GIOS NATURE のオーバーホール(7)カンティブレーキの整備

今回の整備はブレーキシュー周りです。キャリパー(ブレーキアーム)を磨いて、ブレーキシューを交換していきます。

ブレーキアームとブレーキシューを外して

ブレーキ清掃前GIOS NATURE のブレーキはカンティブレーキなので、写真のように4本のキャリパーとなって外れます。

ブレーキの型番は「BR-R550」と刻印が打ってあります。










シューブラケットブレーキシューは、カートリッジ式になっていて、カートリッジから右下に見えるピンを引き抜き、シューパッドを取り外す構造になっています。





ブラケットからシューパッドを外します

シュー取り外しシューパッドを取り外した状態です。

パッドの裏には、「M70C T4」という記述が見えます。これがシューの型番なのでしょう。






古いシュー前後4枚のシューパッドです。

左側の2枚は、ほとんど溝がなくなっており、だいぶ前に交換時期を過ぎていたようです。

右側の2枚は、まだ溝が残っていますが、金属片が喰い込んでいたり、欠けていたりで、当然こちらも要交換です。



新しいシューパッドM70R2とすり減ってしまったM70CT4

シマノブレーキシューBR-R550に着けられる交換用のシューパッドを調べたところ、S70C、M70R2、M70CT4、の3種類のシューが使えそうです。3種類の中でも、現在着いているM70CT4が一番固い(ウェット性能は高い)タイプのようです。

これまで使ってきた感じ的には、もう少し柔らかい方が良さそうな気がしたので、取りあえずM70R2を1セット購入してみました。

ところがこの新しいシューパッドM70R2ですが、これが予想よりも硬いんです。カチカチと言ってもいいくらい。

前のM70CT4では、いくら調整してもブレーキの音鳴りに悩まされた経験があるので、ちょっとイヤかも。

新旧比較ところで、購入した新品のパッドと使い古しを並べて比較してみると、こんな感じ。

古い方は薄くなり過ぎて自立できないので支えて立っている状態です。

こんな状態で走っていたのかと思うと恐いですね。

BBBの「クアドストップ BBS-12T」を購入

BBBブレーキシュー上記のような状況で、他に互換性のあるシューパッドを探して見つけたのが、BBBの「クアドストップ BBS-12T」という商品です。

写真の通り4種類の部分に分かれていてそれぞれリムとの接触面の形状(溝)が異なり、4つの役割を果たしているようです。

パッケージ台紙の絵によると、左下の黒い部分(1)で泥などの異物をはじき、(2)の部分の溝で水を逃がし、(3)の部分で制動し、(4)の部分は音鳴りを抑える効果があるようです。

シューのピン材質的にもM70R2よりはかなり柔らかいです。

ただ、残念ながらピンだけは見るからに互換性がないようなので、これは古いピンを使いまわしていくことになります。


シュー比較シューブラケットにBBS-12T(左)とM70R2(右)とを装着して比べてみました。

単純な厚さで言うと、BBS-12Tの方が3割増しくらいで厚いです。

制動力がどう違うのか楽しみです。





組み立てて完成

ブレーキ磨き後キャリパーもシューブラケットもネジも磨いて、全体的にピカピカな状態になりました。

磨く工程は省きましたが、いつも通り、ピカールのラビングコンパウンドとピカール液とで磨いています。

更に続きます。


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