増設した内臓用HDDをフォーマットして使えるようにする

新たに購入した内臓用HDDを、外付け用HDDケースに組み込んでPCに接続し、「エクスプローラー」から「PC」を開いてみると、そこに新しいHDDは見当たらない。

HDDの増設は久しぶりなので忘れてしまっていたけど、どうもフォーマットといった作業をしないと使い始められないらしい、ってのが前回のお話。

先ずは、PC自体がこの新しいHDDを認識しているのか確認してみようと、デバイスマネージャーを開きます。

すると、いました! 赤矢印の「ST3000DM」ってのが増設したHDDです(多分)。

デバイスマネージャー

少なくともHDDが最初から故障してるとかってことではないようなので、一安心。

新たに増設したHDDをフォーマットする

さて、フォーマットをしてみましょう。

「ディスクの管理」を開きます。

下段のスクロールウィンドウをディスク0から下に探していくと、ディスク9に「不明」とあり、「初期化されていません」と表示されるので、どうやらこいつらしい。

ディスク9

先ずは初期化から。ディスク9の枠内を右クリックし、「ディスクの初期化」を選択。

ディスクの初期化

現れたウィンドウには、パーティションスタイルとしてMBRとGPTという2つの選択肢があります。

HDDの容量が2TB以下ならMBRの選択でOK。こちらを選択すると起動ディスクとして使えます(GPTを選んでも、条件によっては起動ディスクとして使えるらしいけど)。

GPTは「2TBの壁」というのを越えるための新しい規格。なので、注意にあるように、「以前のバージョンのWindowsでは・・・・」ってことで、例えばXPとかでは認識しません。

ディスクの初期化2

HDDの容量は3TBなので、迷わずGPTにチェックを入れて「OK」。

初期化にはそれなりに時間がかかるのかと思ったら、なんか一瞬で終わったらしい。

続いて、斜線が入った「未割り当て」部分で右クリックし、「新しいシンプルボリューム」を選択。

フォーマット

「新しいシンプルボリューム ウィザード」が開くので、後は流れに沿って進めるだけ。

ウィザード

ディスク9が、ボリューム(M:)としてマウントされました。

フォーマット済み

「ディスクの管理」を開いてからここまで、ものの数分で終了。なんか、もっと時間がかかったような気がしたんだけど。

再び、「エクスプローラー」から「PC」を開いてみると、今度はボリューム(M:)としてキチンと認識されています。

デバイスとドライブ

これにて、新しいHDDの増設完了です。後は、CrystalDiskInfoで「異常」表示になってしまったWestern Digital製の(購入してから日の浅い)HDDをどうするか、ですね。


USB3.0の外付けHDDのスピードアップに感激!

新たに購入したWestern Digitalの内臓HDD(WD30EZRZ)を、ラトックシステムのHDDケース RS-EC32-U3R に組み入れ、PCに接続してGPT初期化にてフォーマットしました

内臓HDDのスピードを超えてる

そこで先ず何よりも気になるのはアクセス速度。せっかくUSB3.0対応のHDDケースを買ったのに、古いHDDで測定したときはUSB2.0のケースに組み込んでいた時とほとんど変わらなかった。

それが、新しいHDDでどうなるかってのが、一番の興味というか、不安かな。

早速、CrystalDiskMark でアクセス速度を測定してみた結果がこちら。

新旧速度比較

素晴らしい。やっとUSB3.0らしい速度が出ました。

因みに新HDDの数値で、連続している領域への読み書きであるシーケンシャルアクセスに関しては、内臓HDD(3年くらい使ってるかな)よりも15%くらい早い値になっています。

これは技術の進歩なんでしょうか? それとも、HDDの劣化によるものなのかな?

ま、いずれにせよ一安心。

HDDケース付属のドライバソフト

一安心したところで、ラトックシステムのHDDケースに付属のドライバソフトをインストール。

起動した画面を見ると、「RAID監視マネージャー」というのしか選択できないようです。まだHDDは1個しか買ってなく、(取り敢えず)RAIDにする積りはないんだけど、これを選べばいいのかな?

ラトックドライバ

ところで、グレーアウトしていて選べないような雰囲気の「Fast USB ドライバー」なるものを使うのを密かに楽しみにしてたんだけど、使えないのかな?

ってことで、先ずはマニュアルを読んでみることに。

そこには、「Fast USB ドライバー」ってのは「実効転送速度を飛躍的に向上させることができる」けど、Windows8以降には対応していないという残念なお知らせがありました。

また、RAIDとは関係無い他の設定関連も、この「RAID監視マネージャー」からするらしいので、これをセットアップ。すると、各種の管理、設定画面が表示されました。

省エネ設定の中にFAN制御があります。FANが回転を始めるHDDの温度を設定したり、温度上昇時の警告関連の設定もできます。

FAN制御

Intellipark機能が気になる

「情報管理」タブの中には、S.M.A.R.T.情報がありました。

ここで気になるのは、「ロード/アンロードサイクル回数」です。Western Digital のHDDには、製品の寿命に影響があると言われてるIntellipark機能が漏れなく(?)付いてくるらしいので。

Intellipark機能とは、一定時間アクセスがないときにHDDのヘッドを退避させて省電力化する技術なんだけど、この “一定時間” というのが、初期設定では8秒となってる場合が多いらしい。

その結果、ロード/アンロードサイクル回数がすごい勢いで増えるため、故障率の増加を招くことになるとか。因みに、メーカーが想定するロード/アンロードサイクル回数は30万回程度。

smart情報

このIntellipark機能を無効にする技もあるらしいのだけど、メーカー非推奨とのことで、それでも敢えてやるなら自己責任でってことですね。

うーむ、ロード/アンロードサイクル回数の増大率を少し見守ってから、改めて検討しましょうか。


GPT初期化で大容量ハードディスクの「2.2TBの壁」を越える

RAID対応のHDDケース(ラトックシステム RS-EC32-U3R)に古いHDDをセットしたら、USB3.0なのにスピードが全然出ない! これは、HDD側に原因があるの?ってのが前回のお話

ということで、これは新しいHDDを買ってみないと分からないし、いずれにせよ買う積り(健康状態は「注意」予報だし)だったので、さっそく買いました。

wd blue 3tb.jpg

買ったのは、Western Digital(WD) の内蔵ハードディスク。品番的には、WD30EZRZ(Blue)という 3.5インチ、3TBのHDD。

内蔵ハードディスクを買おうとするたびに迷うのは、WD にするか、それともSeagate にするかってこと。Seagate の方が微妙に安いんだけど、WD の方が微妙に評判が良い。

ま、どちらを買っても壊れるときは壊れるんですけどね。前回は、値段の安かったSeagate の2TBのHDDを2個買って、これは結局5年間壊れることなく健気に働いてくれました。

今回は久しぶりのWD 商品。使用目的はデータのストレージ用なので、Seagate の7200rpmは不要かなって。それよりWD の5400rpmの低発熱の方に魅力を感じた次第。

GPT初期化で2.2TBの壁を越える

ところで、今回はTSUKUMO で買ったんだけど、商品説明を見ていたらそこにこんな注意書きが。

「この商品を使用する場合、システムが 2.19 TB を越えたハードドライブをサポートしている必要があります。」

3TB等の大容量HDDを使おうとするとき、「2.2TBの壁」なるものがあることを初めて知りました。

特に、OS起動用に3TB以上のHDDを使うためには、OSが64bitで、尚且つマザーボードがUEFI対応であることが必須のようです。

ただし、データ用に使う場合には、それほど問題は無いらしい。OSが32bitであろうが64bitであろうが、またUEFI非対応であっても、GPT初期化をすればOK。

なんて書いてるけど、実際にはGPT初期化って何?って感じ。ま、中身は分からなくても、GPTという様式で初期化すればOKってことらしいので、それでやってみましょう。

新しいHDDをRS-EC32-U3Rに組み入れ、PCに接続してフォーマット作業スタート。

「コントロールパネル」→「管理ツール」→「コンピューターの管理」→「ディスクの管理」と進むと、「コンピューターの管理画面」が表示されます。

が、この「仮想ディスクサービスに接続中...」のままウンともスンとも言わない。

1仮想ディスクサービスに接続中.jpg

あれー、固まってしまってるのかなって暫く(結構長い時間)待っていたら、やっと前に進んだ。

そして、「ディスクの初期化」画面が。なるほど、ここで「GPT」を選べばいいんですね。

2GPT

「未割り当て」のハードディスクをフォーマットしていきます

「GPT」でOKとすると、「コンピューターの管理画面」に接続されているドライブの一覧が表示されますが、今回追加したハードディスクはフォーマット前のものなので、まだ「未割り当て」状態。

ディスク8
少し横道にそれるけど、上の図で(M:)のファイルシステムがRAWになってます。他のはNTFSとかFAT32で、それなりに馴染みがあるけど、RAWってのは何だろ?

調べてみたら、ファイルシステムが「RAW」ということは、生のファイルシステム、すなわち「未フォーマット」だってことらしい。でも、今まで使っていたものが未フォーマットってのはあり得ない。

したがって、今まで使っていた記憶装置に何らかのトラブルがあって、ファイルシステムを認識できなくなり、「RAW」と表示されたってことなんでしょうね。

さて、話を戻し、この「未割り当て」を右クリックして、「新しいシンプルボリューム」をクリック。

4新しいシンプルボリューム

すると、ウィザードが始まるので、あとは流れに沿って進めるだけ。

5ウィザード開始.jpg

特にパーティションを切るつもりもないので、ボリュームサイズは最大ディスク領域のまま。

6ボリュームサイズ

ドライブ文字を割り当て、

6ドライブ文字

ファイルシステムはNTFSで、「次へ」とすれば、

8フォーマット設定

フォーマットが開始されます。

9フォーマット中

ここでウィザードが完了。

完了

そしてフォーマット作業が続き、大した時間もかからずにフォーマット完了。

フォーマット完了.jpg

これで3TB(実際には、2794GB)のハードディスクとして使うことが出来るようになりました。


旧HDDケースからUSB3.0の新HDDケースへとHDDを移設

新たに購入したHDDケース(ラトックシステム RS-EC32-U3R)に組み込むべく、旧HDDケースからHDD取り出します。

が、何年も前に組み込んで以来なので、どうやってHDDを取り出すのか忘れてる。多分、後ろのネジを外せばいいんじゃないかなと、4個のネジを外してみました。

旧HDDケース分解

すると、ケースの中身がごっそりとすべて出てきました。2個のHDDも、基板も、何もかも。新HDDケースと構造が違ったので、ちょっと戸惑い気味。

旧HDDケースから取り出す

HDDは、基板と一体となった内部フレームに、上下2本ずつ4本のネジでがっちりと固定されています。思っていたよりシッカリした作りだったんだなってちょっと感心した。

旧HDDケース内部セット
こうやって見てみると、基板の占有スペース(厚み)の違いが、新旧HDDケースの奥行きの違い(2㎝)なんだなってことが良く分かる。

外したHDDを新HDDケースへとセット。旧HDDケースと比べて、何となくカッチリ感がないので、微妙に不安。セットする際に、変な力を加えたら基板側のSATAコネクタが壊れてしまいそう。

新HDDケースに入れる

差し込んだHDDは、表蓋の裏側にある板バネで奥の基板側へと押し付けられ、それを底からネジで固定してセット完了。この底から固定するネジも、古い同製品では無かったらしい。

さて、HDDの組み込みが完了し、PCに接続すると、あっさりと認識してくれ、そのまま使えるようになりました。まだ、付属のソフトはインストールしてませんが、取り敢えず速度を測定してみることに。

いやいや、待望のUSB3.0ですからね。どれくらいのスピードが出るのか楽しみ。

が、CrystalDiskMark で測定したアクセス速度は、USB2.0の時とほとんど変わらない!

usb2と3比較.jpg

いや、確かに早くはなってるけど、ほとんど測定誤差?って感じ。

USB3.0はUSB2.0に比べ理論上は約10倍のスピードがあるって言われてるのに、なぜ?

ここまで読んでくれた人には分かると思うけど、HDDケースに組み込んだHDDは2個でした。が、1個は「フォーマットが必要」と表示され、アクセスできない状態。

もう1個の方が、上でスピード測定したもの。ただ、こちらもCrystalDiskInfo で検査してみると、「注意」警報が出てました。健康状態が悪いからとか、古いから速度が出ないのかな?

あるいは添付されてるソフトをインストールすれば変わるのか?

これは、今度は新しいHDDを買って組み込んでみないと分かりませんね。


一体型PC Dell Inspiron One 19 の内蔵HDDを交換する

友人のDell Inspiron One 19 の内蔵HDD交換の実作業編。

結局、旧ハードディスクから新しいハードディスクへのOSの引っ越し(クローの作成)は出来ませんでしたので、そちらは一旦諦め、取り敢えずHDDの換装をやってしまうことに。

PCのモニター面を下にしてテーブルの上に置き、Dellのサービスマニュアルから自分で編集し直したHDD交換手順書を手元に、 I/Oカバーの取り外しから作業開始。

先ずはモニター面を下にしてPC背面から作業開始

一見、どれが I/Oカバーか分かりませんでしたが、見当をつけて持ち上げたら簡単に外れ、 I/O関連が姿を現しました。

IOカバーを外す

コンピュータスタンドを固定している4本のネジを外し、コンピュータスタンドを取り外します。

コンピュータスタンドを外す

オプティカルドライブを固定しているネジと、ついでに背面カバーを固定しているネジ、それぞれ1個ずつを外します。

オプティカルドライブを外す

オプティカルドライブを固定していたネジを外した辺りを外側に押し出すようにするとオプティカルドライブが筐体から外側へと出てきます。

オプティカルドライブを押し出す

背面下部の両側に化粧カバーを固定しているロックがあるので、それを押し込んで外します。

化粧カバー背面ロック

PCを引っくり返して、今度はモニター面側から作業継続

ここでPCのモニター面を表側にして置き直し、化粧カバーを外しますが、背面のロック以外にも数ヵ所はめ込まれている部分があるので、慎重に引き抜いていきます。

化粧カバーを外すとスピーカーカバーが姿を現すので、このスピーカーカバーを固定しているネジ5本を外します。

化粧カバーを外すを外す
実は、HDDの交換を終え組み立てていったら、最後にネジが1個足りなかったんです。で、今この写真を見ていたら、マニュアルではある筈のセンター上側のネジが無いように見えるんだけど。

上の写真は、スピーカーカバーを固定しているネジを外す前に撮ったものなので、これから判断すると最初からネジが1本不足していたのかもしれません。

ディスプレイベゼルを外していきますが、ベゼルは周囲の11箇所(だったかな)のツメで背面カバーに固定されているので、慎重に1個ずつ手探りで外していきます。

ディスプレイベゼルを外す

ディスプレイベゼルを外すと、背面カバーとシャーシ全体(PCの中身)とを固定してるネジが現れるので、その10本のネジを外します。

背面カバー固定ネジ

固定しているネジを外しても、背面カバーとシャーシとは何箇所かで嵌め込まれているので、これまた慎重に背面カバーからシャーシを持ち上げるようにして取り外します。

シャーシを取り出し

HDDが姿を現しました。

HDDを外す
ハードドライブとシャーシとの間のアースの役割をしているアルミテープ(2箇所)を剥がし、HDDを固定している4本のネジを外し、最後にコネクタを外せばHDDはフリーになります。

新しいHDDを組み込んで、後は逆の順番で組み立てていくだけ

HDDを外しました。SATAコネクタが見えますが、これを新しいHDDのコネクタに嵌め、HDDをネジで固定し、アルミテープを元の場所に貼り付ければHDDの換装作業完了です。

SATAコネクタ
「アルミテープは新しいハードドライブに付属している」ってマニュアルには書かれていたけど、そんなものは入っていなかったので、元のアルミテープをそのまま使い回ししました。

さてさて、残す作業はWindows10の復活のみ。

OSの引っ越しが出来なかったので(実は、元に組み立て直す途中で、別の試みもしたんだけど)、以前作った「回復ドライブ」を使ってOSを元に戻すことにしました。

果たして本当に上手くいくのかなって結構疑問に思いながら始めた回復作業ですが、その過程と結果は次回へと続きます。


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