2年点検整備記録簿に沿って点検整備 -- 足廻りの点検

ユーザー車検のために、「2年点検整備記録簿」に沿ってクルマの整備をしていますが、今回は前回の作業で残ってしまった足廻りの点検をしていきます。

ジャッキアップして、ナットを緩めて、タイヤを外して

先ずはタイヤを地面から浮かせる必要があるのですが、この時の作業スペースは下がコンクリートなどで固く、平らな場所で、尚且つクルマの周りに人がしゃがんで作業できるだけの空間が必要。

クルマをジャッキアップしていきますが、車体フレームに “ジャッキ当て” があるので、そこにしっかりとジャッキを当てます。

タイヤが軽く地面に接触している程度までクルマを持ち上げたら、タイヤを固定している5個のナットを緩めます。レンチを手で回そうとしてもビクともしない場合は、レンチの上に乗り、体重をかけて外します。

ナットが軽く緩んだら、ナットはそのままにしてタイヤが地面から離れるまで、更にジャッキで車体を持ち上げます。

タイヤがフリーの状態になったら、改めて5個すべてのナットを外し、続いてタイヤを外します。外したタイヤは、念のため(ジャッキが外れたりとか)に車体の下に置いておきましょう。

ブレーキディスクの状態とパッドの厚み等を確認

タイヤが外れたら、先ずは点検項目の中で最重要なブレーキディスクとパッドの点検から。なにしろ、クルマを止めることができるのは、こいつのお陰ですからね。

下の写真は、後輪右側のディスクブレーキ本体(ディスクキャリパ)。5本のボルトのところにタイヤを装着してナットで固定しているというシンプルな構造

ディスクブレーキ全景

以前に乗っていたクルマはドラム式だったので、ここからさらに分解して、内部のブレーキライニング(摩耗部分)の厚み等を点検していましたが、このクルマは四輪ディスクブレーキなので、この状態で確認ができ、だいぶ楽かな。

ディスクの摩耗や損傷(表側しか見えませんが)、ディスクキャリパ全体やシリンダ周辺に液漏れや滲み等が無いか確認していきます。

続いてブレーキパッドの厚みですが、これはキャリパ側面の点検孔から覗いて確認することができます。正確には測れませんがパッドの厚みを測り、点検簿に記入します。

パッドは、最初約10mmあったものが、ディスクとの接触で徐々に摩耗していき、2mm~2.5mm程度まで薄くなると、そろそろ交換時期のようです。

ディスクブレーキ

ディスクを両側からパッドで挟み込む構造になっているんだと思いますが、後輪の点検孔からは内側のパッドしか見えませんので、このパッドの厚みを測定。

当然、前輪についても同じようにキャリパ側面の点検孔から覗くのですが、なぜか前輪と後輪とでは、点検孔から見た景色が異なります。

下は、前輪右側のディスクブレーキを、点検孔から覗いたところ。

前輪右パッド

前輪のディスクの厚みは後輪の倍くらいありますね。自転車の場合も、前輪と後輪のブレーキで、 “止める” 際の主役となるのは前輪のブレーキですから、自動車でも同じなのでしょう。

また、ディスクの両側のパッドが見えています。現物を見て厚みを測ったのは息子で、パッドの厚みは6mmと聞いていました。後輪にならって、内側のパッドだけ厚さを測定したようです。

私はいま写真で初めて見ているのですが、これだと外側のパッドは3mmくらいの感じでしょうか。そろそろ交換時期に近づいているのかな?

点検項目に「ディスクとパッドの隙間」というのがありますが、これはピストンによって自動調整になっているので、点検の意味がないとのこと。日常運転で特に問題なければOKとします。

ドライブシャフトやステアリングロッドのダストブーツの亀裂や損傷を中心に確認

さて、タイヤハウス内で他の項目も点検していきましょう。下は、前輪右側のタイヤハウス内ですが、オデッセイはFFなので前輪にドライブシャフトがあります。

ドライブシャフトのダストブーツの亀裂や損傷を確認します。ステアリングロッドのダストブーツの亀裂や損傷、さらに油漏れや滲みが無いことも確認。

また、周辺にいくつかのボールジョイントがありますので、これのダストブーツの亀裂や損傷も確認しておきましょう。

ブレーキホースやパイプの損傷や漏れ、各所の取り付け状況を手で揺らしたりして確認。

ステアリングロッド周辺

下の写真も上と同じく前輪右側のタイヤハウス内を別角度から撮影したもの。サスペンションは、「ショックアブソーバ」、「スプリング」、そして「サスペンションアーム」から構成されています。

ショックアブソーバからの油漏れや滲みが無いか、サスペンションの取り付けにガタは無いか等を確認し、これまた周辺にあるボールジョイントのダストブーツの損傷等を確認。

サスペンション周り

タイヤを元に戻して点検整備完了

タイヤを取り付ける前に、タイヤの損傷、異常摩耗などを点検し、ついでに溝の深さを測定後、タイヤをボルト位置に合わせて元の状態に戻し、ナットで固定していきます。

レンチである程度締めこんだら、ジャッキアップしている内にタイヤを揺すってみて、ホイールベアリングのガタが無いかを確認。

最後にジャッキを降ろし、レンチで各ナットを最後まで締めこみます。この際、対角線に星型を描くような順番でナットを締めていきます。

私は、最後にレンチのアームに全体重をかけて締めこんでいましたが、これだと締め過ぎになってしまう可能性もあるらしい。でも、「もし、走行中にタイヤが外れたら」なんて想像したくないしね。

これで、「2年点検整備記録簿」のほぼ全項目にチェックが入った状態になりました。


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