“未来” だけでなく、 “過去” だって変えることが出来る

もう、ずいぶん前のことですが、てんつくマンという人の講演会に行ったことがあります。今日は、その中からいまだに印象に残っている話をしようと思います。

以前、「107+1 ~天国はつくるもの~」という映画に触発されてある行動を起こした大学生のことを書きましたが、この映画をつくったのがてんつくマンです。

てんつくマンとは、「天国を作る男」という意味らしいです。元々、吉本興業に所属して、山崎邦正さんとのコンビで活動している最中に、映画制作という夢を見つけ引退した方です。

自分のことで精一杯って言う人は、自分のことしか考えない人

てんつくマンがたくさんの人たちと出会ってきた中で、「あー幸せだな」ってオーラを出している人と、「今、幸せじゃあないのよ」っていう人とがいるけど、彼らと話してみて気がついたのは、使っている言葉が全然違うってことだったそうです。

普段、自分の口から発している言葉の重要性(自分の人生への影響力)について改めて述べるまでもないと思いますが、てんつくマンは自分の才能を殺してしまう6つの言葉があると言います。

「無理」とか、「難しい」とか、「面倒臭い」といった言葉なのですが、中でも「自分のことで精一杯」ということを言う人は、本当に幸せになりにくい人だそうです。

なぜなら、自分のことで精一杯って言う人は、自分のことしか考えない人だから。ということは、自分ひとりで頑張らなければならないんです。これが、一番難しい生き方なんだと。

で、「幸せだなー」って言う人は、必ず誰かの力になっているそうです。苦しい時でも、しんどい時でも、ちょっと人の話を聞いてあげたり、ちょっと何かをしてあげたりしてるんです。

その人が困った時は、必ず誰かが助けてくれます。だから、自分一人で生きていないんです。たくさんの人に支えられて生きているから、結局その人の夢をたくさんの人がサポートしてくれるんです。

本当に、自分一人で生きていくのは大変。と言うか、不可能かもしれません。「是非、たくさんの人を助けながら、たくさんの人に支えられながら、生きてください」、と。

子供たちがはしゃいで、おじいちゃん、おばあちゃんが、ありがとう、ありがとうって

繰り返しになるけど、自分のことだけを考えていると幸せになり難い。なぜなら、自分一人で生きていかなければいけないから。

「これから言うことは、僕(てんつくマン)の思い込みだから信じなくていいです」と断りが入った上で、こんな話をされました。

家族のことだけを考えていきると、家族が力をかしてくれます。
地域のことを考えて生きていると、地域の人が力を貸してくれます。
そして、日本のことを考えて生きていると、日本の人がいろいろと力を貸してくれます。
さらに、世界のことまで考えていると、世界中の人たちが力を貸してくれます。

そうやって広く広く考えて、その中から、自分が出来ることの中から、うれしいことってのを見つけるんです。そして、それでやるとどんどんサポートが返ってくるので、ああ、こういうことなんやなって少しずつ分かってくるのでしょう。

当時、てんつくマンと仲間たちは色んな海外支援をしていたのですが、募金を渡す時は実際にその国まで行って、そのお金を何に使うのかっていうのを自分たちで決めていたそうです。

そんな中でカンボジアに行ったら、子供たちが腸チフスでいっぱい倒れていました。原因は、この子供たちの親はお金が無くて水道の水を使えなかったからでした。

カンボジア

本当にきたない川で体を洗っていて、だから腸チフスになるんやなあって。じゃあ、私たちに何か出来ることはありますかって聞いたら、井戸を掘って欲しいって言われて、井戸となると集めたお金で足りるかなあと少し不安に。

それでも取り合えず井戸屋さんに来てもらって、ここに掘れますかって聞いたら、見積もりを出すよって言われ、結局その金額は18,000円だったとのこと。

すぐに掘って下さいと頼んだら、2日後に井戸出来たよって電話がかかってきて、見に行ったら、もうそこには、きれいな水が溢れかえっていて、子供たちがはしゃいで、おじいちゃん、おばあちゃんが、ありがとう、ありがとうって、笑顔で手を合わせてくれたそうです。

“未来” だけでなく、 “過去” だって変えることが出来る

以下、てんつくマンの弁です。

そん時に、めっちゃくちゃ嬉しかったんです。ああ、嬉しいって思って、その時、自分の中でね、心の中で何を思ったかと言うと、『すべての過去にありがとう』って思ったんです。

それはどういうことかと言うと、この幸せっていうのは、すべての過去のお陰なんです。何かが、一つでもずれていたら、あの時裏切ってくれなければ、あの時傷つけてくれなければ、今のこの幸せは無かったんだなということです。

あの幸せの瞬間に、すべての過去にありがとうって思ったんです。

ああそうか、未来を変えられるのは知っていたけど、過去だって変えれるんだって。

あいつ、一生恨んでやるぞって思ってた人に、ありがとう。俺のことを裏切ってくれて。もう、すべて許せるようになったんです。

めちゃくちゃ幸せなことを感じたら、過去を許せるようになるんやって、その時感じられて、これはもうたくさんの人に伝えたいって思ったんです。

もし、今、心の中で過去に引きずられて、今という時間を無駄にしている人がいたら、めちゃくちゃ幸せなことを探して、それに向かっていってください。

ああ、すべての過去は必要だったんだ、すべての出会い、出来事は必要だったんだなーっていう風に思ってもらえると思います。

その過去にありがとうって思えた瞬間、何が起こるかというと、『今にありがとう』になります。

そして、すべての過去が必要だったんだということに気づくと、何が起こってきても、全部必要なんだって思うから、自分の中で、これはいい出来事、悪い出来事、正しい、間違っている、ツイている、ツイていなっていう判断が、無くなっていくんです。

まぼろし!まぼろし!

てんつくマンが、たくさんの人と出会いながらいつも感じているのは、「人は必ず変わる」ということだそうです。「変わる」とは、成長すること。だから、あせる必要はないんだよ、って。

僕たちは必ず成長するっていうことを、自分の中にインプットして欲しいと。

今、自分が弱いとか、自分が小さいとか、下手くそであるとか、結果が出ていないとか、幸せじゃないとか、はっきり言って、どーだっていいんです。 “今” の結果なんて、どーだっていいんです。

今、自分自身に伝えるのは、自分を否定することでもなく、自分を責めることでもなく、自分自身を思いっきり励ましてあげるということ。

自分自身のいつも傍にいるのは自分自身だけ。なので、自分自身を思いっきり励ましてあげて欲しい。

昨日のやり方がだめだったら、違うやり方をすればいいだけ。そんなことやっていたら、1年後に絶対違う自分がいる。あっ、こういう自分もいるんだっていう自分に必ず会える筈。

そして、やってだめだったら、自分自身に「やってダメなら、もっとやろう」と伝えてあげてください。

てんつくマンと仲間達も、プロジェクトを進めていくと、当然いろんな問題にぶつかります。いつもいつも、大変なことがやってきます。その時に、彼らは「合言葉」を言うそうです。

何か大変なことが起こった時に後ろ向きの言葉を言うと、ドーンと落ちるから、合言葉は、

よくあること!
よくあること!

もし、これでクリアできないような大事の時は、

修行!
修行!

更に、「もう、本当にイヤッ」みたいなことが起こった時には、

まぼろし!
まぼろし!

って言うと、気持ちが軽くなるとのこと。

すべては、やるか、やらないか。諦めるか、諦めないか。やってダメならもっとやる。


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