多分、本物の木と見分けがつかないと思うな -- 究極の塩ビシート

塩ビ管の表面のお化粧に、木目を印刷した塩ビシートを使おうかと、試しに100均で買ってきたものを実際に貼り付けてみたら、これが予想以上に良かった、というのが前回のお話

で、100均の塩ビシートを「ピンからキリまで」の “キリ” とすれば(失礼)、今回は “ピン” に位置するところの塩ビシートの紹介。

ダイノックシートという商品をご存知でしょうか。住友3M社の商品名で、本物の木質・本物の石・本物の素材に限りなく近づいた硬質塩ビシートで、粘着剤付きの印刷化粧フィルムです。

同等品として、サンゲツのリアテックシート、積水化学工業のパロアシートなどがあります。

今回使ってみたのは、この中のサンゲツのリアテックシートです。

どのメーカーの商品も大概は1m以上の販売で、価格も数千円となると、100均商品のように試しで買ってみるには、ちとお高いんです。

そんな中で、サンゲツのリアテックシートはサンプルを手に入れることが出来ました。木目の種類も、色や柄も多種多様なので、サンプルで確認できるのは本当にありがたいです。

リアテックサンプル各種

ところでお値段ですが、100均の塩ビシートは1㎡換算で180円。対して、サンゲツのリアテックシートは6,000~7,000円(定価ですが)もします。30倍以上の開きがあり、まさにピンキリ。

本物の木を薄くスライスしてシート状にした「ツキ板シート」という商品もあるのですが、こちらは1㎡当たり6,000円と同じような値段です。

「ツキ板シート」も魅力的でしたが、円筒の外周に貼るだけなら問題無いのですが、円筒の断面もその範囲に入れようとすると、どんなに薄くても木は木ですからね、三次曲面は無理なんです。

さて、前回と同じように塩ビ管と塩ビの円盤に貼ってみます。

貼り付け行程は前回と同じですが、100均の塩ビシートは厚さ約0.1mmに対して、こちらは約0.2mmあるので、しっかりしている分だけ扱いやすい感じがします。

先ずは円盤に貼ってみると、もの凄く美しい出来上がり。写真で、その質感までは伝わらないと思いますが、ツルツルの平滑面ではなく、本当に微妙な窪みとかもあって触った感じも木そのもの。

リアテック円盤

厚めといっても0.2mmなので、ドライヤーで暖めてあげると簡単にフニャッてなり、円盤周囲の90度の折り曲げも何ら問題なし。

前回の100均の塩ビシートで作った円盤と並べてみると・・・

円盤比較

確かに質感としてはリアテックの方が上ですが、こうやって比較してみると、100均の塩ビシートもそんなに(30倍も?)負けてはいないなーって、改めて感心。

続いて円筒ですが、片方は全周を1枚のシートで覆い、もう一つ、寄木細工風に2種類のシートを組み合わせてみました。

円筒2種

1枚のシートでも合わせ目を上手に処理すれば、どこが合わせ目か分からないくらいキレイに出来上がるけど、敢えて2種類の木で作ってます風も悪くないなと。

円筒と円盤を組み合わせて完成。

リアテック円筒

100均の塩ビシートで作ったものは、「これは木製なのかな、それとも印刷なのかな?」って迷う感じでしたが、リアテックで作ったものは、もう木で作ったとしか思えないような仕上がりです。

安いものは安いなりに(対価格以上に)素晴らしいし、高いものは高いだけのクオリティーがあって、技術の進歩に感心したというか、昔の塩ビシートにまとわり付いていた “安物” っぽいイメージが払拭されました。


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