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iPhone 用データベースアプリ MyDataPot の使い方

そもそも、iPhone 用の折りたたみ式 Bluetooth キーボード を買った理由は、iPhone でデータベースを作ろう画策していて、そのデータ入力が大量にありそうだからでした。

で、肝心のデータベースアプリですが、検索で一番最初に引っかかるのは、FileMaker 社が開発した Bento というアプリです。

さすがに FileMaker 社の製品だけあって、非常に多機能で、様々な要望に応えてくれそうなアプリなんですが、有料なんですよね。

まあ、450円なので痛手になるほどの金額ではありませんが、FileMaker 自体も使ったことが無いし、果たして使いこなせるのかという不安もあり、出来れば無料のデータベースアプリで試してみたいなって思いまして。

MyDataPot で、お試しデータベース「友人帳」を制作

mydatapot見つけたのは、MyDataPot というアプリです。データベースを2つまでは無料で使えるので、試してみるのにはピッタリです。

早速ダウンロードして、使い始めてみたのですが、これが思ってた以上に機能が豊富で、使い方がチンプンカンプンです。

ネット上を検索してみたのですが、それほど多くの情報がないので、どうも分かりません。仕方が無いので、一つずつ自分で試しながら、その使い方を明らかにしていきます。

データベース先ずは、アプリを開いた最初の画面。

「Cocktail Book」は、最初からサンプルとして入っているデータベースです。

削除してしまっても OK なんですが、先に書いた通り、データベース2つまでは無料なので、「Cocktail Book」の解析をしながら、新たなデータベースを構築することに。

その下にある「友人帳」というのが、今回試しに制作してみたデータベースです。

左下の「+」ボタンは、新たなデータベースを追加するためのものですが、3つ以上のデータベースの制作には、350円の課金が必要です。

真ん中のレーダーみたいなボタンは、このアプリの愛用者が制作したデータベースを検索閲覧するためのボタンです。

気に入ったのがあればダウンロードすることが可能ですが、ダウンロードしようとするデータベースが、あなたのアプリの3つ目のデータベースとなる場合は、上記と同じように350円の課金が必要となります。

データベースの構成は、リスト画面と詳細画面の2つ

02mydatapotデータベースを開くと、「友人帳」のリスト画面が現れます。

顔写真と、名前と、出会った日を表示していますが、このリストに何を、どんな配置で、どれくらいの大きさでといったことを、全て自分で設定することが可能です。

左下の「工具」ボタンを押すことで、表示項目や、背景色、背景画像といった各種設定画面へと移るのですが、その内容に関しては後述します。

右上の「+」ボタンで、リスト項目を追加していきます。

下段の「雲」ボタンは、自分の制作したデータベースを公開するためのものです。

(今回制作した「友人帳」も公開してますので、必要でしたらダウンロードして参考にしてみて下さい)

03mydatapotリスト画面の項目にタッチすると、詳細画面へと移ります。

詳細画面もリスト画面と同じく、何の項目を、どんな配置で、背景色は何色でといったことが詳細に(本当に詳細に)設定可能です。

右上の「編集」で、データベースの各項目の中身を書き込んでいきます。

詳細画面は、5ページまで制作可能。





04mydatapot詳細画面の「編集」を押して現れる画面です。

ここに書き込まれるものが、データベースの中身となる「データそのもの」です。

ここに書き込んだ内容が、リスト画面でも詳細画面でも表示される内容となります。

また、ここに現れる項目は、上で触れたリスト画面左下の「工具」ボタンを押すことで移動する、各種の設定画面の中で設定したものが反映されています。

その設定画面が、次の画像です。


データベースの全ての構成を設定するところ

各種設定ページリスト画面左下の「工具」ボタンを押すと、ここに移動。
(新規データベースを作成するときにも現れますが)

【基本情報】
タイトルとタイトル画像は、そのままアプリを開いたところに表示される、データベースの “扉” に表示されます。

ただ、「作成者」の項目を入力するところは、どこにもないんですけど、どこから引っ張って来てるんでしょうか?




【リスト情報】
リスト画面の設定項目です。

上の実際のリスト画面と照らし合わせて貰うと分かり易いと思いますが、背景画像はなく、単一の背景色の上に、赤い区切り線を置いています。



【詳細情報】
詳細画面の設定項目です。

これまた、上の詳細画面と見比べて下さい。

背景に、空と雲の画像を使い、背景色は無色にしています(背景画像に隠れしまうので、背景色がどうすれば出て来るのか不明)。

詳細画面のページ数は、2ページと設定しています。

【項目とソート】
ここで設定した項目が、そのままデータベースの項目となります。

この中から、リスト画面、詳細画面に表示する項目を、下の【レイアウト」で選択します。

各々の項目は、「テキスト」「数値」「選択項目」「画像」「日付」「時刻」といった種別で選択することができます。



【レイアウト】
ここで、リスト画面と詳細画面に表示する項目のレイアウトを設定するのですが、これはこれで設定項目が複雑なので、次回に続きます。



折りたたみ式 キーボードの使い心地は、想像以上に Good !

前回の続きで、iPhone 用の折りたたみ式 Bluetooth キーボード SKB-BT12BK のレビューですが、今回は使い心地を中心にいきましょう。

折たたみキーボード

全般的なスペックは悪くないけど、期待感に比べるとちょっと微妙?

キースイッチは、パンタグラフ方式でキーストローク 2.5mm、キーピッチ 19mm と中々のスペックです。打鍵の感触は、まあ「素晴らしい!」とは言えないけれど、決して悪くはありません。

キーの下に鉄板を敷いているとのことで、カッチリとした入力感はありますが、その分ちょっとカチカチ言うかな。ただ、それほどうるさい音ではないと思います。

問題は、やっぱりキー配置。ま、色々と不満はありますが、折りたたみ部分の「G」と「B」キーが、他のキーの 2/3 くらいの大きさしかないってのが一番問題かも。

デスクトップで愛用のキーボードと比較してみるとこんな感じ。特に、「B」キーは小さい上に、「H」キーの真下にきていて、左人差し指から少し遠いのが気にかかります。

キー配列比較
慣れるしかないのですが、常にこのキーボードだけを使っているわけではないので、そう簡単に慣れるというわけにもいかないのでは。どうでしょうか。

不満から入りましたが、それでも iPhone 単体での「フリック入力」よりは、10倍(当社比)は楽に入力出来ると思います。なによりも、画面上にキーボードが出て来ないので、文字の表示範囲が極端に広くなるのが嬉しい。

表示範囲比較
上は横向きに入力しているので一番条件の悪い状況ですが、にしても1行しか表示できないというのは結構致命的だと思います。

スタンドは横置きでも縦置きでもバッチリ使えます

そう言えば、この手の製品としては標準的な装備なのかもしれませんが、iPhone 用(もちろん、スマートフォンも OK)スタンドが本体に収納されています。

キーボードの右上部から引き出して来て、組み立ててスタンド形態にします。

iPhoneスタンド
もちろん、そんなにしっかりしたものではありませんが、といってそれ程ちゃちな感じでもありません。重量とかを考えれば、必要十分というところでしょう。

説明書的には、iPhone を縦置きでも横置きでも OK という感じですが、縦はちょっと(かなり?)不安定のような気がします。

スタンドに置いて
右の写真の通り、iPhone の下 1/3 くらいしか支えていないので、タイプしているとその振動でずり落ちて来ることがあります。

と、すっかり思い込んでいたのですが、スタンドをいじっていたら、背当ての部分が上部にスライドすることに気が付きました。うーん、これは良く出来てるわ。

大きさと重量と

大きさの比較のために、iPhone と並べてみるとこんな感じ。

大きさ比較
付属のケースに収納しての比較ですが、だいたいのイメージは掴めるのではないでしょうか。

ついでに重量比較。というか体重測定。

重量比較
共にケースに入った状態での測定ですが、両方でピッタリ 500g。因みに、キーボード単体でのカタログ重量は 195g です。

総合的に考えれば、購入しての満足感は十分に高い製品だと感じました。

ところで、エレコムの折りたたみ式 Bluetooth ワイヤレスキーボード「TK-FBP028E」と、外観的には(スペック的にも)ほとんど同じなのですが、どちらかがどちらかの OEM なのかな? あるいは、どちらもどこか他社の OEM なのでしょうか。


iPhone 用の折りたたみ式 Bluetooth キーボード を買って

iPhone で文字を入力するのは、毎日の記録を iMandalArt に入力していくのと、メールを書くくらいだったのですが、最近、入力情報のデータベースを作りたいと画策しているところです。

その入力情報は、外で人と会って会話をしながら入力する場面を想定しています。汎用性とか一覧性とかを考えると、紙のノートに記入していくのが一番なので、そこから始めたのですが、それを整理する段になると、やっぱり PC に1日の長がありますよね。

正直、MacBook Air の購入を真剣に考えたのですが、それはそれで使い切れるのかという疑問が。単に “物欲” に走っているだけではないのかという反省もあり・・・・・。

MacBook Air を諦め、iPhone + Bluetooth キーボード

辿りついたのは、iPhone のデータベースアプリを使って、そこに「折り畳み式 Bluetooth キーボード」で入力するのがベストではないかという結論。

ワイヤレスキーボード箱

少なくとも、MacBook Air を持ち歩くよりは間違いなく軽いし、かさ張りません。MacBook Air を持ち歩いたとしても、iPhone を持たずに出掛けるということはないわけですから、重量的にも体積的にも増えるのはキーボード分だけ。どう考えてもこっちの方が有利です。

で、色々と物色していたわけです。Amazon で評判がいいのはリュウドの「Bluetooth キーボード」です。いくつかのタイプがありますが、どれもレビューポイントが高いです。その分、値段もそこそこします。

買ったのはサンワサプライの Bluetooth キーボード SKB-BT12BK です。折りたたみ式なので、持ち運びが簡便です。たまたま、楽天で特売をやっていて、定価(すごく高い!)の 1/3 以下で売っていたので、衝動的に買ってしまいました。

キーボード閉じて
作りも結構しっかりしていて、安っぽい感じはしません。折り畳んだ状態で、厚みは一番薄い所で 17mm 、ゴム足含めて最大厚さ 23mm です。

キートップの文字表示もスッキリしていて好感触

右側に見えているボタンを押すと、パカッと開くのですが、ヒンジ側のカバーがスライドして外側に出てきます。

開く途中
このパーツが、キーボードを開いた時のセンターの “足” になり、両側は小さなゴム足が支える形になるのですが、しっかりと平面に接地するので、タイプしてもガタつくこと無く安定感があります。

開いた状態。左側の膨らんだ部分に単4乾電池が2本入ります。

SKB-BT12BK
上部に、開いた状態を維持するためのロック機構がありますが、上で触れたとおり、机などの平面上で使う分には、しっかりと安定しているのでロックする必要はありません。

膝の上などで使う時にロックすることを想定しているのかもしれませんが、それはそれでカッチリと固定されるわけではないので、あまり使いやすくはないかもしれません。

左サイドに5つのスイッチや LED が配置されています。

一番上は、ペアリングボタンです。マルチペアリングには対応していないので、例えば iPhone で使っていたキーボードを iPad で使おうとすれば、ペンなどの先の尖ったものでこのボタンを押して、ペアリングし直す必要があります(それほど大変な作業ではありません)。

真ん中は電源スイッチ。左右にスライドさせて ON/OFF を切り替えます。

4つ目は機器との接続中にゆっくりと点滅する LED。

一番下も LED で、こちらは「バッテリー残量が少なくなると点滅します」と説明書にはあります。スイッチ ON しても点灯しないので、「えー、不良品!?」って思ったのですが、説明文から推測すると、「バッテリーが少なくなった時、“初めて” 点滅する」ってことなのかなって。

また、左側に縦一列の「マルチメディアキー」があり、ボリュームの上げ下げ、曲の移動などを操作できますが、個人的には一番下の「ホーム画面に移動」キーが一番便利かも。

デフォルト状態が “ひらがな入力” ってどうなのよ?

iPhone とのペアリングも本当に簡単で、直ぐに使える状態になりました。ただ、文字を入力しようとすると “ひらがな入力” になっています。

キーボード上にひらがなの表記が無いのに、デフォルト状態が “ひらがな入力” ってどういうこと? って思いますが。

入力切替切替の仕方が分からなくて右往左往しましたが、説明書に小さく書かれているのを見つけました。

キーボード下段の、「Win Comd」+「spade」キーを同時に押すことで、iPhone の画面上に左のような切替表示が現れます。

キーボード上の「↑」「↓」キーで切り替えるのかと思ったら全然反応してくれず、結局、いつも通りタッチすることで、それぞれの入力に切り替えることになります。

先に書いた通り、マルチペアリングではありませんが、一度ペアリングすると、その機器に対しての接続状態を保持してくれます。

キーボードの電源を切ると当然のことながら接続も切れますが、再び電源を入れるとほんの1~2秒程度で接続状態が復活します。

これは本当に便利ですよ。ただ残念なのは、どういうタイミングなのか分かりませんが、電源を切って再接続した時、たまにデフォルトの “ひらがな入力” に戻ってしまっていることです。

それも、「Win Comd」+「spade」で切り替えても、なぜか入力モードがなかなか切り替わらないことがあるんです。これはなんとかしてほしいなあ。そもそも、 “ひらがな入力”なんて必要ないのに。

次回に続きます。


【自転車と遊ぶ】カテゴリ目次 - GPS 関連いろいろ


nuvi205
自転車で遠出するときは必須のアイテム、ガーミンのポータブルナビ nuvi205。

今や携帯電話で何でも代用できてしまうので、ナビ専用機の出番も少なくなりつつありますが、それでも専用機であるが故のメリットも(当然ですが)あります。

nuvi205 を自転車やバイクと一緒に使おうとする時、RAMマウントシステムの存在抜きでは語れないでしょう。

轍画面
「サイクル紀行」さんで無償にて公開されているソフト『轍 Wadachi』を使って、nuvi205 内に蓄積されたログデータ(走行記録)をパソコンに取り込むやり方の紹介。

さらにグーグルマップ上に、旅の軌跡を表示してみましょう。

Runmeter
iPhone アプリの Runmeter を紹介。

このアプリ、本当にたくさんの機能がありますが、わたし的に一番活躍しているのは走行ログの保存でしょう。

ランニングでも、自転車でも、歩いてもOKです。ナビ機能はありませんが、このアプリ単体で走行軌跡の確認も出来ますし、一緒に行った人に、その軌跡をあげることも可能です。

ルート作成
どこか知らない場所に行こうとするとき、nuvi205に“お任せ”でも(当然、ナビですから)OKなんですが、事前に「このルートで行こう」というシュミレーションをしておいた方がよりスムースでしょう。

そんな時、事前に調べた「ルート」を nuvi205 に登録し、走りながらナビでその画面上のルートを辿って行くための方法を紹介。

ルートの作成は、ルートラボを使います。

POI
nuvi205 にカスタム POI を入れることにチャレンジ。

POI とは、道路(地図)上の目標物のことで、自分独自の「よく行く場所」とか「旅の目的地」などを作成し、そのデータを nuvi205 に入れていきます。

使うソフトは、GCPEditer と POI Loader の2つ。

「i-gotU GT100」
だいぶ前に購入したGPSロガー「i-gotU GT100」。

メリットはバッテリーが長持ちすること。ログ間隔を長くすれば、最長80時間まで記録できるような。

デメリットは、表示画面が無く、赤と青の2個のLEDの点滅と点灯の組み合わせだけなので、これが分かり難いこと。

GPS のログと、i-gotU 用ソフト@trip PC を使って、旅の途上で撮影した写真を、走行軌跡に張り付けていきます。

Picasaを使う
i-gotU と @trip PC で写真にジオタグを付けた後、それを使った写真付きの移動軌跡をブログで公開することにチャレンジ。

やり方のポイントは、Picasa のウェブアルバムに写真をアップロードすること。

ジオタグ付き写真
最近のカメラには、撮影した写真にジオタグを付ける機能がありますが、そんなカメラを持っていない人(わたし)のために、GPX データと @trip PC を使って、写真に後からジオタグを付けてみました。

ジオタグの付いた写真を Picasa で開くと、その写真を撮影した場所も表示することが出来るようになります。

MotionX GPS
iPhone アプリの MotionX GPS を紹介。

もともと、同じく iPhone アプリの runmeter の予備として使う積りでいたんだけど、使ってみたらやけに高機能で精度も高く、結構感激。

中でも一番うれしいのは、ウェイポイント(目的地)の登録が簡単に出来ること。

比較表2
iPhone の2つの GPS アプリ、MotionX GPS と runmeter を比較し、精度等を検証。

ログのポイント数などは結構両者の間に開きがあるのですが、結果として表示される軌跡に関しては甲乙つけがたいというところかな。

2つの GPS アプリを同時稼働させると、iPhone のバッテリーの持ちも気になってきます。

コンパス機能
iPhone アプリの MotionX GPS には、“(簡易)ナビ”としての機能もあるのですが、その使い心地が結構イケてます。

コンパス画面を見て、目的地の大体の方向を確認しながら自転車で走るのって、なかなか楽しいです。

ウェイポイント(目的地)までの距離が減っていくのを見ながら、宝探しの気分が味わえますが、バッテリーの持ちが悪いのが難点。

ホルダー
iPhone アプリの MotionX GPS のコンパスナビがとても便利なので、iPhone を自転車に固定するためのホルダー、サンワサプライの BCY-HLD1BK を購入。

防滴・防塵ケースで、ケースに入れたまま透明カバーの上から操作可能。

シリコーン製のインナーもそこそこ厚みがあり、しっかりと成形されているので、クッション性も十分ありそう。

iPhone用自転車ホルダー BCY-HLD1BKを買ってみて

iPhone アプリの MotionX GPS、コンパスナビがイケてるって記事を書きましたが、このアプリを本格的に使ってみようかということで、iPhone用自転車ホルダーを色々と物色していたのですが、最終的にはサンワサプライの BCY-HLD1BK を購入しました。

iPhoneをホルダーに入れたときの操作性は本当によく考えられています

iPhoneホルダーパッケージアマゾンで探してみると、今回購入したサンワサプライ製と外見的にはほぼ同じような製品が、他のメーカー数社から出されていますが、OEMなんでしょうかねえ。

防滴・防塵ケースで、ケースに入れたまま透明カバーの上から操作可能です。

この透明カバー越しの操作が、思っていた以上に快適です。スクリーンを直接操作する感覚とほとんど差がなく、その存在を忘れてしまうくらいです。

以前、似たようなシチュエーションで反応の鈍さにイライラしたことがあるだけに、感激もんです。

またスクリーン下のホームボタンが操作できるのは当然として、オン/オフ スイッチや音量調整ボタンにもシリコーン製の押しボタンを介して操作が可能です。

個人的には、地図などを確認した後、バッテリー保持のためにすぐにスクリーンを消したいので、オン/オフ スイッチが操作できるのはポイントが高いです。

前後のカメラ部分も透明になっており、装着したままで写真撮影が可能ですし、環境光センサー部分も同様に透明になっているので、自動輝度調整がキチンと機能してくれます。

シリコーンの蓋を外してヘッドホン端子にもアクセス可能です。またDockコネクタを接続するためのスペースがケース内にあるので、外部バッテリーに接続しながら使用することも可能です。

こう書いていくと、結構至れり尽くせりという感じがしませんか。実際に何度か使いましたが、iPhoneを使う上での不満は何も感じませんでした。

ただ、マイク部分もスピーカ部分も覆われているので、唯一このまま携帯電話として使うことだけは出来ません。

万一の時のiPhoneの保護も十分に安心できそうです

裏と中
左は、外側のケースからシリコーン製のインナーを取り出したところです。シリコーンもそこそこ厚みがあり、しっかりと成形されているので、万が一の時のクッション性も十分なように思います。

シリコーンの成形部品の、オン/オフ スイッチと音量調整ボタンが当たる部分が突起状になっているのが分かると思います。ここを押すことで、iPhone本体のスイッチ類を押す形になります。

また、シリコーンの下部に空間があると思いますが、ここがDockコネクタが収まる場所です。ただし、かなりキッチリと作ってあるので、純正の(あるいはそれに準じる)Dockコネクタ以外(例えば100円ショップでの同等品など)は着けられません。

表面のカバーは、左端の写真の上部に少し見えているヒンジ部分で繋がっていて、iPhone本体を入れて、表面カバーを被せ、下方にある左右の“つめ”にて固定する形になります。

自転車に取り付けた後の取り外し方は・・・・・??

上の写真の右端はホルダー本体の裏側です。自転車に取り付けるブラケットと勘合するための切り欠きが入っています。

ホルダーその切り欠きに嵌めこむのが、右の写真、左下のブラケットの3つの突起部分です。

ブラケットと本体とを合体させると上の写真のようになります。

若干厚みのあるブラケット部分には回転機構が入っていて、かなり細かいステップ(15度づつ?)でクリック感がありますが、本製品の唯一の不満点は、このクリック感が弱く、簡単に回転してしまうことでしょうか。

右下の写真に「PUSH」という文字が見えると思います。当初、このボタンを押して、ハンドル側に付けられているブラケットからホルダー本体を外すのだと思っていました。

ところが、どう考えてみても、この“PUSHボタン”を押すことで、上で説明した勘合部分が外れるような機構になっているとは思えませんでした。

ワンタッチでの取り外しは“仮の姿”かな

取り外し自転車に取り付けて出かけ、コンビニに入るので外そうと思って“PUSHボタン”を押していじっていたら、なんとブラケット部分が二つに分かれて、ホルダー本体にブラケットの一部が付いたまま外れてきたんです。

うーん、なるほど。どうやらホルダー本体とブラケットとの勘合部分は、基本的には一度つけたら頻繁に外すことは想定されていないようです(かなりガッチリと力を入れて嵌め込みますし、何度もくりかえしていると接合部分がすり減って緩くなってしまう可能性もあるかも)。

なるほど謳い文句通り、取り付け、取り外しはワンタッチでできますが、取り外した状態での格好は決してよくはありません。

ブラケット側もなんか内部のバネとかが見えていて変だし、ホルダー本体も裏が大きく出っ張っているので、カバンなどに入れるのにも微妙に邪魔です。

ま、ホルダーごとの取り外しは、あくまで“仮の姿”なのかもしれません。



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