革製名刺入れの製作(第9回) -- 試作2号機完成

前回、試作1号機のコバ磨きを行いましたが、今回は2号機のポケットパーツのコバ磨きから。

内側へと向かうカーブのヘリ磨きなので、ちょっと苦労しましたが、前回製作したウッドスリッカーのお陰で、まあまあ何とかできたかな。

ウェーブカットヘリ磨き

一方で手付かずの胴体ですが、設計図通りに、今度はピンク色の革を裏表用にカット。内側用の革のカットは、そのままポケットの貼り位置等に影響してくるので慎重にカット。

2号機胴体カット
裏表2枚の革を、互いに裏側が合わさるように木工用ボンドで接着。

基本的には、この内側の革に沿ってポケットを貼り付ければいいだけなのですが、正確に位置合わせが出来るように治具を作りました。

貼り合わせ治具

この治具を胴体の内側の革に合わせてクランプで固定。

貼り合わせ治具を固定して
この治具にポケットパーツを被せるようにして木工用ボンドで胴体へと接着し、乾くまで暫し休憩。

乾いたら1号機の時に外周のカット用に作った治具を使い、ポケットの周囲に縫い代3mmを残してカットしていきます。ただ、胴体を使用状態に近いV字形で接着しているので、ちょっと大変。

治具でフチをカット

余分な外周のカット完了。

縫製前1

結構、それらしい感じになってきました。

縫製前2

続いて外周の端から2.5mmのところを手縫いしてくのですが、これは苦労しました。縫うこと自体は何の問題も無かったけれど、その前の菱目打ちが難しかった。

縫製後1

内側から、絞り加工の立ち上がりに沿って菱目打ちを打っていけば簡単だったのでしょうが、外側の縫い目をキレイに揃えたいと思い、外側から菱目打ちを打ったのが間違いでした。

表現が難しいけど、3mmしかない縫い代の下に、菱目打ちを受け止める “下敷き” を入れるのですが、これがどうしても逃げてしまうんです。

一箇所で何度もやり直したりしながら、なんとか縫い穴をあけ終わりました。縫い穴さえあけられれば、後はレーシングポニーで固定して縫っていくだけ。

最後に外周のコバを磨いて、革製名刺入れ2号機の完成です。

縫製後2

工程含めて、まだまだ改善の余地がありますが、素人の製作としては結構いい線いってるんじゃないかと、自分的には大満足です。


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