アクリル用接着剤の注入に注射器(シリンジ)を試してみた

ここ1年、工作でアクリルや硬質塩ビを接着する機会が多くて、アクリルサンデーの接着剤のお世話になっています。

アクリルサンデー

共に溶剤型の接着剤なので、被接着物のアクリル樹脂や硬質塩ビを一旦溶かし、それが再び固着する力によって互いに接着することになります。

この、素材が溶けて、再び固まるまでの時間は一瞬です。その意味では、この接着剤は瞬間接着剤と言えます。なので、とても使いやすい反面、ミスると一瞬で取り返しの出来ない状態に。

それだけに、接着剤の注入器の使い勝手はとても重要なのですが、付属の注入器が個人的にはちょっと扱い難く感じます。

「アクリルサンデーに付属の注入器は素晴らしい!」と絶賛する声を目にすることもありますが、うーん、どうなんだろ。

塩ビ接着剤

注入器を傾けると中の接着剤がボタボタボタと

上の写真で、真ん中にあるのが付属の注入器。扱いに難い一つ目の理由は、ビンから注入器に接着剤を取り分けるのが難しいこと。

注入器を押しつぶして、その戻る力で吸引しようとしますが、いまひとつ上手くできません。慣れの問題なんだとは思いますが、思ったようには吸い込んでくれません。

そこで、写真右側の小さな漏斗(ろうと)を使っていますが、これはこれで失敗してこぼしたりしてしまいます。(注入器は、針の部分と、更に針を装着している部分も外れます)

二つ目の理由(こっちの方がメイン)は、注入器を傾けると中の接着剤が勝手に(それも勢い良く)出てきてしまうことです(飛び出るまでは言わないけれど、ボタボタボタくらいかな)。

接着剤の揮発性が高いため、注入器を傾けると揮発した気体によって接着剤が押し出されてしまうのがその原因です。

ただ、(多分)空気と接触することによって揮発するので、(これまた多分)注入器を接着剤で満タンにして、空気の入る余地を少なくしてあげれば、押し出される勢いも弱まるのでは。

そんなこんなで、注射器を試してみようかと。

テルモのシリンジと、ミネシマの替針が良さそうですが

調べてみると、注射器の多くは注射筒(シリンジと呼ぶそうです)と注射針から成っていて、シリンジについては医療機器メーカーのテルモのものが良いらしいと分かりました。

注射針の方は、ミネシマというメーカーの「インジェクター替針」が適しているらしい。

価格的にもお手頃なので早速買ってみようと思ったのですが、シリンジの容量に迷ってしまいました。1ml、2.5ml、5mlとあるのですが、どれが最適なのでしょうか。

シリンジも替針も、ある程度使い捨てに近いような感じなので、1本、2本ではなく、10本、20本という単位で買う積りでいるので、それだけに迷いました。

で、結果的にはミネシマの替針5本セットと、同じくミネシマの「インジェクター 1・2.5・5ml 3個セット」というのを買ってみました。

シリンジと針

実際に使ってみた感想は、「すごくイイ!」です。

付属注入器の不満点の一つ目、ビンから接着剤を吸い出すのは注射器なので当然楽勝。よくTVドラマとかで、お医者さんがビンから薬を注射器に入れるような感じで楽々と。

二つ目の不満点も解消。シリンジの中の空気を追い出すことができるので、空気に触れることのない接着剤は揮発もせず(あるいは微少で)、従って針先から勝手に出てしまうこともなくなりました。

また、接着剤を塗布する際の微調整が容易になるのは勿論です。

シリンジの最適な容量に関しては、まだ試している最中。2.5mlか5mlのどちらかかな。最初、1mlが使いやすいなって思っていたのですが、意外に早く使えなくなってしまいました。

シリンジ1ml

多分、接着剤の影響なのでしょうが、押し子の先端に付いているゴムが膨張してしまったのか、力いっぱい押し込んでも筒の中に入っていかなくなってしまいました。

同じような現象は2.5mlでも5mlのシリンジでも起こるのでしょうが、筒が太くなる分だけその影響が軽減されるような気がして。その意味では、5mlの方がいいのかな。


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