望月俊孝著 「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」

明日から2日間、東京ビッグサイトで、「サクセス・ウィズアウト・リミット」(SUCCESS WITHOUT LIMITS)というセミナーに参加予定です。

メインスピーカーは、もしかしたら日本ではあまり知名度が高くないかもしれませんが、ニック・ブイチチ(NICK VUJICIC)という(もの凄く素晴らしい)講演家の方です。

ニックの話は後日に譲るとして、登壇者の中に作家の望月俊孝さんという方がいます。望月さんの「幸せな宝地図であなたの夢がかなう」という本を読んだのは、もう10年以上も前でしょうか。

明日の予習を兼ねて、改めて読んでみましたので、少し紹介しようかなと。

幸せな宝地図「宝地図」というのは、ボードでも壁でも紙でも構わないのですが、そこに自分の欲しいものの「イメージ」を貼り付けたものです。

行ってみたいリゾートの写真とか、欲しい家や車の写真、なりたい自分、会いたい人の写真とかを貼るんです。

この「宝地図」が、あなたの夢を叶える魔法の道具(それも、科学的根拠付き)となるのです。

近年の大脳生理学と心理学の研究では、「イメージやビジョンがイキイキと描ける人ほど、思い通りの人生が送れることが分かってきている」ってのが、科学的根拠なんですが。

心で “思ってる” より紙に書く方が具体的で明確。でも、イメージはもっと具体的で明確

よく言われることに、「夢を紙に書くと、その夢が叶う可能性が高くなる」というのがあります。

もう60年以上前の話ですが、1953年にアメリカのエール大学で興味深い調査が行われました(有名な話なので、知っている人も多いかもしれませんが)。

その年の卒業生に、彼らの将来の「目標」に関して調査をしたところ、次の3つのグループに分かれたそうです。
  1. 明確な目標を持っていなかった卒業生・・・84%
  2. 明確な目標はあったけど、それを書き記していなかった・・・13%
  3. 明確な目標があり、それを書き記していた卒業生・・・残りの3%
20年後、この卒業生たちの生活状況を調べてみると、驚くべき事実が浮かび上がってきたのです。

3.の「明確な目標を持ち、計画を立てていた」グループの卒業生は全体の3%に過ぎないのに、彼らの資産の合計は、残りの卒業生(97%)の資産を合計したものよりも多かったのです。

「紙に書く」というのは、当たり前ですが「言葉にする」ってことですから、何となく頭の中にあるモヤモヤっとした目標とは、その “明確さ” の次元が違うってことなんでしょう。

あなたが何かを成し遂げようとするとき、その何か(目標)が明確であればあるほど、その何かを達成出来る可能性が高くなる、ということに異論を挟む人はいないでしょう。

そして、目標を明確にするということは、違う言い方をすれば、その目標が実現できた時のイメージを持つ、ということなのかもしれません。

例えば、痩せて美しくなった自分、リゾート地のプールサイドで日光浴している自分、英語で外国人と自由に話している自分、ベンツに乗って颯爽と運転している自分・・・・・

夢いっぱい

そのイメージが、あなたを目的地に導いてくれるのなら、最初からそのイメージを(自分に)見せてあげましょう、というのがこの宝地図の目的なようです。

身の回りにある無数の情報の中から、なにがあなたの夢の実現に役立つのか

宝地図の役割は、心の内側にある「ぼんやりとした願い」を「明確なイメージ」として目の前に現すことにあります。そうするとあなたの脳と感情にスイッチが入り、そして行動が起こるのです。

でも、なんで「明確なイメージ」が、私たちが夢を実現するのにとても有効なのか。

これ、他の本でも見た記憶がありますが、人間の “意識” はチャンネル機能を持った「拡大レンズ」に例えられるそうです。

簡単に言うと、あなたが焦点を合わせたものをズームアップして見せてくれるってこと。

あなたの意識は、たくさんの放送局の中から希望の番組を選択できるラジオのチューナーのようなもの。上手くチャンネルを合わせることさえ出来れば、「意識」が拾い上げてくる情報は数限りないチャンスの種であり、あなたの人生を左右するものになります。

現実に存在する無数の情報の中から、あなたの指令に従って選んだものだけを映し出し、それを拡大してくれるもの。それがあなたの “意識” なんです。

だからこそ、あなたの意識がどんなことに、そして何に向けるかがとても大切なんですね。それによって、拾い上げられてくるチャンスの質や量が変わるから。現実がまったく違って見えてきます。

例えば道路には様々な車が走っていますが、普段、あなたは特定の車種に気が向くことはないですよね。無数の車が、単なる移動手段の一つとして目の前にあるだけです。

それが、一旦ある車に興味を持った(自分で買ったとか、欲しいと思っている)瞬間から、「その車ばかりが何故か目に入ってくる」という経験をしたことはありませんか。

あるいは、セミナーなどで紹介されるこんなセッションがあります。

「さて皆さん、目を閉じてください。目を閉じた状態で、今あなたの周りにある赤いものを思い出して、その数を数えてみて下さい」

実際にやってみましょう。いくつ数えることが出来ましたか。多分、それ程多くないのではないかな。1つとか、2つとか。

そしてこの後、「目を開けて周囲を見回して下さい」って言われるのですが、目を開けた瞬間、数多くの赤いものが、あなたの目の中に飛び込んで来たことと思います。

たくさんの情報

明確なイメージを思い描くと、脳がそれまで見落としていたものの中から、 “それ” を無意識のうちに拾い上げてくれるのです。

“それ” は、これまで自分には関係ないと見過ごしてきたものかもしれません。でも、目標が明確になった瞬間から、それを達成するための重要な手段として気づくようになっていくのです。

幸せは、目標の先にあるのではなく、「いま、ここ」にあるもの

ところで、アンソニー・ロビンズは、こんなことを言っています。

「目標を設定する本当の目的は、それを追い求めるうちに、あなたを人間として作り上げていくことにあるのです」

多くの人は、目標を設定するとき、それらが実現してから初めて幸せがやってくると思いがちですが、その目標を追い求めることによって自分が成長していく、そこに幸せがあるんだってこと。

自分の「宝地図」を作って、毎日それを眺めながら、あんなことが出来るようになるんだな、こんなものも手に入るんだ。そのために、今日はこれをしよう、明日はあれをしようって、ワクワクしながら毎日を生きていく。

この “毎日” の積み重ねにこそ幸せがあるってことでしょう。


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