防滴形? 防水形? 生活防水? その意味するところは

外で音楽を聴く際の必需品はイヤホンですよね。私の場合は、ランニングしながらオーディオブックを聴く、というのがイヤホンの主な活躍場面。

この “ランニングしながら” という要素が、イヤホンに求める性能を決定していきます。

一つは、外れ難いこと。上下動が激しく、通常よりもイヤホンが耳から外れ易くなるので、それに耐えて位置を維持してくれることが必須条件。

外れかかったイヤホンを元の位置に戻す煩わしさは、経験のある人なら誰でも頷ける筈。

もう一つは、汗に強いこと。もう、間違いなく汗まみれになるわけで、汗が浸入しないというのもあるし、使用後に汗を洗い流せるといった意味も含めて「汗に強い」ということ。

イヤホンって、消耗品として考えるべきなんでしょうね

長い年月の中で、たぶん何十個という数のイヤホンを買って使ってきたと思います。もちろん中にはお気に入りのイヤホンもあったけれど、それでも次から次へと変遷して。

なぜ買い換えるかというと、それは壊れてしまうからです。

どうしても使い心地が悪くて使わなくなったというものも無くはないけど、その殆んどは故障による買い替え。振り返ってみると、1年以上もったというイヤホンの記憶が無いかも。

そして、故障原因の殆んどは “汗” でしょうね。

何年間かブルートゥースのイヤホンに固執して、10個以上は買い換えていた時期がありますが、どうしても故障します。どれだけ汗に気をつけていても、身につけている限りは限界があって。

最近は価格も下がってきて、汗に強いタイプもあるのかもしれませんが、耐久性に乏しいという印象が私の中に完全に定着してしまったので、多分もう買うことはないんじゃないかな。

代わりに、ここ2~3年使ってきたのは耳掛けタイプのイヤホン。なんといっても、耳掛けタイプは外れ難いのがイイ。スポーツタイプも多いので、比較的汗にも強くて(それでも壊れるけど)。

「清潔に保つ」ってのは、洗ってもOKってこと?

現在使っているのは、マイクロソリューションのスポーツイヤホン・イヤーフック RS Earphone という商品。これも耳掛けタイプで、軽くて柔軟性があるので、使い心地も悪くありません。

イヤホン部

防水スピーカーや防水マイクを製作しているUETAX(ウエタックス)のOEMなので、間違いなく “水” には強い筈。ただ、「防滴仕様」や「防水仕様」といった言葉はどこにも見当たりません。

結果は、僅か2ヶ月で片側が(多分イヤホン内部で)断線してしまいました。

これは “汗” が原因なのかは分かりませんが、保障期間内での交換対応をして頂いた際に、先方の連絡文の中に「特にジョギングなどスポーツでユニット内結露で、配線が腐食したりする事が」といった文言があったので、少なくとも遠因の一つとして “汗” があったのではと思います。

その RS Earphone ですが、再び壊れかかっているようです。ここ数日、片側の音が聞こえなくなる時が時々あります。交換対応して頂いてから7ヶ月経過しています。

この RS Earphone の保障期間を調べてみたら1年間でした。ってことは、まだ保障期間中なのですが、今回も対応していただけるんでしょうかねえ?

マイクロソリューションのHPで保障期間を調べていたら、「使用上の注意」としてこんな記述がありました。

本製品は身に付けて使用して頂く製品です、「皮脂・汗・整髪剤など」の付着を放置しておくと、ケーブルの硬化や本体の腐食等で、寿命を著しく短くします。
お手入れをまめにおこない、機器やケーブルを清潔にし、使用する事で製品寿命が永くなります。 皮脂汚れなど状況によりましては、保証対象外になります。

「皮脂・汗・整髪剤など」の付着を放置しておかずに清潔に保ちなさいってことですが、これはどうやって清潔に保つことを想定しているんでしょうか? 

外側を拭くだけ? それとも水洗いしちゃってもOKなのかな? いや、むしろ水洗いしろってこと?

「IPX5」や「IPX7」といった表記の意味するところは

ところで、防水仕様に関して「IPX5」や「IPX7」といった表記を見ることがあると思いますが、これはIEC(国際電気標準会議)で定められている防水・防塵の規格だそうです。

いわゆるIP規格と言われるもので、IPはInternational Protectionの略。この後に2桁の数字が続いて「IP○○」となります。

最初の数字は防塵に対する保護等級で、「IPX5」のようにここが「X」になっているのは、防塵のテストをしていないということを表しています。

で、2つ目の数字が防水に対する保護等級で、「0」(無保護)~「8」(水中型)までの9段階。

また、防水規格についてはJIS規格にもあり、その内容はIP規格とほぼ同等(等級数字と中身が)とのことで、この2つを見比べながら色んな “表記” の中身を紐解いてみましょう。

先ずは、「生活防水」という言葉がありますが、これは等級が「4」以下のもの。等級が「5」以上になると、「完全防水」という言葉が使われるようです。

等級4(IPX4)とは「防沫形」であり、「水の飛まつを受けても有害な影響がないもの」。これが等級5(IPX5)になると「防噴流形」となり、「水の直接噴流を受けても有害な影響がないもの」とのこと。

生活防水と完全防水の境目は、水の “飛沫” までなのか、あるいは水の “噴流” まで耐えられるのかの違いということのようです。

もう一つ、「防滴仕様」という言葉も目にする機会があると思いますが、等級1と2が「防滴形」であり、「落ちてくる水滴によって有害な影響がないもの」だそうです。「落ちてくる水滴」ってのがミソ。

水滴

等級の高い方を見てみると、等級6は「耐水形」で「暴噴流に対して保護」されているもの。等級7は「防水形」で「定められた条件で水中に没しても内部に水が入らないもの」となっています。

一番等級の高い等級8は「水中形」で、「継続的な水没に対して保護する」といった説明がなされています。等級7では「30分程度の水没」に対して、等級8は特に時間の明記がありませんね。

さて、「防水」に関して、もう一つ見落としがちな大きな要素があるのですが、それに関してはまた次回へと続きます。


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