自分がどんな「連想体系」を持っているか気がついていますか?

前回の後半、“なぜ”あなたはそれが欲しいのかという“動機”に関して書きました。

“なぜ”それが欲しいのか、そしてそれを“どれくらい”欲しいのかという、動機とその強さというのは本当に重要な項目だと思うのですが、自分なりに落とし込め切れていない部分もあり、今回もう少し深く掘り下げてみたいと思います。

タンポポ綿毛
参考書にするのは、以前ここで紹介したジェームス・スキナー著 「成功の9ステップ」です。

これもまた自分として(特に“動機”の部分を)咀嚼し切れていないので、以前の記事を焼き直しする形になりますが、さらにもう一歩踏み込めたらなあと思っています。

もう一度ジェームス・スキナー著「成功の9ステップ」から

私たちのあらゆる行動の動機は、たった2つしかありません。

「快楽を得たい」という動機と、「痛みを避けたい」という2つ動機がそれです。

心理学に「快楽と痛みの原則」というものがあるそうです。これは、人間は常に「快楽」を得ようとし、「痛み」を避けようとしている、ということです。

そして、私たちのあらゆる行動の動機がこれなのです。意識している、いないに関わらず、私たちは常に「快楽」が得られる行動を選択し、「痛み」を避けるための行動をしていることになります。

前回書いた通り、居心地のいいコンフォートゾーンから敢えて一歩を踏み出し、そして様々なリスクを冒して、あなたの欲しいもの、夢や人生の目的や目標を手に入れるためには、強力な“動機”が必要です。

「なんであなたはそれが欲しいのですか」、ということです。

「快楽を得たい」という動機と、「痛みを避けたい」という動機のぶつかり合い

ジェームス・スキナーによる「私たちのあらゆる行動の動機」である、「快楽を得たい」、そして「痛みを避けたい」という2つの動機と、あなたが欲しいものに対する動機とを一緒に考えてみましょう。

あなたの“夢”は「快楽」になるわけですから、「夢を実現する」とは「快楽を得たい」という動機そのものです。

一方、その夢を実現するためにコンフォートゾーンから一歩を踏み出すことは、「不安」や「恐れ」といった「痛み」の感情を伴うことになります。

そして、これもまた「痛みを避けたい」という動機となるわけです。

2つしかない「私たちのあらゆる行動の動機」が、ここでぶつかり合うのです。そして、強い方の動機に従って私たちは行動することになります。

「痛みを避けたい」という動機って強いんですよね

もう一度言いますが、“夢”は「快楽」に分類されます。でも前回も書きましたが、“夢”はあなたの目の前に実体として存在するものではありませんよね。「遠い未来の想像」に過ぎないでしょう。それも手に入るかどうかも分からないものです。

だから、「快楽を得たい」という動機としての“力が弱い”のです。

それに対して、「不安」や「恐れ」といった「痛み」は、コンフォートゾーンから一歩出た瞬間からそこに存在するわけですから、こちらはリアルです(少なくともあなたの“感情”としてはですけど)。

当然、「痛みを避けたい」という動機としての力は、非常に強いものがあるでしょう。

これがほとんどの人が夢を実現できない理由なのです。

「痛み(恐れや不安)を避けたい」という動機に、「快楽(夢)を得たい」という動機が負けるのです。

一般の人(世の中の95%の成功できない人)は、自分の“夢”にリアリティーを持たせることが出来ずに、だからそれを叶えることなく人生を終えます。

ここがポイントですよね。その夢を実現したいという強い欲望が持てればいいのですけど。

よく言われる、夢をありありと思い描きましょう、詳細で明確なイメージを持ちましょう、目標を紙に書いて潜在意識の中に落としましょうといったことは、その“想像”に過ぎないあなたの夢に現実感を持たせましょうという試みなのだと思います。

あなたの夢の実現や成功に役立つ活動を“快感”と結びつけましょう

ジェームス・スキナーは、もう一つの提案をしています。

それは、自分の「連想体系」をコントロールするということです。

どういうことかというと、「夢の実現や成功に役立つ活動」を“快感”と結びつけ、夢の実現という目的からあなたをそらしてしまうような活動を“苦痛”と結びつけるのです。

自分の活動をどんなイメージと結び付けるかを自分でコントロールするのです。ジェームス・スキナー曰く、

何に快楽を連想し、何に痛みを連想するか、が人生の違いなのである。

連想体系をコントロールするとは、違う言い方をすれば「考え方を変える」ということでしょう。

少なくとも、今のあなたの“考え方”では、今得ている結果しか得られないということは間違いありませんよね。ということは、結果を改善したければ、“考え方”を変えなければならないのです。

アチーブメントの青木先生も同じようなことを言っています。

人生の違いは、考え方の違いである

人生の質は、考え方(連想)の質で決まります。だから生活に変化を望むのであれば、考え方(連想)を変えなければなりません。新しい考え方(連想)を持てば、新しい人生を手に入れることになるのです。

凝り固まっているあなたの「連想体系」を変えるには

連想体系をコントロールするには、ジェームス・スキナーは広告業界の人たちが使っている手法を使えばいいと言います。

気分が良くなるようなシーンをイメージしたり、気持ちのいい音楽を聞いたりして、自分自身に快楽を感じさせる。その瞬間に「夢の実現や成功に役立つ活動」をイメージするのです。

このプロセスを繰り返すというのが、広告業界における王道の手法です。これで、あなたの中に新しいイメージを植え付けていくのです。

大切なのは、毎日あなたの頭の中で行われる広告(自分の夢の実現や成功に役立つ活動と快楽とを結びつける)プロセスを、意識的にコントロールすることなんです。

ある行動が夢の実現に非常に効果的だとわかっていても、その行動が“苦痛”のイメージと結びついているから行動できないという現実は、いくらでもあります。

その夢の実現と結びついている行動のイメージ(これまでは“苦痛”)を、“快楽”に変えることができたとしたら・・・・・これがどれほどあなたの夢の実現に影響を与えるかは、想像するまでもなく分かりますよね。

さらに次回へと続きます。


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