アクリル曲げヒーターを自作する -- 結構スマートに完成したかな

前回、アクリル曲げヒーターのベースが完成しました。

100V電源なので作業を慎重に進めていきます

ACプラグの両極と、ベースの両側にある電極の導通は確認してあるので、取り敢えずニクロム線を接続して発熱するのかを確認してみます。

電極にニクロム線接続

向こう側に見える青い箱は、少し前に作ったトライアック万能調光器。そもそも、トライアック万能調光器を作ろうと思ったきっかけは、今回製作しているアクリル曲げヒーターでした。

アクリル曲げヒーターを自作している人の中には、ニクロム線の長さや巻き密度を変えることで発熱温度を調整するといった高度なことをしてる方もいますが、私は万能調光器に頼る積りだったので。

万能調光器のつまみを恐る恐る回していくと、ニクロム線の温度も徐々に上がってきました。0位置から90度回した辺りで、赤外線センサーの非接触温度計は116℃を示しています。

ニクロム線の温度測定

ヒーター部の製作

温度が上がることは分かったので一旦接続を切り離し、シリコンガラスチューブやステンレスパイプを取り付ける準備をします。

と言っても、ステンレスパイプを支える横受けブラケットに、シリコンガラスチューブを通すための穴を開けるだけ。シリコンガラスチューブも必要な長さにカット。

発熱部材加工完了

ステンレスパイプにシリコンガラスチューブを通し、さらにそのシリコンガラスチューブの内側にニクロム線を通し、片側をベースの電極に巻きつけて上下からナットで固定。

ニクロム線固定

この状態で、シリコンガラスチューブを片側の電極に被せるように移動させて覆い隠します。

端子部絶縁処理

反対側に縛り付けておいた紐を引っ張ってバネ状に伸び縮みするニクロム線を引き出し、もう片側の電極へと接続。こちらも同じようにシリコンガラスチューブで電極を覆い隠して作業完了。

160℃では温度が高過ぎるのかな?

アクリル曲げヒーターの完成です。

アクリル曲げヒーター完成

電源コードと電極との接続はベース内部に挟みこみ、ベース上に出ている両側の電極はシリコンガラスチューブで覆い隠しているので、通常操作の範囲では感電するような事態は起こらない筈。

完成したアクリル曲げヒーターを再び万能調光器に接続してスイッチオン。

調光器に接続して

徐々に温度を上げていくと、煙が舞い上がってきます。あまり心臓には良くない光景ですが、多分ニクロム線やシリコンガラスチューブ等に付着している油や不純物が燃えていて、直ぐに落ち着く筈。

調光器のツマミを真上辺りにセットすると、ヒーターの温度が160℃前後で安定してきました。調光器のボリュームと電圧がリニアに変化すると仮定すれば、AC100Vの半分の50V程度がニクロム線にかかっている筈です。

この状態でアクリル板の端材をヒーターに押し当ててみたら、曲がる前に接触部が溶け出しました。

アクリルが溶けた

その後、ヒーターの温度を下げたりしながら色々と試してみると、少しずつキレイに曲げるコツが掴めてきた。でも、自分で納得できるような仕上がりになるには、もう少し試行錯誤が必要かな(後日談有り)。


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