初めてのスケッチアップ(番外編) - 耐火レンガのピザ窯

前回、コンクリートブロックを積み上げて作った土台の上に、今度は耐火レンガを積み重ねて、ピザ窯本体を作っていきます。

耐火レンガもコンポーネントとして作成済み

コンクリートブロックと同時に耐火レンガもコンポーネントとして作ったので、こいつを引っ張り出してきます(自作コンポーネントの使い方は、こちらの記事を参考に)。

レンガコンポーネント
因みに、コンポーネントとして作った耐火レンガのサイズは、65×114×228mm。これを半分に割ったもの(65×114×114mm)も必要なので、そちらも作ってあります。

先ずはコンクリートブロックの土台の上に、耐火レンガを敷き詰めます。

レンガ積み1
うーん、改めて見てみたら整然とし過ぎてますね。スケッチアップでの描きやすさを優先して、レンガの方向を揃えてしまったのが良くなかったようです。

いくつかのレンガを横向きにして、ちょっと配列を変えてみました。

ピザ窯ベース組み
以下の図は、最初の配列のままですが、そこは気にせずに。

壁を組み上げる

ベースの上に壁となる1段目を組み上げます。

レンガ積み22

2段目、3段目も(レンガが互い違いになるように)組み上げ、

レンガ積み32

この上にピザ窯の下の層と上の層とを分離する平板(透水平板:65×300×600mm)を2枚置くので、それを支えるためのレンガを配置(高さを合わせて縦方向に少しカット)。

レンガ積み4

下の燃焼室と上の調理室とに分離

2枚の透水平板をセット。

透水平板1

透水平板の周りをレンガで囲います。後から見ると分かるように透水平板の奥には開口部があり、下段の燃焼熱はこの穴から上の段へと上がってきます。

透水平板3

下の層と同じように、3段のレンガを積み上げて上層の壁を構築。

レンガ積み4

最後に天板となる透水平板を乗せるので、ここでも支えとなるレンガを配置。

透水平板支え2

透水平板を手前側に横向きに置き、周囲をレンガで囲います。

透水平板5

その上にさらに、透水平板を今度は縦方向に2枚置いて、ピザ窯の完成です。

完成

さて、図面上でピザ窯が完成しましたが、実際こいつを作るのにいくらかかるのか、さらなる検討課題はないのか等々、次回もう少し具体的に検討してみたいと思います。


ピザ窯を作ってみたい

ピザ窯を作ってみたい。

荒川弘さんの『銀の匙』の中で、廃棄されていた石窯を修理し、学校内でとれた肉や野菜を使ってピザを焼く場面があるんだけど、出来上がったピザが本当に美味しそうなんだ。

石窯

それ以来、ピザ窯を作って、ピザを焼いてみたいという妄想に駆られていたんですが、ひょんなことからチャンスが巡って来ました。

ちょっと気を抜くと押し寄せる雑草に簡単に侵略されてしまう裏庭に、(活用方法の一つとして)ピザ窯を作るのはどうだろう、って奥さんが言い出したんです。

おー、これ幸いと、さっそくその意見に乗りました。

で、先ずはピザ窯について調べてみることに。

構造的に2つに大別される

ピザ窯(石窯)は、先ずは構造の違いで、1層式と2層式とに分類されます。

一層式のピザ窯は、薪や炭を燃やす燃焼室と調理する場所とが同じ場所になっているシンプルな構造で、「単燃焼タイプ」とも呼ばれます。

二層式の石窯は、薪や炭を燃やす燃焼室と調理する場所とが上下二層に分かれています。

ピザ窯

それぞれメリット、デメリットがあるのは当然。

1層式だと、薪や炭などを燃やして石窯内部の温度を上げてから、火かき棒でそれらの燃料をどかして(排除して)、調理するスペースを作る必要があります。

でも2層式なら、火元をそのままにして調理でき、石窯の温度が下がってくれば、再び薪や炭を焚くこともできるので、連続燃焼タイプと呼ばれます。

一方で、一層式の石窯は構造がシンプルで、小さいサイズで作ることが出来るので、耐火レンガ等の材料も少なくて済み、比較的簡単に作ることができます。

また、炉のサイズも小さいので、炉の温度を簡単に上げることが出来、結果的に調理のときに使う薪や炭などの燃料も少なくて済むので経済的なんです。

ただ、炉のサイズが小さいということは、温度が下がるスピードも速く、追い炊きも出来ないので、調理できる時間が短くなってしまいます。

再び温度を上げるためには、一度調理をストップして再加熱しなければなりません。

2層式なら燃料をそのままにして調理することが出来、石窯の温度が下がってくれば、薪や炭などを追加して温度を維持することが出来るんです。

大人数でパーティーなどをやることを想定するなら、追い炊きすることで長い時間調理することが出来る2層式の方が適していそうです。

勿論、構造が複雑でサイズも大きくなるので、使用する材料も多く必要になり、窯の温度を上げるためには、より多くの薪や炭などの燃料が必要になるというデメリットがあります。

ピザ

石窯では食材を火で直接焼くのではなく、余熱で焼く

ところで、1層式のピザ窯では、「石窯内部の温度を上げたら、火かき棒で薪や炭などの燃料をどかして」って書きましたが、石窯では食材を火で直接焼くのではないんですね。

燃料を燃やすことによって熱せられた石窯内部の耐火レンガの “余熱” で焼くんです。石窯の最大の魅力は、この余熱というか、余熱に含まれる遠赤外線にあるんです。

薪などで加熱された石窯(耐火レンガ)は、遠赤外線を放出します。食材の外側は対流熱によりパリッと焼かれ、同時に食材の内部は遠赤外線によって熱せられます。

その結果、外側はパリッと香ばしく、内側は必要以上に水分を失うことなくしっとりと調理される、ってことのようです。

なるほどねー。ま、理屈は知らなくても美味しいものは美味しいんだけど、個人的には理屈を知ったら、ますますピザ窯を作ってみたくなりました。

構造的には、やっぱり2層式を作ってみたいな。

あとは形状。ピザ窯の形状にはドーム型、アーチ型(かまぼこ型)、スクエア型(箱型)などがあるようです。

熱の “効率” を考えると、ドーム型>アーチ型>スクエア型の順になるようですが、作る際の難易度的には逆の順番になります。

ま、ここは一番シンプルな箱型でいきましょう。

次回、設計に入ります。


ウッドデッキを作りたい -- (2)その覚悟はあるか!?

放っておいたら、いつの間にか雑草が生い茂ってしまい、そうなると私の大嫌いなヘビとかが出てきそうで増々手のつけようが無くなってしまった裏庭。

そこを業者にお願いして綺麗にしてもらいました。でも、このままにしておくと短期間で再び茫々状態になってしまうのは確実。

それなら、雑草避けも兼ねてウッドデッキを作ってみようかと。ところが、構想から設計図へと進むべく、スケッチアップというソフトを使い始めてみたら、これが面白くて。

つい、このソフトの使い方を習熟する方に精力が向いてしまい、本来の目的であるウッドデッキ作りからはちょっと離れてしまっていました。

でも、ようやくスケッチアップの使い方の基本的なところは理解できたように思うので、学んだことを活かして、ザックリとですがウッドデッキのイメージを描いてみました。

ウッドデッキイメージ
デッキ上のベンチとテーブルは、ネット上のデータを使っていますが、それ以外は自分で描いたもの。スケッチアップにある程度慣れると、結構簡単に描き上げられます。

3Dモデルを設置場所の写真に合成してみた

スケッチアップは3次元モデリングソフトなので、ソフトの中で見る視点を自由に変えられます。手元の写真に合わせて向きを決め、キャプチャーして、写真と合体してみました。

ウッドデッキ横
まだ適当な設計で細部は全然詰めていませんが、設置した時のイメージは湧きます。

上から見下ろしたところ。

ウッドデッキ上から
4m×3.6mで作ってみたけど、かなり大きいってことが分かりました。畳の広さに換算してみると、約9畳くらいあります。これなら結構大人数が集まっても収容できますね。

正面というか、下から見上げるとこんな感じになります。

ウッドデッキ正面

これは相当な覚悟が必要かも

3Dモデルとの合成写真を見て先ず感じたのは、「おっと、これは思っていた以上に(かなり)大掛かりな作業だな!」ってこと。

床下の脚で最も長いものは2mくらいありそうです。そして、その脚の数。脚と脚の間隔を約80cmとしていますが、総本数は30本!

これは大変だわ。ここまで長いと、脚同志を結ぶ斜交いも必要だろうし、脚が乗る基礎も30箇所必要なわけで、生半可な積りでいると途中で投げ出してしまいかねない。

ちょっと安易に考え過ぎていたようです。これを素人が作れるのか?

木材の必要数(金額)を(比較的安価なサイプレスで)ザックリ見積もってみると、

床材:25×120×2100mm 56枚 約15万円
脚材:90×90×3900mm 15本 約16万円
根太:38×90×3900mm 12本 約5万円
フェンス:20×90×2100mm 24本 約3万円

木材だけで約40万円! これに必要な工具とか、塗料とか、ネジとか諸々加えていくと、総額で50万円くらいになりそうかな。いや、基礎もあるので60万円くらい?

いずれにしても、進めるには(技術的にも、金額的にも)相当な覚悟が必要なようです。


ウッドデッキを作りたい -- (1)構想

久しぶりに自分の中でモノ作り機運が高まってきている。それも、今回は結構大物。大きさとか金額とかで言えば、自分史上最大なんじゃないかな。

ウッドデッキを作ってみようかと。

雑草で覆われていた裏庭を業者にお願いしてスッキリさせてもらったんだけど、このまま放っておくと、結構短期間で元の木阿弥になりそうな予感が。

単に草が生えないようにするだけなら、例えば砂利を敷き詰めるとか色々と手段はありそうだけど、折角なら有効活用したいなと。

そこで思いついたのがウッドデッキだったわけです。これなら、何とかDIYで出来るんじゃないかと。

で、ざっくりと測量してみると、以下のような感じ。ヒモを張って、イメージ作りをしてみたら、奥さんからもっと広い方が良いのではという意見が。

HUAWEI

ここでバーベキューとか出来たらいいなってことで、そう考えると上のヒモの範囲では狭いということらしい。

取り敢えず、3m×4mと想定して設計を始めてみようかと思案中。

ただ、ここで一つ難関が。この場所、斜面なんですよね。足の長さを場所によって変えれば問題ないだろうって思ってたんだけど、当初の想定以上に斜面が急だった。

ウッドデッキ高低差

下のレンガ面からすると2m以上の高低差がある。となると、周囲にフェンスを設けないと、やっぱり危ないでしょうね。

土台作りも、斜面だと結構大変そうです。

取り敢えず、ざっくり骨組みを作ってみて、それを置いてみました。

ウッドデッキ土台イメージ

ネット上の製作事例を参考に、束柱の間隔を70cm~80cmで設計してみましたが、束柱の数がこんなに多くなるってことに気付いて、ビックリ。なんと33本。

ってことは、この束柱を乗せる(固定する?)土台も33ヵ所作らなければいけないってことで、それも斜面なわけで、これは想像以上に大変な作業かも。

束柱の数もそうだけど、同時に床板の数も結構な数量になる。例えば、長さ4m、幅100mmとすると、3m×4mの面積を満たすには30本必要になります。

ハードウッド系の木材を使うのがおススメらしいけど、これが結構高い! 1本5000円前後する。5000円で30本とすると、床材だけで15万円かかることに。

当初、材料費だけなら10万円もあれば十分じゃね、って思っていたけど、とてもそんな感じには収まりそうもありません。

ま、30万円まではいかないと思うけど、少なくとも20万円以上はかかりそうだなー。

でも、気分的にはヤル気満々なんで、部材の選定含め、本格的な設計に着手してみようかと思います。


バイクのタイヤ交換に人生初トライ -- 後輪を外す

バイクのタイヤ交換初トライですが、ジャッキアップまで書いて、その後の作業風景を書こう書こうと思いながら、ついつい時が経ってしまいました。

少しずつ忘れてきている感覚もありますが、まだ何とか記憶の片隅に残っているようなので、完全に忘れてしまう前に記録として残しておきます。

実作業に入る前にタイヤの外し方を軽くシミュレーションしてあるので、それに沿って進めます。

今回は、後輪を外すところまで。

後輪周りの付属品を外す

先ずは六角穴付きボルト3本で固定されているチェーンカバーを外します。

チェーンカバーを外す

続いて、後輪右側にあるブレーキキャリパーを外します。両側のブレーキパッドでディスクを挟み込む形になっているので、2本の六角穴付きボルトを外し、慎重に上へと持ち上げていきます。

後輪キャリパー外し
外したキャリパーは、油圧ホースに変な力が加わらないように慎重に “ぶら下げておく” ?

ブレーキディスク周りには、もう一つ速度センサーがありますので、これも外します。

速度センサーを外す
いや、実はこいつが速度センサーなのかどうかも、あるいはどんな仕組みなのかも分からなかったのですが、外してみたら分かりました。やっぱり速度センサーでした(多分)。

ブレーキディスクの内側にある、円周上に並んだ窪みでギアを回してるのかなって想像していたら、今はそんな時代ではありませんでしたね。どうも近接センサーのようです(これまた、多分)。

近接速度センサー

これで、後輪周りの付属物は終わり。意外とシンプルに出来ています。

どうやって元の状態に復元するかを熟考しながら

さて、いよいよタイヤ本体を外していきますが、後輪を外すにあたり一番注意したのは、「後で組み直した時に、どうやって元と同じ状態に戻せばいいのか」ってこと。

チェーンの張り具合とか、タイヤの左右の振れとか、ここは慎重にいかないとね。

ボルトの位置を定規で測ったりしましたが、結果として一番効果的だったのは、ボルトの頭やナットの一部に油性マジックで目印を書いておいたことでした。

マジックで印

緩み止めの割ピンを外し、ナットを外しました。四角いワッシャを(結果的にはアスクルシャフトを)後方へと押し付けているボルトは、マジックの印を目印に1回転しか緩めていません。

割ピンとナット

後輪を支えながら(接地するようにタイヤの下のスペースを木材で埋めて)アスクルシャフトを引き抜いていきます。最少は微妙に抵抗があるけど、タイヤの位置を微調整しながらやればOK。

後輪軸を引き抜く
アスクルシャフトを少し引き抜いたら、両側の四角いワッシャはフリーになる(押し付けていたボルトから外れる)ので、ここでチェーンを弛ませ、そして外します。

アスクルシャフトを最後まで引き抜き、後輪が外れました。

後輪交換途中

次回、ホイールから古いタイヤを外し、新しいタイヤを装着していきます。


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