「フロー」に関する本2冊 -- フローってのは幸福状態なんだ!

PCの中を整理していたら、昔読んだM・チクセントミハイ著 『フロー体験 喜びの現象学』の覚え書きが出てきて、それを読み返していたら何となく心に引っかかるものがあった。

M・チクセントミハイはハンガリー系アメリカ人の社会心理学者で「フロー理論」というもの提唱しています。そして、本書はそのフローについて書かれたもの。

本書の中で、フロー体験とは次のように定義されています。

「一つの活動に深く没入しているので他の何ものも問題とならなくなる状態、その経験それ自体が非常に楽しいので、純粋にそれをすることのために多くの時間や労力を費やすような状態」

簡単に言えば、「時間を忘れるほど、自分がやっていることに夢中になっている状態」。

夢中

誰もが体験したことがあるのではないでしょうか。自分が心底やりたいと思っていることに没頭していたので、いつの間にか時間が過ぎてしまっていた。ま、一種の幸福状態ですよね。

適切な「目標」と、明確な「フィードバック」が必要

“夢中” というのは、自分の心理的エネルギーが一点に集中している状態。逆に、心がかき乱されていたり、漫然と時間を過ごしていると心はカオスな状態にあり、フローとは対極にあります。

チクセントミハイは社会心理学者として長年、「生きる喜び、仕事の楽しさとは何なのか」といったことを研究してきました。そして分かったことは、フロー体験こそが “喜び” や “楽しさ” なんだと。

じゃあ、どういう時にフローを体験し易いのかというと、

「目標を志向し、ルールがあり、自分が適切に振舞っているかどうかについての明確な手がかりを与えてくれる行為システムの中で、現在立ち向かっている挑戦に自分の能力が適合している時」

多分、(私の覚え書きは)翻訳のまま書き写しているのだと思うけど、言いたいことは分からなくもないけど、回りくどい言い回しではありますね。

自分の能力に見合った(心から達成したい、容易ではないけれど現実的な)目標を持っていて、自分の行動に対する明確なフィードバック(目標に近づいているかどうか)がある状態、かな。

こんな時、目標に向けて心が集中し、時の過ぎるのも忘れてその活動に没頭し易くなる、ってこと。そして、人の心は満たされ、心の中に調和が生まれるんです。これこそが人の “幸せ” 。

自分の覚え書きを読んで心に引っかかったのは、まさにこれ。最近、「時を忘れて没頭」したことがないな、心は調和とは程遠いかも。むしろ、カオスに近い?

いま現在、目標に向かって行動している積りはあるけれど、目標に辿り着くまでの「計画」が無いので、自分に正直になれば「漫然と生きている」って言わざるを得ない、かな。

物事が流れに乗っているように、自分でも信じられないくらいうまくいく

この本を読み返してみようと本棚をアチコチ探したんだけど、見つからない。代わりに出てきたのは、チャーリーン・ベリッツ+メグ・ランドストロム共著の『パワー・オブ・フロー』。

パワーオブフローこっちの本ではフローの定義を、

「フローとは自分と他人や世界との垣根を取り払い、宇宙と調和して生きているという実感を味わわせてくれる、努力とは無縁の自然な人生の開花である」

と表現しています。

フローは「努力とは無縁」とありますが、フローに乗って泳ぐことを覚えると、さしたる苦労もせずに楽々と人生を渡っていくことが出来る、ということのようです。

フローに乗れば、ストレスや葛藤がなくなり、不安が鎮まり、深い満足感や喜びを感じられるようになるんだよ、って。

フローを日本語にすると「流れ」でしょうか。物事が流れに乗っているように、自分でも信じられないくらいうまくいく。1度や2度くらい、似たような経験をしたことがあるかもしれませんね。

そんな状況を「意図的」に、そして「いつでも」生み出すことができたなら、そりゃあ素晴らしい!

そんなフローに乗って生きるために必要な、9つの「心の法則」が紹介されています。
  1. 物事に真剣に関わる
  2. 自分に素直になる
  3. 勇気をもつ
  4. 情熱を忘れない
  5. 今、ここに生きる
  6. 心に壁をつくらない
  7. 物事をあるがままに受け入れる
  8. 前向きに生きる
  9. 信頼する
どれもこれも珍しいものではありません。これまでにも、いろんなところで目にしてきた言葉でしょう。中身もよく分かるし、そうあるべきだと思う。

じゃあいつも実践してる?って問われると、胸を張って「Yes」とは言えない自分がいます。

どれも “本気” でやろうとすると、その気合に比例して大きな壁が立ちはだかってくるような気がする。でも、やった分だけ大きな見返りがあるってのも、誰もが知ってること。

真剣に、そして素直に、勇気と情熱を持って、人と共に前向きに生きる。

漫然と時を過ごすなんて勿体なさ過ぎる。それこそ人生なんて、漫然と生きていても夢中で生きていも、いずれにせよあっという間に過ぎ去ってしまうんですから。



2015年 元旦 今年はどんな年にしていきましょうか

2015年元旦。
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

紅白歌合戦の後半を見て、「ゆく年くる年」を見て、「今夜も生でさだまさし」のオープニングを見てから、奥さんと次男と一緒に近所の神社に初詣に出掛けました。

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本当に小さな神社なのに、それでもお参りに訪れる町内の方々が結構長い列を作ります。

昨年は、1時過ぎに行ったら既に終わってしまっていたので、今年は少し早めに行って、列の最後尾につきました。といっても1時近い時間なので、既に列も短くなっています。

神社の上にかかる月は半月を少し超えたくらいでしょうか。その割りに明るく、空には雲ひとつ無く、風も弱いので暖かく(少なくとも横浜は)穏やかな年明けです。

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神社の境内で振舞われていたけんちん汁と甘酒を頂いてから帰ってきました。

一眠りして起きたら、結構いい時間になっていました。外を見ると、雲は多いけど青空も見えて、元旦としてはまあまあ良い天気ではないでしょうか。

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ところが、おせち料理と燗酒を楽しみながらニューイヤー駅伝を見ていたら、雪がチラつきだしました。空は一面の雲で、青空はどこかに行ってしまったようです。

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チラつく程度かなって思っていましたが、意外としっかりとした雪模様。それでも夕方には、また晴れ間が見えるくらいまで回復しましたが。

一休さんは、「正月や冥途の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」と詠んだそうですね。昔は「正月=めでたい」という気分だったのが、年を取るにつれ「冥途の旅の一里塚」という意識も少しずつ否定できなくなってきてる自分がいるのが少し寂しい。

2015年の目標? テーマ?

さて、本当に月並みな感慨ですが、1年が経つのはあっという間。2014年の正月に、「今年の目標は」なんてことを考えていたのは、つい先日のような気がするのに。

何が言いたいかというと、年の初めに目標を立てても、その目標に対して毎日キチンと向き合って生きていく意識を常に持っていないと、ゴールを見ることなく(どうかするとスタート地点さえ見ることなく)いつの間にか1年が終わってしまうことに(人のことではなく、自分のことね)。

そんな思いを持ちながら、今年の一年はどんな目標を立てて、どうやって生きていこうかと。

2014年に書いた「本と出合う」や「よき人生か?」カテゴリの目次を作りながら、中身をチラチラと読み返していましたが、その中で見つけた今年1番のテーマは「与える人でいる」ってこと。

以前から同じようなことを意識することはあったけれど、明確に「なるほど、そうなんだ!」って思ったのは、アンソニーロビンスのセミナーの講師の一人であるジェイ・エイブラハムの話から。

彼は、私たちに「あなたは “与える” 人なのか、それとも “奪う” 人なのか」と問い掛けました。

直近で言うと、佐々木 かをりさんの著作 「自分が輝く7つの発想」の、全体を通してのテーマは、「与える人でいる」ということだと受け取りました。

「与える」とか「与える人」というのは何か大げさなことではなく、周りのために積極的に行動を起こしたり、「ありがとう」と言ったり、挨拶をしたり、笑顔を振りまいたりする人になればいいだけ。

どれも簡単なことなのに、じゃあ自分は出来ていたかというと、 “否” という答えしか返ってきません。ということで、再び今年のテーマは「与える人でいる」ということで。

自分で忘れないように、もう一つ付け加えておこう。ここ数年さぼっている英検一級へのチャレンジに、今年こそは取り組みたいな(いや、 “取り組む” って断言しないとな)。


月間走行距離300km超え -- やる気はどこから生まれてくる?

今月、人生初の月間ランニング距離300km超えを達成。これまで、200kmを超える事もそれほどなく、記憶では250kmを超えた事もなかったと思います。それがいきなりの大台達成。

月の前半に順調に距離を稼げて、月半ばで150kmを超えると、自分の中で期待感が高まってきたんです。こりゃー、残り半月頑張れば、初の300km超えが出来るかもって。

残り1週間くらいになると、目標達成も見えてきて、もうやる気満々です。

ランニング大会

このところ、月200kmというのを一つの目標にしていました。毎月、ゼロからスタートする訳ですが、また200km先を目指すのかと思うと、やっぱり気は重くなります。

最初の1週間くらいは、あまり気持ちが乗って来ません。でも、走行距離が蓄積してくると、徐々に気持ちも高ぶっていきます。そして最後の1週間はやる気満々。

そんなもんなんですよね。

やり始めないと、やる気は出て来ない

TOKYO FM で平日の夜に毎日放送されている「SCHOOL OF LOCK !」(LOCK は音楽のロックではなく、未来の「鍵」という意味)という番組が結構好きで、よく聞く機会があります。

メインターゲットは中高生なので、私なんか全くの的外れなんだけど、彼らの悩みや頑張りを聞いていると、なんかこっちまで勇気を貰える事も多いんです。

そんな中、例えば受験生が電話で参加して「来年に受験を控えていて、受験勉強を頑張らなきゃいけない時期なのに、やる気が出なくて困ってる。どうしたらいいんでしょう」なんて話がでてきます。

それに対しして、パーソナリティーの “校長” がお決まりのように口にする言葉があります。それは、こんな言葉。

やり始めないと、やる気は出て来ない。やり始めれば、やる気は後からついてくる。

言葉は正確ではないかもしれませんが、意味合い的にはこんな感じです。

この言葉には、私も全く同感です。

「何かをやらなくちゃいけないのに、やる気が出なくて困っている」。言葉面だけ見ると、なに甘ったれてるんだよ! って感じですが、こういう状況には多くの人が出会った覚えがあるのでは。

私なんか、しょっちゅう直面してますけどね。そんな時頭に浮かぶのが先の言葉です。

やる気が出ないのは、そのやるべきことの大変さ(面倒臭さ?)がやる前から見えているのが原因です。やるべきことを前にして「どうしよう」って、その先に見える “困難” を眺めている状態です。

やるべき事を眺めているだけでは、そこには何の変化も生まれることはない

例えば100個の課題があって、当たり前だけどやり始めない限り、この100個は減ることなく100個のまま。だからいつまでたっても、これに取り組もうという意欲がでてきません。

でも、最初の1個をやってみると、残りは99個になりました。その勢いで何とか最初の10個をやり終えると、残りは90個になっています。

10個やったことで、100個あった課題が90個になったという事実と、10個やるのにこれくらいの時間なら、残りの90個はこれくらい頑張れば3日もあれば出来るなという見通しが立ちます。

課題が減っていくにつれ気持ちが軽くなり、先が見えることで不安感や焦燥感といった感情も落ち着いていきます。そして “終わり” が見えてくると、もう早く先に行きたいという気持ちでいっぱい。

結局、最初の一歩が一番大変なんです。一歩踏み出した時点で、もしかしたらやるべきこと全体の半分くらいは達成してしまっているのかもしれません。

このブログ書きも同じ。なんかテーマが浮かばないなー、やる気が出ないなーって思っているだけだと、いつまでもテーマは浮かんでこないし、やる気は出てきません。

でも、無理やりにでもテーマを決めて、取り敢えず最初の一文を書いてみると、そこからイメージが湧いてくる事が往々にしてあります。やっぱり一番大変なのは、最初の一言なんです。

「それ」 が何であれ、先ずは最初の一歩を無理やりにでも前に出してみる

自分にも、いつもいつも言い聞かせていかないとな、って。そんな反省の多い1年だったような気がします。


「100のリスト」という地図を片手に、冒険の旅に出かけませんか

このブログのカテゴリの一つに「1000のリスト」というのがありますが、それは、ロバート・ハリス著 「人生の100 のリスト」という本に触発されてのものです。

この本の紹介の時にも同じ言葉を引用させて頂きましたが、再び。

「人生のリストを書くことは、自分のやりたいことを明確にすることだった。

ぼくはこれから一体、どんな人生を歩んでいけばいいのだろう。

19歳のとき、このことについてかなり真剣に考えた。そしてその結果、100の項目からなる『人生のリスト』というものを作成した。自分の将来を決定づけるようなリストだった。これを作ったおかげで、今のぼくがこうしてここにいると言っても過言ではない」

この思いに共感して「1000のリスト」というカテゴリを設けたのですが、ブログ開設からこの「第1稿」まで1年半の年月が流れました。

なぜ? 

それは最後に書くとして、先ずは私の「100のリスト」を。



やりたいこと、達成したいこと
  1. 世界トライアスロンシリーズ横浜大会出場
  2. 年賀状を筆書きで出す(くらい上手になる)
  3. ランニング仲間と箱根駅伝コースを走る
  4. 10Kmを40分台で走る(もう一度、そこまで体を戻す)
  5. ハーフマラソンを90分で走る(同上)
  6. フルマラソンで3時間半を切る(同上)
  7. ブログ更新(先ずは)1000号達成
  8. 100のリストを共有する友人を(取り敢えず)100人作る
  9. 英語で苦労なく会話ができるようになる
  10. 自分でも惚れ惚れするような写真を撮る
  11. 見上げる星空に感動して泣く
  12. ゴルフで90を切る
  13. ファーストクラスで海外旅行
  14. ログハウスを自分で建てる
  15. 結婚25周年旅行でタヒチを再訪
  16. 講演を頼まれる
  17. 村上春樹とマラソン会場で出会う
  18. 100のリストの内容を実施するのに困らないだけの収入
  19. 海外で寝台列車の旅を楽しむ
  20. ホノルルマラソン(再)参加
  21. ニューヨークシティマラソン参加
  22. ゴールドコーストマラソン参加
  23. サンフランシスコマラソン参加
  24. マウイ島オーシャンフロントマラソン(再)参加
  25. ウルトラマラソンに出場
  26. カジュアルなパーティーで○○○○○をする
  27. ボロボロになって埋もれているビンテージバイクを発見して再生する
  28. 本を出版する
  29. 自分で作ったアクアリウムに見惚れながら人生に思いを馳せる
  30. 万華鏡を創る
  31. 東京オリンピックを会場で直に見る

行きたい場所、そこでしたいこと
  1. 青森の十三湖で写生
  2. 津軽鉄道のストーブ列車に乗って太宰治の故郷を訪ねる
  3. ミュンヘンオクト―バーフェストでドイツ人と騒ぐ
  4. タヒチの海に染まる
  5. 四万十川をカヤックで下る
  6. ベルサイユ宮殿の庭で昼寝をする
  7. ミラノ公園の木陰のベンチで本を読む
  8. パリのオイスターバーでバケツ山盛りのカキを食べる
  9. 黄昏時のスペインの街角、バルでビールを飲みながら現地の人と意気投合
  10. ポルトガルの岸壁で、遠くの海を見ながら物思いにふける
  11. 山本周五郎の描いた浦安の街で「青べか」に思いを馳せる
  12. オーロラを見る
  13. 屋久島の縄文杉に挨拶に伺う
  14. リゾート地のプールサイドでトロピカルドリンク片手に本を読む
  15. サンゴ礁の海でシュノーケリングしながら水中写真を撮影
  16. サンフランシスコの海岸沿いをランニングと自転車で堪能する
  17. 函館で取れたてのイカ刺しに舌鼓を打つ
  18. 瀬戸内海で新鮮なタコを思う存分食べる
  19. 青海川駅で夕陽の写真を撮る
  20. 角島大橋で美しい写真を撮る

自転車で
  1. 自転車でイタリア半島縦断(ミラノ~アマルフィ)
  2. 自転車でマレー半島縦断(バンコク~ジョホールバル)
  3. 自転車でヨーロッパの街並みを走る
  4. 自転車で本州横断(横浜-上越)
  5. 自転車でしまなみ海道を走る
  6. 自転車で四国一周
  7. 自転車で九州一周
  8. 自転車で北海道一周
  9. 季節毎に一回、輪行で各地を訪れる
  10. ブルベに参加
  11. 沖縄センチュリーランに参加

習う、習得
  1. TOEIC 満点(990点)
  2. 英検1級
  3. カヌーをやる
  4. 絵を習う
  5. 写真のセンスを磨く
  6. 書道を習う
  7. ピアノを習う
  8. ○○○を個人コーチに習う
  9. スイミングを個人コーチに習う
  10. 3kmを1時間で泳げるようになる
  11. ボディーボードを楽しむ
  12. サーフィンでチューブライディング
  13. フォークギターで盛大な拍手を貰う
  14. 瞑想に親しむ
  15. 人が振り向くような素敵な歩き方をマスターする
  16. 毎年、新しい才能をひとつずつ身につける
  17. カラオケで自分の歌声に酔う

物欲?
  1. 工作室
  2. 書斎
  3. AVルーム
  4. McIntosh C32(コントロールアンプ)
  5. McIntosh MC2505(パワーアンプ)
  6. 2000GX WorldBoy(RF-868)
  7. 海外に別荘
  8. 自転車用専用工具セット
  9. 自分で選んだパーツで、自分で組み上げた自転車
  10. コンパクトで高性能なカメラ
  11. 防水で装着感バッチリのブルートゥースヘッドホン
  12. MacBook Air
  13. 取り敢えず、Audi R8、かな

人生あり方、生き方、そして死に方
  1. 棺桶に片足突っ込んだ時、「我が人生に悔い無し」って
  2. 「あなたに出会えて本当に良かった」って人から言われる
  3. 覚悟を決める
  4. 明日が楽しみって、ワクワクしながら毎日眠りにつく
  5. アンソニー・ロビンスのセミナーに参加
  6. 自分の感情よりも、相手の幸せに意識を置ける人である
  7. 五大主税介の生き方「悪評の続く限りおれは成長してみせるよ」
  8. 元気に運動しながら年齢を重ね、気がついたら死んでいた
  9. 自分の人生を自分のコントロール下に


ザクザクザクと、先ずは羅列してみて、カテゴリ別に整理したのが上のリストです。

100出すのは結構苦労しました。思いつくままに書いていけば、それなりに出ては来ますが、「本当にそれがやりたいのか?」って自問してみると、「いや、そうでもないかも」みたいなのもあったりで。

「モノを買う」というのは、「死ぬまでにやりたいこと」という「100のリスト」の趣旨からは少しずれるような気もしますが、「やりたいこと」と強くリンクしている面もあるので、敢えて加えました。

逆の言い方をすると、純粋に(?)物欲、所有欲として欲しいモノって、それほど無いってことなのかもしれません。「人生の中でこれをやりたいがために、こいつが必要」って感じかな。

また、「生き方」を(自分なりにしっくりくるような)言葉で表現するのは難しいな、と。言葉にしてしまうと、なんか微妙に “ウソ臭い” というか、「本当に?」みたいな思いも残って。

リストにしたからといって、それだけでその夢が叶うわけではないですよね

さて、前半の続き。

なぜ、思い立ってから、この「1000のリスト」の「第1稿」まで1年半もの年月が必要だったのか?

もちろん人それぞれでしょうが、少なくとも私にとって、「夢」、「願望」、「目標」、「ゴール」、「欲しいもの」といったことを明確にすることは、心に大きな負担のかかることでした。

それは、「自分に夢なんか無い」、「欲しいものはすべて手に入ってる」って自分を誤魔化すことができたなら、私は今いる場所から動かなくて済むから。

こんなことがしたい、あそこに行きたい、あれが欲しい、こんな風に成りたい、あんな風に生きたい。

そして、人生の扉を閉じる時、自分の人生、万々歳だったって思いながらこの世を去りたい。

自分で自分の心の中を覗いた時、出会うであろう様々な夢や願望。それを見てしまったなら、“行動” するしかないじゃないですか。今いる場所から足を踏み出すしかないじゃないですか。

「100のリスト」に載せることって、そのどれもが、単純に財布を開いてお金を出せば手に入るようなことではない筈ですよね。

それを手に入れるためには “冒険の旅” に出る必要がありそうです。

なぜ “冒険” かと言えば、それはあなたにとって未知の領域だから。だって、これまで歩いてきた道を、今まで通り歩いていくことでその「夢」が叶うのであれば、歩き続ければいいだけです。

でも、多くの人にとって、まだ実現出来ていない「100のリスト」の夢を現実のものとするためには、今までとは違う行動を取る必要があるように思います。

さて、“冒険の旅” にでかけましょうか。色んな夢を求めて。

ブライアン・トレー シー著 「カエルを食べてしまえ!」

ブライアン・トレー シー著 「カエルを食べてしまえ!」のご紹介。

題名の元になっているのは、昔から言われているという次の3つの言葉から来ているようです。

カエルを食べてしまえ
「朝一番に生きたカエルを食べれば、その日の最悪事はもう終わったと安心して過ごすことができる」

「もし2匹のカエルを食べなければならないなら、醜いほうから食べよ」

「もし生きたカエルを食べなければならないなら、座り込んでじっと眺めたりしてはいけない」

この「カエル」とは、あなたにとって最も難しく重要な仕事で、いまやらなければどんどん後回しになってしまうことの象徴。

そして、重要な仕事が2つあったら、より難しく大変な方からやってしまえということ。

目指すのはエンドルフィン中毒

難しいことや面倒臭いことが、どうしても後回しになってしまうのは人の世の常。

どうしてもやらなければならないことなら、早くやってしまった方が気持ち的にも余程楽になるのは重々承知していながら、それでも先送りしてしまう。

年を取っても学びませんね。

何かをやり遂げるのは気持ちのいいものです。誇らしい気持ちになることもあるでしょう。たとえそれが大して重要でないことであったとしても、やり終えれば、エネルギーや意気、自尊心が高まります。

ましてやそれが重要なことだったなら、どれだけ気持ちが高揚するかは、言うまでもありません。

それは、物事を成就させることで、脳内にエンドルフィンという物質が放出されるからです。このエンドルフィンが気分を高揚させ、より創造的にし、自信を深めさせてくれます。

言い換えれば、気分が高揚するのは錯覚でもなんでもなく“生理現象” なんですね。そして、このエンドルフィン中毒になってしまえば、後はそれに身を任せるだけで高みへと登ることができるのです。

ただ、“中毒” に至るためには、「難しいことからやり遂げる」という「選択」をし、その選択を繰り返すことで「習慣」にまで昇華する必要があるんですけどね。

本のテーマは、「どんな人生を生きるのか」というもの

「朝一番に難しい仕事を片付けてしまえ」ってのは、ビジネスの話のように思えるかもしれませんが、これって人生も同じこと。まあ、結局のところ、仕事も人生の一部でもあるわけですからね。

この本が説こうとしているのは、どんな人生を生きていくのかということ。別の観点から言えば、有意義な人生を生きるためには、目標を設定して、それを追い求めろということ。

即ち、
  1. 自分の欲しいものを明確にする(目標を立てる)
  2. 欲しいものを手に入れるためにやるべきことをリストアップする(「目標」を「行動」に置き換える)
  3. 行動に優先順位をつけて、重要な順にやっつけてく!(計画を立て、行動する)
シンプルな話ですが、人生の成功への道は、すべてここに凝縮されているのです。

但し、シンプルだから簡単かというと、そんなことは全くなくて、各ステップ共に多くの人にとってかなり難題な筈です。

先ず、自分の欲しいものを明確にする。簡単なようでいて、これが難しい。ベンツが欲しいとか、昇進したいとかといった表面的な欲望なら簡単なんですが(ま、取り敢えずはこれでOKなんですけど)、心の奥底にある「本当に欲しいもの」を見つけるのは、そう簡単な話ではありません。

「人生の100のリスト」のような手段を使って、“表面的なもの” も含めて明らかにしていくのも一つの賢い方法かもしれません。

“今” と “未来” との間に “行動” という橋を架ける

やるべきことをリストアップするというのは、今いる場所と、欲しいものを手に入れた(つまり目標を達成した)未来のいつかとの間に、具体的な道筋をつけることです。

これをやることが、即ち欲しいものを手に入れることに一歩ずつ近づいていく道だという、具体的な “行動” に置き換えていく過程です。「具体的な」とは、直ぐにでも行動を起こせるということ。

これは、「欲しいもの」によってはとても難しい課題かもしれません。

「体重を5kg落としたい」ということなら、毎日これくらいの運動をしてと、割と簡単かもしれません。でもこれが、「尊敬される人になる」みたいなことだったらどうでしょうか。

尊敬される人になるためには、何をすればいいんでしょう? なんか、分かりませんよね。

そんな時は、“どんなことで” 尊敬されたいのか、“誰から” 尊敬されたいのか、“どんな時に” 尊敬されたいのかといった感じで、大きく曖昧な塊を、小さく具体的な事柄に噛み砕いていくと見えて来るものがあるかもしれません。

「私の欲しいもの」が原点であり、また土台でもあるんです

さて、やるべき行動が明確になったら、あとはひたすら行動するのみ。

残念ながら、ここでまた大きな壁が立ちはだかります。行動を起こすことの難しさは、アレクサンダー・ロックハートの著作 「自分を磨く方法」で言及した通り。

“壁” に出会ったら、もう一度「自分が手に入れたいもの」に戻ってみましょう。その「手に入れたいもの」を、どれくらいの強さで欲しいと思っていますか。

その “思い” が “壁” を乗り越えられるくらい強くなければ、あなたはその壁の前で佇むしかありません。思いが弱ければ、「座り込んでじっと眺めている」状態に陥ることでしょう。

あなたの欲しいものは何ですか? そしてそれは、どれくらい欲しいのですか? 結局、ここに戻ってくるんです。ここが全てのスタート地点であり、ことある度に帰ってくるべき場所なんです。

次のドラム缶まで辿り着かなければ、更にその先にあるドラム缶は見えません

著者の、500マイルにわたって、水も食べ物も草もない、見渡す限り黄土のサハラ砂漠を横断した時の挿話は印象に残っています。

茫漠とした砂漠で唯一の目印となるのが、かつてフランス人が道標として設置した黒いドラム缶。これが5キロごとに砂漠の果てまで続いています。

1つを通り過ぎると、もう1つが5キロ先に見えてきます。

このドラム缶とは、「やるべきことリスト」の中にある一つずつの項目です。砂漠の中で、次のドラム缶を目指して一つずつたどっていくように、やるべきことを一つずつ片づけていくんです。

次のドラム缶まで辿り着けば、更にその先のドラム缶が見えると信じることが大事なんでしょう。



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