国立国会図書館は、バックヤードの方が断然面白いと思うな

前回の国会議事堂の見学を終え、国会議事堂の正面から議事堂を回る形で国立国会図書館方向へと歩きます。

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国会議事堂から道路を挟んで向かいの緑の中に時計塔が見えます。尾崎記念会館(現 憲政記念館)の建設時に、その施設の一環として1960年に建てられたものだそうです。

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国会図書館の隣にある国会参観バス駐車場。こういうスペースが必要なくらい参観に訪れる人が多いってことなんですね。

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国立国会図書館に到着。

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こちらも事前に見学の予約をしました。小さな会議室に案内され、そこで簡単な説明ビデオを見てから図書館内を案内されて歩きます(今回は、我々3人だけでした)。

透明のビニール袋を渡され、そこに貴重品等を入れ、手荷物はその会議室に預ける形に。一般の来場者も、B5サイズ未満の鞄以外は持ち込み禁止とのこと。

一般の人たちが立ち入れるところは一切の写真撮影が禁止とのことで、一枚も写真がありません。また、バックヤードに入る際には靴にこんなカバーを被せます。

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バックヤード内は写真撮影OKとのことで、一番最初に撮ったのがこれ。本館は地上4階建てですが、地下は8階まであり、(多分)すべて書庫となっています。

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エレベーターホール脇から地上へと続く階段を見上げたところ。地階にも光を取り入れる目的で吹き抜けにして、天井はガラス張りになっています。

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地下8階の書庫。ズラッと並んだ書棚(?)はボタン一つで左右に移動し、目的の本がある箇所(列)の中に入っていけるスペースが出来るようになっています。

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開いた空間。廊下もそうですが、人が入っていくとセンサーが反応して、その人がいる周囲の蛍光灯だけが点灯します。節電の目的もあるのでしょうが、蛍光灯の光によって紙や印刷が劣化するのを防ぐ意味合いも大きいとのこと。

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ここは「新聞」の書棚ですね。日本全国の新聞が綴じられて保管されています。

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明治14年の「海南新聞」。見たことも聞いたこともありませんが、後で調べたら愛媛新聞の前身で、現存する日本の新聞の中では10番目に古いとのこと。

来年には創刊140周年を迎える、全国屈指の郷土紙として今日に至っているそうです。

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書籍の一部はマイクロフィルムとしても保存されています。もちろん、デジタルデータとして保存しているものもあるそうですが、新聞に関してはいまだに日本新聞協会との取り決めでマイクロフィルムでの保管になっているという話でした。

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これはポジフィルムの見本。スパイ映画等で出てきた(古い?)マイクロフィルムほどには小さくないですけどね。でも、これ1枚で100ページ近く収納されているので、これで十分なんでしょう。

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他の階の書庫。ここの書棚は移動式ではなく固定されていますね。

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ここはマンガ関連が収蔵されている階。少年マガジンの「第1号」なんてのも見せて頂きました。

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上の写真で廊下の先に女性職員の姿が見えますが、利用者から貸し出し要望のあった書籍を取りに来たか、あるいは返却されたものを元の場所に戻しにきたのでしょう。

「貸し出し」や「返却」といった言葉を使いましたが、利用者は本を図書館の外に持ち出すことはできません。

書籍の貸し出し申し込みがあると、職員の方々がその本を取りに行って利用者に貸し出します。利用者は館内でその本を閲覧し、必要とあれば中身の一部をコピーしてもらい、それを持ち帰ります。

著作権の関係で、コピーできるページ数は限られ、料金もとられます(A4大で1枚25円だったかな)。そして、借りた本を返却しない限り、図書館から出ることは出来なくなっています。

因みに平成24年度の1年間で、国会図書館の図書や雑誌、新聞等の資料収集数は約80万点にのぼるそうですが、その内の7割弱が納本制度によるものです。

納本制度とは、国立国会図書館法により定められているもので、官庁及び民間の発行者や学術団体、研究機関等は、その出版物を国会図書館に納入しなければならないというものです。

ただし無料ではなく、民間出版物は小売価格の5割+送料が代償金として交付される一方、正当な理由なく納入しなかった時は、小売価格の5倍に相当する金額以下の罰金が課せられるとのこと。


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