夕焼けは夕焼けらしく赤く、青空は青空らしく青く撮りたい

この記事を皮切りに、カメラの勉強も兼ねて学んだことを一連の記事にまとめてみました。カメラ初心者のくせに取説を読むのを面倒くさがり、これまで何台カメラを買っても使いこなせなかった私にとっては大きな進歩です。

自分なりにまとめることで、そこそこの基礎はできたように感じます。「後は実践だ」ということで、取り敢えず理解したことをベースにして、ここで書いた通り2ヵ月間で1400枚近い写真を撮ってきました。

でも、知識に深みがないので、その時の条件に合わせて応用を効かせたりといったことまでは出来ず、撮った写真を後で見て「もう少しこんな風にしたかったな」みたいな写真が相変わらず多いのが現実です。

ということで、復習を兼ねて、もう一度まとめなおしてみようかと思います。

ここで言及するのは以下の5つの項目になります。
  1. 露出
  2. シャッタースピード
  3. 絞り
  4. ISO感度
  5. ホワイトバランス
写真撮影でスタート地点になるのは、どうやら「露出」ということになりそうです。

1.露出

露出をどうするかが、写真撮影の基本中の基本のようです。

露出を変えることで、撮影される写真の“明るさ”を変えることができます。晴天下で暗めの写真を撮ることも、逆に明るい夜景を撮ることも(カメラとレンズの性能に依存しますが)できます。

*露出は、「シャッタースピード」と「絞り値」の組み合わせによって調整をしていきます。

2.シャッタースピード

シャッタースピードを上げれば(速くすれば)露出は少なくなり、下げれば(遅くすれば)露出は多くなります。

シャッタースピードと切っても切り離せないのが“手振れ”でしょう。手振れを避ける一番の近道はシャッタースピードを上げることですね。

また、動きのある被写体を撮る場合なども含め、基本的にはシャッタースピードは速い方が失敗する可能性は少なくなります。

一方で、意図的にシャッタースピードを遅くする場面もあります。

室内での撮影や夜景の撮影においては必然的にシャッタースピードは遅くなるわけですが、例えば「噴水」のような動きのある被写体の、その動き自体を表現したいときなどは意図的に遅くすることがあります。

そうすることで、絹糸のように繋がって見えるような写真を撮ることができます。

3.絞り

露出を決めるもう一つの要素「絞り」、すなわち“F値”は、特に明るい方(F値の小さい方)はカメラレンズの性能によって決まってしまいます。

露出を絞るのは機械的にいくらでも可能ですが、解放値はそのレンズの性能によって制限されてしまうということですね。

絞りは開放寄り(F値の小さい方)の方が、(シャッタースピードと絞りとの相関関係で露出が決まるので)シャッタースピードが速くなり、結果として手振れの可能性が減るために、基本的には撮り手にとって有利になります。

絞りには、露出以外にも影響を及ぼす要素があります。「被写界深度」というもので、簡単に言えばピントが合う「奥行き方向の範囲」が変わるのです。

絞り値を小さくするほどピントの合う範囲は狭くなり(被写界深度が浅くなり)、逆に絞り値を大きくするほどピントの合う範囲が広く(被写界深度が深くなって、ピントの中心の前後にもピントが合うように)なります。

隅々までピントの合った写真を撮りたければ、ピントは絞った方が(暗くした方が)条件としては有利だということですね。

逆に、「一点だけ焦点が合っていて他はボケている写真」を撮りたかったら、絞りを開いていけばいいことになります。

シャッタースピード優先AEと絞り優先AE

さて、繰り返しになりますが、露出はシャッタースピードと絞り値の組み合わせによって決まります。

ということは、“最適”な露出が一つとしたとき、もしもシャッタースピードを変えたければ、最適な露出を得るためには絞りの方も変えなければなりません。逆も同じです。

シャッタースピード優先AEと絞り優先AEとは、「“この”シャッタースピードで撮影したい」あるいは「“この”絞りで撮影したい」という撮影者の意図に合わせて、カメラが自動的に(対となる絞り、あるいはシャッタースピードを変えることで)適正露出を設定してくれるモードです。

要は適正露出はカメラに任せながらも、シャッタースピードや絞りを自分で設定することで、写真に自分の“思い”を反映させることができるということです。

シャッタースピード優先AEで“動きのある被写体”をこんな風にに撮ろうとか、絞り優先AEで特定の被写体だけに焦点を合わせて背景はぼかそうといった、撮り手の思いを写真に表現できるようになるんですね。

4.ISO感度

またまた繰り返しになりますが、露出はシャッタースピードと絞り値の組み合わせによって決まるのですが、それにも“限界”があります。

暗い場所で十分な光量を得るためには、シャッタースピードを遅くして、絞りを開放にすればいいのですが、シャッタースピードは手振れなどによる限界があり、絞り値はレンズの性能としての限界があります。

そこで、適正露出を得るための三番目の手段が“感度を上げる”ことです。これがISO感度というものです。

撮像体(昔で言えばフィルム)の感度を上げれば、同じ光の量でも明るい写真を撮ることができます。言い換えるとその分だけシャッタースピードを速くすることができ、結果として手振れを軽減することが可能になるのです。

ただ、残念ながら感度を上げるということは“ノイズ”も増幅することになるので、ISO感度の増減は画質とのトレードオフの関係にあります。

5.ホワイトバランス

ホワイトバランスの調整とは、カメラに事前に撮影環境の光源の色を教えて(設定して)おいてあげることです。

「太陽の下で写真を撮るよ」とか、「曇り空だよ」あるいは「蛍光灯の光だよ」って。

因みに、夕焼けを撮るとき、ホワイトバランスを「AUTO」や「太陽光」にあわせてしまうと、夕焼けの赤っぽさは軽減してしまいます。

こんな時は、「くもり」に設定して撮影することで、真っ赤なきれいな夕焼けを撮影することができます。

もう一つ、夕焼けを夕焼けらしいく撮る秘訣は、露出にもあります。

こちらも「AUTO」で撮影すると、かなり明るめの写真になってしまう場合があるので、そんなときは露出補正をアンダー方向(マイナス側)に調整してやると、赤が強調された引き締まった写真を撮ることができるそうです。

ついでに言うと、「青空を青く撮る」のも、やはり“露出”が肝心なようです。

ということで、「露出に始まり、露出に終わる」ってことですね。

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