が閉館 --- 何かをやるチャンスは「今」しかない

今日、ラジオでニュースを聞いていたら、常設映画館発祥の地である浅草で、最後まで映画上映を続けてきた名画座3館が10月21日、閉館したとのこと。

この3館は、浅草新劇場、浅草名画座、浅草中映劇場なんですが、場所的には浅草六区のウィンズ浅草(場外馬券売り場)の前に並んであり、新劇場は日本映画の名作、名画座は任きょう映画や喜劇、中映劇場は洋画をそれぞれ中心に上映していました。

今年の春頃、浅草の街をブラブラしていたら、名画座の前にいました。上映中の映画のポスターがなんか懐かしくて。

名画座
ポスターの写真を撮ったのですが、前面のガラスの反射でうまく撮れませんでした。次回、PLフィルターを持ってきてもう一度撮影しながら、映画館に入って映画も観てみようと思っていました。

それが閉館のニュース。

今年の頭に奥さんの実家がある浅草で新年会がありました。その時の思いを「その体験は、あと何回くらいできそうですか?」という題で書きました。

親族が集まっての新年会、友人知人との花見、家族で海水浴、・・・・。人それぞれ、毎年同じ様な行事が繰り返され、その時は「また来年もね!」って何の疑問も持たずに言い合います。

でも、次回も同じように行われる保障なんてどこにもありません。当たり前!

それなのに、また次回も同じようなメンバーで同じような楽しい時が持てるよねって、何の疑問も持たずにいる自分がいます。

名画座閉館のニュースを聞いた時、(ちょっと違うけど)同じような感慨を持ちました。いつか来ようって思っている内に半年が過ぎ、そして名画座は無くなってしまいました。もう二度と名画座で映画を観ることはできません。

分かっているのに忘れてしまう真実---チャンスが再び訪れるとは限らない。極端に言えば、明日生きているっていう保障だって無いわけですから。

何かをやろう、やってみたいって思ったら、その思った時に実行する。その「思った」ことが最大のチャンスなんです。よく言われますが、「いつか」は決してやってくることはないのです。

浅草観音温泉も気にはなっていて

そう言えば、浅草でもう一つ気になっていた場所が。こちらも春先に出会ってから気になりながらも再訪していな浅草観音温泉。

浅草観音温泉

少し前に、SMAPの稲垣吾郎さんでリメイクされ話題になった大関のCMですが、オリジナルで「酒は大関、心意気」と、加藤登紀子さんの歌をバックに、雨の中、濡れて走ってくる若尾文子さんに自分の傘を渡し、自分は濡れながら去って行ったのは田宮二郎さんでした。1971年のCMです。

三船敏郎さんの「男は黙ってサッポロビール」は1970年です。

ということで、この看板、40年以上前のものなんです。ツタの絡まる建物といい、入口近辺のレトロな感じといい、正真正銘の“昭和”がここにあります。

入浴料は700円。一度、入ってみたいと思いながらも、ちょっと怖い気持ちも。



皇居の自然と浅草の「男は黙ってサッポロビール」に感動

少しずつ習慣になりつつある週一回の自転車での浅草訪問ですが、行き方にはだいぶ慣れてきたので、せっかくなら色んなところに寄り道しながら行こうかな、と。

桜田通りから東京タワー下を通って日比谷通りへと向かう

いつもは増上寺のわき道を通って芝公園を横断していくのですが、今回はプリンスホテルの横を通って日比谷通りへと向かいます。

ということで、プリンスホテル越しの東京タワー。

プリンスホテルと東京タワー
日比谷通り沿いの歩道を皇居を目指して走ると日比谷公園が見えてきます。

その日比谷公園を左手に見ながら、歩いていて本当に気持ちが良さそうな歩道です。これから初夏に向かって木陰が気持ちの良い季節になっていくのでしょう。

日比谷公園脇の歩道
先日は、このまま直進して皇居の横を走るルートをとったのですが、日比谷通りからお濠を見ただけですので、今回は日比谷公園に沿って左折し、内堀通りを桜田門方面に向かいます。

皇居の周りの“自然”を見ると、観光客が訪れるのも納得です

皇居の手前の交差点でスカイバスに出会いました。二階建てのオープンバスで、乗客も気持ちが良さそうです。皇居周辺を巡るツアーなのでしょう。料金は所要時間約50分で1500円とのことです。

皇居そばオープンデッキバス
桜田門の少し先から見たお濠(桜田濠)です。皇居の周りを走るのはこれが初めてですが、こんなに美しい景観があったとは知りませんでした。ちょっと都心とは思えないような光景です。

皇居お濠

観光客で賑わう浅草と

先ずは浅草寺に(久しぶりに)お参り。

浅草寺
浅草寺の外れから遠くスカイツリーを望む図です。

浅草寺からスカイツリー
仲見世は観光客でごった返していましたが、わき道へと続く伝法院通りもご覧のような状態です。

伝法院通り
いつも平日の昼間に“観光地”を歩くと、なんで平日なのにこんなに人が溢れているのだろうと驚くのですが、考えてみれば、例えば海外の観光地を私たちが訪れるのも“平日”であり、同じことが日本の目の前で起こっているだけなのですから、別に驚くほどのことではないんですよね。

浅草で「男は黙ってサッポロビール」に出会う

ほんの少し外れに行くと閑散として、シャッターが下りているお店も多いですね。

ひさご通り。寂しい感じもしますが趣があると言えば言えなくもないでしょう。雰囲気重視で白黒写真で。

さびれた商店街
ひさご通りから浅草寺へと戻る道沿いにあった浅草観音温泉。看板のキャッチフレーズが懐かしいです。

「酒は大関 心意気」と、加藤登紀子さんの歌をバックに、雨の中、濡れて走ってくる若尾文子さんに自分の傘を渡し、自分は濡れながら去っていく田宮二郎さんのCMが流れたのは1971年です。

「男は黙ってサッポロビール」は、言わずと知れた三船敏郎さん出演のCMですが、こちらは1970年です。

てことは、この看板、40年以上前のものなんですね。

男は黙って
浅草観音温泉、こんど入ってサッポロビールを飲んでみようかな。


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