DCコンバーターが壊れていたのではなく、ACアダプターが

5m 300LEDのLEDテープとの組み合わせで、これまで2個のDC-DCコンバーターを壊してしまい、意地になって今度は許容電流5Aの減圧用DC-DCコンバータを購入。

そこに出力電圧16VのACアダプターを繋げたら、DC-DCコンバーターのLCDディスプレイがウンともスンとも言わない、ってのが前回のお話。

出力電圧は16Vだって分かってるけど、念のため、DC-DCコンバーターへの入力電圧(ACアダプターの出力電圧)を測定してみたら、2Vちょっとしかない!?

出力電圧低下
このDC-DCコンバーターの最低入力電圧は6Vなので、これではLCDディスプレイが点灯しなくても不思議はありません。

不思議なのは、なんでACアダプターの出力電圧が2Vしか出ていないのかってこと。

ACアダプターをDC-DCコンバーターから外して、改めて出力電圧を測定してみると、

ACアダプタ出力
キチンと16V以上出ています。

あれー、負荷をかけた瞬間に出力電圧が降下するという症状は、他でも見たなーって思い、ここで初めて「もしかしたら、ACアダプターが壊れてる?」という考えが思い浮かび。

新たなACアダプターを用意し、そこからDC-DCコンバーターに入力してみると、

vaioACアダプタで
LCDディスプレイ、無事に点灯。

「DC-DCコンバーターは壊れていなかったんだ。よかった!」という安堵感と共に、ここまでの(その他諸々の)プロセスに疑問が浮かんできました。

ACアダプターが壊れていたってことは、これまで壊したと思っていた2個のDC-DCコンバーターは、もしかしたら壊れていなかったんじゃないかと。

さっそく、捨てずに(捨てれずに)とってあったDC-DCコンバーターに新しいACアダプターを接続してみると、普通に機能しています。

vaioACアダプタで2

もう一つの壊したと思ってたDC-DCコンバーターでも同じことをやってみると、こちらも正常に機能しています。

vaioACアダプタで3

結論をまとめると、DC-DCコンバーターにACアダプターを接続して、出力電圧が全然調整出来なかったのは、DC-DCコンバーターではなく、ACアダプターが壊れていたってこと。

ってことで、4種類4個のDC-DCコンバーターが。こんなに使う場所思いつかない。

DCコンバーター4種

いや、DC-DCコンバーターが壊れていなかったという事実は素直に嬉しいんだけどね。


DC-DCコンバータを2個壊し、なんか意地になってきた

12V駆動のLEDテープ(5630の5m 300LED)を点灯させるのに苦労しています。

16VのACアダプタを減圧用DC-DCコンバータで12Vに落として駆動しようとして、DC-DCコンバータを壊しました

この5m 300LEDのLEDテープに12Vの電圧をかけると、カタログ上は6Aの電流が流れるらしい。一方、壊れたDC-DCコンバータの許容電流は2A。

「そりゃ、壊れて当然」って言われそうですが、以前、別のLEDテープに試しに9V程度の低めの電圧を掛けたら、1A前後しか流れなかったんです。

なので、電圧を抑え目にして、電流値に気を付けながら電圧を調整すれば、まあ何とかなるだろうと思っていたのですが、どこかでミスったようです。

許容電流3AのDC-DCコンバータ

壊れてしまったものは仕方がありません。新しいDC-DCコンバータを買いました。LCDディスプレイとケース付き。

許容電流3Aと、こちらも低めですが、今回のLEDテープ以外ではそれほど高い電流を必要とする機器を使う機会はほとんど無いと思うので、まあこの程度で良いかと。

DCDCコンバーター本体

ところが、なんと、またもや壊してしまったようです。入力側に16VのACアダプタを接続し、出力電圧を9V前後に設定し、5mのLEDテープを接続して、SWオン。

が、なぜかLEDテープが光らず、電圧が低いのかとDC-DCコンバータのタクトスイッチを押して調整しようとしたら、なんか反応が鈍くて。

今となっては、はっきりした原因は分からないけど、多分、電圧が上がらないので繰り返し押していたら、知らない内に電圧が上がり過ぎてしまったのではないかと。

で、過電流が流れて壊れたのではないかというのが私の推測。

今度は許容電流5AのDC-DCコンバータ

ここまでくると、こっちも意地になってきました。更にDC-DCコンバータを買いました。今度は少しお金をかけて、許容電流5Aの減圧用DC-DCコンバータ。

DCDCコンバーター表

以前のものは、基板の表面にある部品が全てで、裏面は何の部品も配置されていませんでしたが、今回のは裏面側に部品がびっしり詰め込まれています。

出力用のUSB端子も備え、重量的にもずいぶんと重く感じる。

DCDCコンバーター裏

新旧の大きさを比較してみると、こんな感じ。LCDは同じものが使われているので、その周辺のスペースの具合で、両者の大きさの違いが分かるでしょうか。

大きさ比較

ケース付き。と言っても、基板の上下にアクリル板をスペーサーとネジで固定するだけの簡単なものですが。

ケース

不安だなー

ところで、全般的な “作り” ですが、結構酷い感じがします。マイクロコンピューターのハンダ付けなどは、ボコボコと穴が開いています。これで隣とブリッジしてないのかな?

酷いハンダ付け
右側の汚れは、フラックスかな?

ケースのアクリル板も、固定用には皿ネジが付属しているのに、アクリル板に開いているのはただの穴。皿ネジで固定しようとすると、ネジ頭が浮き上がってしまう。

皿ネジなのに

アクリル板の穴を皿穴に加工し直し、皿ネジで固定しようとすると、スペーサーの長さよりコンデンサの背の方が高いので、ネジを最後まで締められない。

精度は

うーむ、色々と不安だなー。これで本当にキチンと機能してくれるのか?

なんて不安を抱えながら、16VのACアダプタをDC-DCコンバーターの入力端子に接続し、電源オン・・・・ん? LCDが点灯しない!

不安が的中してしまったのか? 

続きは次回に。


革製コインケースを作る --(4)試作1号の反省点を考察

前回でコインケース試作1号が完成しましたが、製作する過程で、そして完成後に使ってみた感じで、色々と要検討項目が浮かび上がってきました。

今回はその辺りの考察をしていきたいと思います。

コインが落ちてしまう

まず何よりも問題なのは、コインを出そうとすると落ちてしまうこと。

折り曲げてあったコインケースを開き、手前の開口部に向けて奥のコインを滑り出させてくるのですが、その際に開口部のヘリをコインが超えてしまうのです。

コインケースを手に持って2
一番の原因は、コインケース内側の滑り難さ(摩擦抵抗の大きさ)のようです。

コインケースを手前側に傾けても、奥からコインが滑り出てこないので、傾きを大きくしていくと急にコインが転がり出てきて、そのまま勢い良くヘリを超えてしまいます。

そもそもの原因は、革の床面処理をしなかったことでしょうね。コインが接触する床面がザラザラで、摩擦力でコインが滑り出て来るのを止めてしまっているんです。

もう一つは、コインが滑り出てきたときにせき止める手前側のヘリの問題。今回はミニマムで作ってしまったけど、もう少し “ベロ” を大きくした方が良いかも。

コインケース改良点
製作上の問題としては、開口部の内Rが半径5mmというのは、綺麗に裁断するのも難しいし、その後のコバ処理も大変そう(今回は省略してしまったけど)。

全体的な大きさとか、革の厚みとか

全体的な大きさとしては、基準となる円を今回は直径72mmとしましたが、もう少し大きくても良いかもしれない。

直径72mmだと、小さくて持ち易くていいんだけど、コインの収納枚数が気になるのと、ひょうたん型の胴の部分が少し狭くて、ここでコインが引っ掛かってしまう場面も。

そして革の厚みの問題。今回は選んだ革が厚さ2mmと、ちょっと厚めでした。裏表を重ね合わせるとヘリの厚さは4mmになるので、全体の大きさからみるとアンバランスに。

コインケースを手に持って3

当初は、外側の後ろにもう一つポケットを設ける予定でしたが、もう1枚重ねると厚さが6mmとなってしまうので、それはさすがに不格好かもって諦めたんです。

革が厚いと、コインを入れた時の膨らみ方にも影響してくるので、もう少し薄い革の方が良いかな。次は、1mm~1.5mmくらいの革で作ってみようと思います。

以上のような点に改良を加えながら試作2号へと移行していきます。

でも、考えてみると、革を型通りに綺麗にカットする技を学ばないと、美しい完成品をイメージ出来ないな。


革製コインケースを作る --(3)試作1号完成

前回、裏表の革を木工用ボンドで貼り合わせて仮組みしたものを、今回は周囲を縫い合わせていきます。

コバの内側2.5mmの場所を縫っていくので、ステッチンググルーバーを2.5mmでセット。

縫い線

ステッチンググルーバーで引いたラインに沿って、ピッチ4mmの菱目打ちで縫い穴をあけていきますが、今回は曲線の組み合わせなので、全周に渡って2本目を使用。

縫い目穴あけ
2本目の菱目打ちで穴をあけていくということは、1個ずつあけていくということになるので、これはかなり根気のいる作業でした。4本目の時とは大違い。

そして、縫製。今回は試作だからなって気持ちでやっていたら、縫い目が不揃いに。

コインケース縫製完了

糸の端末を処理して完成(うーん、縫い目が酷いな)。

コインケース完成

折り曲げて手に持ったところ。小さいので、掌にスッポリと収まり、持った感じは悪くない。でも、もう少し大きめでもイイかもね。

コインケースを手に持って1

コインを入れてみました。たくさんは入らないけど、まあ、そこそこは入りそうかな。いや、実際にはもう少し入ってくれないと使い勝手が悪いような気がするな。

コインケースとコイン

実際に作ってみて、そして完成して使ってみて、様々な欠点(改良点)が見つかりました。その意味では、 “試作” の意義を十分に果たしてくれたと思います。

次回、反省点というか、改良点を考察していきます。


革製コインケースを作る --(2)試作1号の革裁断

前回、型紙が完成したので、今回をそれを使って革の裁断から。

革に型紙を当て、周囲を目打ちでなぞって革に型を写していきます。

革に型を転写

デザインナイフで型通りに革を裁断。が、見てもらえば分かる通り、かなり苦労しました。型通りにスーッとカット出来ればいいのですが、現実はガクガクのカットラインに。

コインケース革カット
まあ、 “慣れ” の部分が大きいのかもしれませんが、デザインナイフで自由曲線をカットしていくというのは、かなり難しいことのような気がしてきた。

縫い合わせる前の仮組みに、周囲3mm程度の範囲に木工用ボンドを塗布。

革片面ボンド塗布

外側の革と、内側になる穴の開いた革とを貼り合わせて仮組み。

革裏表貼り付け

実は、本番の際にはすべき手順を今回は省いています。型紙から革に型を写す前に、トコノールで床面の処理をすべきところを今回は省略(これが後で機能面に影響を及ぼします)。

外側と内側の革を貼り合わせる前に、ホックを取り付けたり、穴の内側のコバも処理しておくべきところですが、これらの作業も今回はしていません。

さて、裏表の革の貼り合わせ面は、ご覧の通り、かなりひどい状況。

革の合わせ面
カットラインがスムースでないことも問題だけど、それ以上に、カット面が斜めになってしまってるのがマズイ。デザインナイフが、斜めに入ってしまった結果ですね。

ツメ磨き用のヤスリで周囲の段差を均すように削っていきますが、大きな段差があるところは修正するのが大変(今回は、適当なところで妥協してしまったけど)。

コバをヤスリで

後は、周囲を縫製して完成ですが、これはまた次回に。


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