佐々木 かをり著 「自分が輝く7つの発想」 -- 与える人でいる

今日は、佐々木 かをり著 「自分が輝く7つの発想」を紹介しましょう。

自分が輝く7つの発想最近、この手の本を買わなくなってしまって、たまーに本棚から昔買った本を引っ張り出してきて、その時の気分に合ったら読んでみる、みたいな感じなんです。

なので、紹介する本がどうしても古くなってしまいがちです。今回の本も、初めて手にしたのはもう8年の前のことのようです(自分の “記録” によると)。

Amazonで確認してみたら、絶版になってしまっているのか、「中古品」しか売られていません。

ではありますが、この本、いいですよ。女性らしく、分かりやすい語り口で書かれているので、大事なことが自分の中にスッと入ってくる気がします。

あなたは “与える” 人ですか、それとも “奪う” 人ですか

今年も残り少なくなってきましたが、今年の自分なりの10大ニュースで言うと、世界No.1コーチであるアンソニー・ロビンスが初来日し、そのセミナーに参加したことが1番かもしれません。

たくさんのことを学び、このブログでもいろいろと書かせて頂きましたが、中でも最も大きく印象に残っているのは、自分の「アイデンティティー」ということでした。

簡単に言ってしまうと、「自分とはどういう人間であると “自分自身” を定義づけているか」ってこと。

話は飛びますが、3日間のセミナーで、初日は竹中平蔵さんとか本田健さんとかいろんな方が登壇されたのですが、その中の一人にジェイ・エイブラハムという人がいました。

彼は、米国で最も費用の高いコンサルタントの一人で、マーケティングに関する電話でのコンサルテーションで1時間約60万円要求するくらい、まあトップ中のトップの人物。

その彼からこんな問いかけがありまいた。

あなたは “与える” 人ですか、それとも “奪う” 人ですか

なんでアンソニー・ロビンスの話や、ジェイ・エイブラハムの話をしているのかというと、本書の副題に「ギブ&テイクからギブ&ギブンへ」とありますが、これって同じことを言ってるからです。

本書の全体を通してのテーマは、「与える人でいる」ってことだと思います。

何も言わない、という行動も、 “奪う” 手段だったんですね

「与える」とか「与える人」というコンセプトは、周りのために積極的に行動を起こしている人だったり、考えを提供する人、建設的な発言をする人、笑顔を振りまく人を指しています。

人生でも、社会でも、周りに「プラスの影響を与えている人」ということです。

与える

一方の「テイカー(Taker)」とは、テイクする人、奪っている人のことを表しています。こちらは、その場を吸い込んでしまうような、ブラックホールのような人のこと。

例えば、無表情で意志が分からない人。前に進むことに抵抗して、全力で足踏みをしてしまっているような人。前に進んでいる人の悪いところを探して、批判や非難をする人、周りの人を後ろ向きにしてしまう人とか、みんなこちら側の人になりますね。

気がつきにくいですが、何もしない、何も言わない、という行動も、その場を凝固させて動かなくさせてしまうという、強力な奪う方法の一つになります。

だから、テイカーがいると、場の活気溢れるエネルギーがブラックホールに吸い込まれるように、その人に奪われてしまいます。

ギブ&テイクという言葉がありますが、文字通りに解釈すると「ギブをしたのでテイクしてもいい」、つまり「与えたので奪う権利がある」という理屈になり勝ちかもしれません。

著者は、どんな環境下でも人から奪うのは避けたいと考え、「ギブ&ギブン(与え、与えられる)」という発想で生活していこう、と決意したとのこと。

そして、自分から与える、ギバーになるということを常に意識して生活する、「自分から、まず与える」ということを自己訓練の一つだと、自分に言い聞かせているそうです。

相手にして欲しいと願うことがあるのなら、先ず自分からそれを始めてみる。時間を与えたり、情報を与えたり、笑顔を与えたり、意気込みを与えたり。

この考え方には大いに共感するところがあります。と同時に、普段の自分の行動を振り返った時、反省すべき点がたくさんあるなと。

本人の意思次第で、そのどちらにも一瞬のうちにシフトできる

似たようなことですが、「for you」と「for me」ということをいつも気にかけています。気にかけていると言いながら、ついつい忘れていますけどね。

「なんかこのところ、ものごとがうまく回らないなー」って時がありませんか。私には、自分の行動がうまくいってないなとか、気分的に優れないなって感じるときがあるんです。

そんな時、その時の自分の行動であるとか、あるいは自分の感情の源にあるのは、「for you」なのか「for me」なのかなって振り返ってみると・・・・・

やっぱり、「for me」なんですよね。

自分を中心に、自分のためにって(もちろん、無意識にですが)考えていると、どうもうまくいかないことが多いような気がします。

本書の冒頭に、アメリカ人セミナー講師のこんな言葉が紹介されています。

「人はギバーかテイカーのどちらかなの。どちらでもない、という人はいないわ。でも何よりも大切なことは、本人の意思次第で、そのどちらにも一瞬のうちにシフトできるということなの」

この、「でも何よりも大切なことは」に続く、「本人の意思次第で、そのどちらにも一瞬のうちにシフトできる」というのは、まさにアンソニーの言っているアイデンティティーと同じことです。

要は、自分自身をどちらとして “定義” しているかということなんです。

「自分は奪う人だ」って、意識して定義している人なんていないとは思いますが、逆に「自分は与える人だ」って、これまた意識している人もそんなに多くはいないでしょう。

それなら意識的に、「自分は与える人」という定義を自分に与えてしまえばいいんです。その瞬間から、あなたは「与える人」の仲間入りです。

この「アイデンティティー」ということと、「与える人でいる」ということは、わたしの中では今年の二大インパクトだったと思っています。



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