ミラーレス一眼用の革製リストストラップ4代目完成 -- 凄くイイ!

ミラーレス一眼用に製作途上にある革製リストストラップの4代目ですが、表革と裏革との接着が固まりました。

表側から見ると、間に挟み込んだ舟型のプラスチック板の存在が何となく分かりますね。

ハンドストラップ5号裏表貼り合わせ

以前、革同士の接着にはセメダインスーパーXを使っていたのだけど、最近は木工用ボンドを使っています。木工用ボンドの方が扱いが楽で、固着するのも早いし、接着力に不安も無いしね。

型紙を使って外形を切り、周囲に菱目打ちで穴開け

さて、求めるベルト形状へと余分なところを切り離していきますが、今回は少しデザイン要素を入れてみようかと。

2代目が22mmの幅広で、3代目は15mmと細めに作ったので、今回はこの両方を組み合わせてみようと思います。輪の手首側を幅広にし、ストラップ側は細くしてみます。

ということで、曲線形状になるので、今回は型紙を作りました。

型紙には、外周形状と共に舟型プラスチックの貼り付け場所や、ベルト両サイドの縫っていくラインも書き込んであります。

型紙を両面テープで革に貼り付け、描いた外周形状に沿ってカッターでカットし、4mmピッチの菱目打ちで縫い目の穴開けまできました。

ハンドストラップ5号外形カット

両サイドをトコノールで磨き、両端に補強兼装飾用のヌバックを、これまた木工用ボンドで接着。ただ、革の表面に貼ることになるので、事前に紙ヤスリで革の表面を荒してあります。

ハンドストラップ5号外形カット裏表
ストラップのナイロンテープは、補強兼装飾用のヌバックを貼り付ける前に縫ってベルトに固定し、その上からヌバックを被せて表面から縫い跡を隠してあります。

なんか楽しい縫製作業

あとはシンプルに縫っていくだけ。

今回は、濃紺の糸を選択。何色にしようか悩んだのですが、ベルト内側のヌバックも濃紺だし、表側も引き締まった感じになりそうかなって。

最近、やっと革を縫うことに慣れてきたような気がする。というか、楽しくなってきた。それもこれも、この自作レーシングポニーのお陰。コイツがなかったら、そうはいかなかったと思うな。

両サイドを縫い上げ、最後に両端を重ねて縫い合わせ、手首を入れていくループを作ります。

縫い作業完了

製作前の構想通り、輪の形状を維持しています。革の間に入れたプラスチック板のお陰ですね。

そして4代目リストストラップ完成。カメラに装着してみた。

リストストラップカメラ装着

濃い目の革の色がカメラ本体の色とマッチして、これまでで一番いい感じ。輪の形状も維持してくれているので、手の出し入れも楽々出来、まさに意図通り。

少し輪が丸過ぎる気もするけど、使い込んでいく内にもう少し楕円形になっていくんじゃないかなって思うので、現時点ではこれでいいのだと思います。


カメラのリストストラップ製作もこれで4本目 -- 少し慣れてきたかな

前回、使っていなかった幅広(22mm)のリストストラップを改造して、幅狭(15mm)のリストストラップに作り変えてみようと試みたのですが、結局完成することは出来ませんでした。

でも、途中まで作ってみた感触が良かったので、再挑戦です。

今回は一から作っていきます。

先ずは表裏2枚の革を接着剤で貼り合わせます。こっちが表側。

リストストラップ素材表

裏側はこんな感じ。裏(手首が触る方)には今回も起毛したヌバックを使います。両端には、ナイロン製ストラップテーブを縫い込むために(幅10mmで)切り欠きを入れてあります。

リストストラップ素材裏

途中の製作工程を、これまでと少し変更

リストストラップを作るのもこれで4本目になりますが、今回はこれまでと作り方を少し変えます。

これまではループ状にしたベルトの端部に、補強用(兼アクセント)の1枚革を “覆い被せる” ように縫い付けていましたが、今回は先にベルトの両端に補強革を接着しておきます。

リストストラップ素材両端補強

接着が乾いたら、幅15mmでカット。上の両端の(黒い)補強革を接着する前に、ナイロンベルトは(片端に)縫い付けてあります(そうしないと縫い目が見えてしまうので)。

15mmリストストラップ製作1

これを形を整え、端面をトコノールで磨き、そしてベルトの両サイドを縫っていきます(補強兼装飾)。

15mmリストストラップ製作2

ここも、これまでと作り方を変えます。これまでは、ベルトの両サイドを縫い上げてから(一旦、糸の始末をしてから)、最後に両端を合わせてルーブ状にして(別の糸で)縫っていましたが、今回は両サイドを縫い上げた糸で、そのまま両端を重ねて縫い合わせていきます。

15mmリストストラップ製作3

そして、完成したのがこちら。

幅狭リストストラップ完成

これまでの幅22mmと比べると、ずいぶんスッキリしたかな。

リストストラップ比較

カメラ自体が小さいので、全体のバランス的には今回の幅15mmのリストストラップのほうが似合ってるような気がする。肝心の使い心地の方は、これから評価することになりますが。


美しい革製ミラーレス一眼用ハンドストラップが出来上がった

ゴーレンウィーク期間中にミラーレス一眼用のハンドストラップをレザークラフトで製作し、取り敢えず完成したんだけど、どうも縫い目が気に入らなくて使う気が起こらないってのはお伝えした通り。

そこで、縫い目を綺麗に揃えれるためはどうすればいいのかってのを考察した結果、これなら美しい縫い目に仕上げることが出来そう、という実感を持ったので、ハンドストラップ作りに再トライ。

縫製一歩手前までは前回とほぼ同じ工程

最後の縫製作業手前までは前回の製作と大体一緒なので、ここまでの詳しい過程は割愛します。

表革と裏革(手に当たる感触重視でヌバックを使用)をボンドで貼り合わせ、乾燥するのを待って必要な幅(今回は22mm)にカット。革ベルトの片側にはナイロン製ストラップを縫い付けてあります。

菱目打ち作業完了
ループ状に縫い合わせる端部を補強(兼装飾)するためのパーツを、こちらは茶系のヌバックで用意し、端面もトコノールで仕上げて最後の縫製作業の準備は完了。

重要なのは、左から通した糸を引っ張る方向

先ずはベルトの周囲を縫いますが、レーシングポニーにベルトをセットする際には、右側に表が来るように置き、奥から手前方向へと縫っていきます。

ここでのポイントは前回の解説通り、革の表側から見た時に “左下がり” の(菱目打ちで開けた)縫い穴に(裏側から)通した糸の両端を持って、穴の傾きに沿って(下方向へ)しっかり引っ張ること。

穴の右上を通す

その結果として縫い穴の “右上” に出来たスペースに、今度は右側から針を通していきます。

この時、左から通した糸を “上方向” に引っ張ってしまうと、右側からの針を通すべき位置が曖昧になってしまい、ここで針を通す場所を間違ってしまうと、縫い目に乱れが発生してしまうんです。

ポイントさえ押さえておけば美しい縫い目が完成

上に述べたことを忠実に守って、一針一針慎重に縫っていった結果がこちら。

ハンドストラップ2号縫い目

わたし的には、初めて満足のいく綺麗な縫い目に仕上がりました。

ベルトの両サイドが縫い終わったら、ベルトの両端をループ状に重ね、さらに補強用のヌバックも重ね(都合、ここは6枚の革が重なります)、糸で縫い合わせてハンドストラップ完成。

ハンドストラップ2号完成

ま、細かく見ていくと、縫い目と端面との間隔が一定でなかったりと、100点満点とはいきませんが、少なくとも80点位はあげられそうです。

前回製作したものと比較するとこんな感じ。

ハンドストラップ1号2号比較

前回作って、全長は短いほど邪魔にならないという(当たり前の)反省点に立って、ループの大きさを手首が通るギリギリまで切り詰めました。こうやって見ると、印象も結構違うかも。


レザークラフトで規則正しい縫い目を生み出す方法を図解する

革を手縫した時の縫い方というか、縫い目を綺麗に揃えれるためはどうすればいいのかってのを、前回の結果も踏まえて深く深く考察してみようと思います。

縫い穴の向こう側に出来た隙間に、右側の針を通す

「革 手縫い やり方」といった検索ワードで調べると、色々と出てきますが、典型的な説明は以下のような感じでしょうか。

「革の裏側(左側)から差し込んで表側へと出てきた糸と、裏側に残っている糸(同じ糸の、革を挟んで両側ってこと)とを2本まとめて手前方向にギュッと引っ張り、縫い穴の向こう側に出来た隙間に、右側(表側)の針を通していきます」

実際にはこんな感じ。

革縫い針の通し方

ポイントは、必ず左側から通した糸の “向こう側” に右側の針を入れるってこと。

色んな解説を読んで、この “向こう側” ってのを単に向こう側と理解して、その通りにやってるつもりなのに、それで縫い目が必ず揃うかというと、残念ながらそうはいかないってのが現実。

右上がりの穴に対して、左上がりの縫い目

何が悪いのか? いや、その前に、そもそも正しい(私が求める)縫い目とはどんなものなのかってのを先に明確にしておきましょう。

下の縫い目の写真の、上側が前回の試し縫いによるもの(ダメな縫い目)で、下側が今回の考察結果を反映した縫い方で縫ったもの。そして、この下側の縫い目が求めるものです。

求める縫い目

上の写真は右側から左方向へと縫っていますが、この時、菱目打ちで開けられる1個1個の穴は右上がりです。その右上がりの穴の左下から次の穴の右上へと糸が通るのが正しい縫い目(多分)。

ではどうして常にそうならないかというと、先にも触れましたが、「左側から通した糸の “向こう側” に右側の針を入れる」って表現が(私にとっては)曖昧だったからです。

例えば、最初の写真は通常の(私の)やり方ですが、もしかしたら下の写真(極端にやってますが)のようになってしまっていたこともあったのかもしれません。

針が下?

言葉で書くと、上方向に糸を引っ張ることで、右上がりの穴の隙間が左下に出来、そこに右側の針を入れてしまっていたかも、ってこと。でも、これでも「左側から通した糸の “向こう側” 」なんです。

左側から通した糸の向こう側とは、穴の右上ってこと

糸を通す場所によって生じる違いを図で描くとこんな感じかな。

糸を通す場所
これまた言葉で説明すると、「左側から通した糸の(革を挟んで)両側を、右上がりの穴の “左下” を手前方向へとギュッと引っ張り、穴の “右上” に出来た隙間に右側の針を通す」のが正解。

“意識” としては、左側から出た糸は右上がりの穴の常に左下を通り、右側から通す糸は常に穴の右上を通すことで、一つ一つの縫い目が左上がりとなるようにする。

そんな意識で(少し極端に)やってみたのが下の写真。

右側の針を通す場所

上の写真で上下2段の縫い目がありますが、上段は(取り敢えず揃ってるけど)単に「糸の向こう側に右側の針を」って思いながら縫ったもので、下段が「左側から出た糸は穴の左下に位置し、その右上に右側からの糸を通す」という意識で縫ったもの。

違いは明白。両者の縫い目を拡大したのが、先に紹介した2枚目の写真です。

独断なんで、これが正しいのかどうかはわからないけど、自分的には(ずっとモヤモヤしていたものが晴れて)スッキリした気分です。


カメラのハンドストラップが欲しい -- 「自分で作る」編

カメラのハンドストラップ製作ですが、前回、表側の革と裏側にくるヌバックを接着剤で貼り合わせ、それをカットして形を整え、コバにトコノールを塗って磨くところまで着ました。

今回はこれを縫い合わせていきますが、ループ状に縫い合わせる前に、補強とデザインを兼ねてベルト部の両サイドを縫っていきます。

ループ状にする前に、ベルトの両サイドを縫っていく

先ずは、革のコバから2.5mm位置にデバイダーで縫製ラインを引き、そこに4mmピッチの菱目打ちで穴を開けていきます。

菱目打ち
左端の方でコバと菱目打ちとの距離が近づいているのは、この部分に被せる当て革を重ねて菱目打ちを行った際、ずれてしまったんでしょうね。経験不足? 技術不足? 残念だな。

気を取り直し、レーシングポニーで革を固定して縫っていきます。使うのはえんじ色の手縫い用麻糸(エスコード)。縫製前にロウ引きをしてるんだけど、毛羽立ちが目立ちますね。

革を縫う

ベルト部の縫製作業完了。これが目が揃ってないんだな。慎重に一針一針、同じ手順、同じ動作でやってる積りなんだけど、出来上がって見てみるとアチコチでバラバラ。

表革と裏革を縫い合わせ左下は縫い始め位置を間違えてるし。

ここまで来てしまったら後戻りは出来ません。前を向いて進むだけ。

ナイロン製ストラップを片側に縫い付けてからループ状に縫い合わせる

この時点で、ナイロン製のストラップ部を革ベルトの片側に縫って固定しました。

ナイロンストラップ縫い付け

そして、ベルトの両端を重ねてループ状にし、その上から補強とデザイン要素を兼ねた当て革を被せ、すべてを縫い合わせていきますが、ここが今回の製作で一番悩んだ作業工程です。

当て革、表革、裏革と3枚重ねを更に2重にするので6枚の革を縫い合わせることに。これを6枚いっぺんに菱目打ちで打ち抜くのは上手くいかないんじゃないかと、片側3枚ずつ穴を開けて。

それを、ここで両側の穴位置を探りながら針を通していくのですが、これが難しい。

すべてを縫い合わせ

本当に苦労しながら、一針一針縫い上げていき、やっと完成したのがこちら。

革製ハンドストラップ完成

うーむ。遠目で見ると悪くないんだけど、細かく観察していくと、やっぱり縫い目の不揃いなのが気になる。特に黒い革の上にえんじの糸は目立つだけに、その不揃い感も強調されて。

完成と言えば完成なんだけど、今回の失敗を糧に(忘れない内に)もう一度リベンジしてみたいな。


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