キーボードカスタマイズ -- 左右の[Windows]キーを入れ替え

キーボードのカスタマイズですが、まだ色々と模索中。

前回、コントロールパネルから Microsoft IME の設定を変えることによって[スペース]キー左側にある[左-Win(◇)]キー(中身は「無変換」)に「IME-オン」という機能をアサインしました。

本当は[右-Win(◇)]キー(中身は「変換」)にアサインしたかったのだけど、なぜか設定がうまく機能せず、仕方なく左側にしたもの。

KeySwap で、左右の[Windows]キーを入れ替える

でも、やっぱり右側の方が使い易そうなので、左右のキーを入れ替えます。使うのは、少しずつ使い方に慣れてきた「KeySwap for XP」というソフト

KeySwap を「管理者として実行」し、以下のような設定にします(「-」は、キーボードの故障箇所にアサインされていたものを「L」の右隣にアサインし直したもの)。

keyswap922

左右の[Windows]キーを入れ替え、[右-Win(◇)]キーで「IME-オン」、そして[Shift]+[右-Win(◇)]で「IME-オフ」という設定で暫く使っていました。

が、「IME-オフ」も独立したキーに割り振りたいと考え、[左-Win(◇)](現時点の中身は「変換」)に「IME-オフ」という設定を、前回と同じ手順でやってみたら、なぜかこちらは上手くいった。

ユーザー定義変更

ところで、前回の記述の中で、「文字を入力して、確定前に設定変更した[無変換]キーを押すと『無変換』の働き(ひらがな→カタカナ→カタカナ)をし、確定している状態だと[かな]キーの働き(IME-オン)をするのが、なんとなくブラックボックスっぽい」って書いたけど、理由が分かった。

上の「設定」の中で、「入力/変換済み文字なし」、 「入力文字のみ」、「変換済み」という項目を、どう設定するかによって変わるものだったようです。
  • 入力/変換済み文字なし: 文字が入力されていないときの働き
  • 入力文字のみ: 読みが入力されていて、変換されていないときの働き
  • 変換済み: 読みがかな漢字に変換されているときの働き
なので、「入力文字のみ」や「変換済み」でも、「IME-オン」とか「IME-オフ」といった設定をすれば、その時の入力状況に合わせて[Win(◇)]キーの機能を変えることができるってこと。

さて、現時点のキーバインドは、以下のようになっています。

現時点のキーバインド

DvorakJ で、「SandS」を実現しようと試みたけど

この設定でここ暫く使っているのですが、かなり快適です。故障して入力できないキーが5個もあるのに、それによる不自由を殆ど感じることはありません。

ただ、[Shift]キーが微妙に使い難い。まだ、このキーボード自体に慣れていないってのもある筈なので、使い込む内に馴染んでくるのかなとは思うけど。

でも、今回の一連の流れの中で一番感じたのは、使い難いキー配置に体を慣らすよりも、自分の使い易いようにカスタマイズする方が自然だってこと。

ということで、「SandS」という手段を試してみようと思います。「SandS」とは、Space and Shift の略で、[スペース]キーに[Shift]キーの機能も持たせたもの。

親指で[スペース]キーを押しながら、アルファベットキーを押すと大文字が入力できるってこと。

これを実現する手段はいくつかあるようですが、これまで試してきたキーボード配列を変更するフリーウェアの一つ DvorakJ にその機能がありました。

DvorakJ をインストールし、起動すると、最初に現れる設定画面に「SandS」の設定があります。

Dvorakj SandS

DvorakJ の多彩な機能は全然使いこなせなかった(っていうか、使い始めることも出来なかった)けど、これはチェックを入れ、DvorakJ を再起動するだけなので、これなら私にも出来ます。

・・・・の筈なのに、なぜか機能してくれません。

うーむ、DvorakJ は最後まで使い方が分からないまま終わりそうです。

でも、「SandS」を使いたい。どうしようかな?

でも、Google日本語入力の設定変更をする方が先かな?


Happy Hacking Keyboard を分解してみたら面白い光景が

Happy Hacking Keyboard の話の続き。

さて、何故この「バカ高いけど最高のキーボード」が私の手元にあるかというと、「壊れてて使えないんだけど直せないかな」ってのが、その理由。

息子の大学の研究室で使ってたやつらしいけど、だいぶ前に先生が水で丸洗いしてから幾つかのキーが入力できなくなってしまい、それ以来使わずに放られていたらしい。

取り敢えずキーの入力状況を確認してみたら、下のような感じに。赤い×マークが入力不良なキー。

HHKB故障キー

分解します

先ずは分解してみましょう。底面にはネジが3個しかありません。ステッカーの下やゴム足の下に隠しネジがあるものもありますが、こいつはシンプルに3個だけで固定されてました。

HHKB裏止めネジ

3個のネジを外すと、キーボード手前側はフックで引っかかっているだけなので、それを外せば底板とキーボード面へと別れます(両者はコネクタで繋がってますが)。

続いてキー面の基板を外します。こいつは17個のネジでシッカリと(キーの押し下げでブレたり浮いたりしないように)固定されています。

基板止めネジ

上物(キートップ)から基板を外しました。なんか、こんなモノが出てくるとは思っていなかったのでちょっとビックリ。

HHKB基板外して

1個1個のキーに対応して配置されているゴムのドーム状のモノは、基板からどうやって外すのかなって思いながら軽く触ったら、ポロッと落ちてきた。そして中からは円錐状のスプリングが。

HHKBキー構造

どうやら、このドーム状のゴム(ラバードーム)と基板とは特に固定されているわけではなく、基本的にはその場所に置かれているだけのようです。

逆さまにしても落ちてはこないので、微妙に粘着力があるのかな? でも、取れたやつを再びくっつけようとしても、くっつかないんだけどね。

ラバードームの内側に収まっているスプリングは、コニックリングという名称らしいです。

スプリング&ドーム

静電容量無接点方式の仕組みとは

さてさて、取り敢えず目視で故障箇所を探してみます。

が、特に「ここが原因か?」といった箇所も見つけられません。キレイなもんです。基板表面に剥離とかキズとかサビとか、何らかの異常が見つけられれば簡単なんですけどね。

このHKKBの最大の特徴は静電容量無接点方式にあるわけですが、これは円錐型のスプリングであるコニックリングが可動電極となって機能するってのが、その仕組の根本なんです。

コニックリングが縮められることによって基板上の固定電極との間に静電容量が形成され、その容量が一定値を超えるとスイッチが入る仕組みです。なので、無接点なんです。

静電容量によるセンシング技術で分かりやすいのはノートPCのタッチパッドでしょうね。

あのタッチパッドの下には、横方向(X軸)の電極と縦方向(Y軸)の電極が格子状に配置されていて、その電極間に電気エネルギーを蓄えています。

で、何も操作していない状態では、2つの電極は安定した電界を形成していますが、アースの役割を持つ人間の指が近接すると、指が触れた部分の静電容量値が変化するんです。

その電界の変化を、X電極とY電極のスキャニングを行うことで、指の位置座標を検出しています。

HHKBのキー入力では、コニックリング(円錐バネ)が、タッチパッドにおける指の役割を担い、これが基板上の電極に近づくことで電界が変化し、それをキー入力として検知しているんです。

なので、もしかしたらラバードームやコニックリングに何らかの異常があれば、キー入力に支障が出る可能性もあるので、その辺りを期待したのですが、少なくとも見た目はどれも正常でした。 

試しに、キー入力が正常な場所のラバードーム、コニックリングと入れ替えてみたりしたけど、結果は変わらず。

ってことは、やっぱり基板上のパーツが原因でしょうね。ICとか。となると、素人の私ではお手上げ。

ということで、 “修理” は一旦諦め、次回はソフト的に対応できないかを検討していきます。


Happy Hacking Keyboard という至高のキーボードが

つい最近まで、その存在すら知らなかったPC用キーボード。その名をPFUのハッピーハッキングキーボード(HHKB)と言うらしい。

お値段、なんと2万円超。モノによっては4万円なんてのもあって、(私の感覚で言えば)常識外れの価格設定。

訳あって(その訳は後ほど)今、私の手元にあります。これがそれ。

HHKB

キートップの印字が見難いと思いますが、これ、実は写真を撮る角度を変えて “見易く” した状態なんです。普通に使おうとした時、キートップの印字はほとんど見えません。

なので、ちょっと見は黒一色のキーボード。「Happy Hacking Keyboard Professional2」の「墨」( “黒” じゃないんです)ってのが私の手元にあるものの正式名称。

HHKB名称

キートップの印字が見えにくいけど、これでも「刻印」タイプなんです。「墨」の他にも「白」というモデルもあり、「白」の刻印タイプは普通に印字が見えます。

「白」にも「墨」にも「無刻印」タイプもありますが、うーむ、恐ろしくて私には使えないな。

PFUのHPの商品紹介には、「いっさいの妥協を許さず、上質のこだわりを形にした最上級クラスの小型キーボード。高速タイピング性能を高めたプロ向けスペシャルモデル」とあります。

更に、キー配列が結構特殊だったり、キーの数が限られていたり(なので、テンキーなんか勿論無い)といった感じで、ものすごく癖の強いキーボードなんです。

また、とてもコンパクトに作られていて、キーの数は60個。私が今使っているキーボードのキー数を数えてみたら111個ありました。この約半分しかないってことですから。

キーボード比較

そして、何よりも価格が高いので、少なくとも「誰にでも勧められるキーボード」ではありませんね。言ってみれば、「万人にオススメできない最高のキーボード」といったところでしょうか。

キーボードを側面から見ると、こんな感じでキートップ面全体が円弧を描いています。これ、「シリンドリカル ステップ スカルプチャ」って名称だそうです。

HHKB側面

シンドリカルってのは、キートップの中央が円柱状に凹んでることで、ステップというのは階段状、そしてスカルプチャというのが、この全体的な湾曲のことらしい。

なので、側面から見た絵だけで言えば「ステップスカルプチャ」、かな?因みに私が現在使っているキーボードは、シンドリカルだけど、ステップでもスカルプチャでもない。

また、キーボードの底面にある “足” を立ち上げると、キートップ面の傾斜を変えることが出来ます(フラット+2段階)。

HHKB傾斜調整

と、まあ外見的な特徴を述べてきましたが、このキーボードの最大の特徴は、キーの入力の仕組みが静電容量無接点方式ということにあるんです。

価格が高いのもソレだし、価格が高くても(使えこなせる人が使えば)「このキーボードじゃなきゃ駄目!」って言わしめるのもコレでしょう。

が、この静電容量無接点方式に関しては、「このHHKBが私の手元にある理由」も含めて次回に持ち越し、です。


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