300年、400年前の素晴らしい石垣の前に佇み、何思う?

富山の旅も4日目に入りました。昨日、富山駅から宿泊地である高岡に移動し、今日は金沢へと行く予定ですが、その前に高岡で国宝である瑞龍寺にお参りしておこうかと。

瑞龍寺は泊まった宿とは駅を挟んで反対側にあるので、高岡駅のコンコースを向こう側へと渡っていたら、こんな垂れ幕が。仏像のようなキャラは、高岡市観光大使の「あみたん娘」とのこと。

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瑞龍寺へと続く参道。この背中方向にも参道は続いていて、そちらには前田家の墓所が。

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瑞龍寺に到着。瑞龍寺には国宝となっている建造物がいくつもありますが、その一つである山門。1645年に建立されたものが火災で焼失し、1820年に竣工したのが現在の建物とのこと。

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一番奥にある、これまた国宝となっている法堂。1655年竣工とのことなので、今から360年ほど遡った頃の建物ってことですね。すごいなー。

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法堂の中央二室の天井には、狩野安信の四季の百花草が描かれています。団体さんの説明を横から聞いていたら、日本の国宝で、中を歩けるのはこの瑞龍寺だけの筈、って言ってました。

天井絵

瑞龍寺は1時間くらいでさくっと見終えて、あいの風とやま鉄道に乗って金沢へと向かいます。高岡から金沢までは約40分820円の旅です。

ところが金沢方面へと向かう電車ですが、9時台はゼロ、10時台、11時台に各1本ずつと、本数が少ない。3連休の最終日、観光客も多く、結構ギュウギュウな感じで金沢へ。

11時前に金沢駅に到着。駅構内から外に出ると、そこには金沢駅の玄関口である「もてなしドーム」が。そしてその先には鼓門が。北陸新幹線の延伸を見越して約10年前に完成したとの事。

おもてなしドーム

金沢駅から約1km、金沢市民の台所となる近江町市場へとやってきました。観光客も交えて人で溢れ返っています。ここで昼食をとろうとしたら、海鮮系のお店はどこも長蛇の列。すごいな。

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11月上旬にカニ解禁で、近江町市場の活気は最高潮になるらしい。奥の1万円前後しているカニは加能カニ。初めて聞く名だけど、能登、金沢、橋立など石川県内で水揚げされたカニのこと。

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近江町市場の喧騒を逃れて金沢城公園へとやってきました。観光客も大勢やってきてると思いますが、とにかく広いので人影も疎らって感じで落ち着くなー。

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今日は天気も良く、芝生の上で30分ほど食後の昼寝を楽しみ、ぐるぐると回ってやってきたのは玉泉院丸庭園。二代目藩主利長の正室玉泉院(永姫)が屋敷を構えた場所らしい。

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この庭園の何が素晴らしいって、とにかく石垣。色紙短冊積石垣って名前。池底から石垣最上段までの高低差が22mもある立体的な造形で、この色紙短冊積石垣は滝と一体となってたらしい。

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庭園は明治期に廃絶されてしまったけど、平成20年から発掘調査を行い、絵図、文献、その他類似事例等を基に、平成25年5月に整備工事に着手し、今年の3月に完成したばかり。

城郭石垣の技術と庭園としての意匠とが見事に融合した金沢城ならではの傑作とのこと。

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発掘調査時の写真を見ても、上の写真と同じ姿を見せているので、ざっくり言えば400年近く前に築かれた石垣そのままな訳です。今回の旅で出合った石垣の中で、個人的には一番だったかな。


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こちらは内濠から立ち上がる石垣。見るからに時代を感じさせます。もしかしたら、この石垣を忍者がよじ登ったこともあったかもしれないな、なんてことを想像しながら見ていました。

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ここは、石川門。重要文化財に指定されている現在の石川門は、1788年に再建されたものだそうです。この石川門石垣の特徴は、右と左で積み方が異なること。

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右側は「切石積み」で、左側は「粗加工石積み」となってます。1765年の改修時のものと考えられているそうです。そうですか、350年前の石垣ですか。これも美しいなあ。


二の丸広場に面して立っている五十間長屋。 “おん” だけ聞いていると、50軒の長屋って思っちゃうけど、いわゆる人が住む長屋とは関係なく、長さ50間(1間は約1.8mなので、90m)の倉庫。

この五十間長屋は、平成13年に古絵図や古文書などをもとに菱櫓(ひしやぐら)、橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)と共に、安政の頃の景観を出来る限り忠実に復元したものだそうです。

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度重なる火災により、石川門と三十間長屋以外の建物は全て消失してしまってるんですね。

さて、夕方から夜にかけて兼六園を回ります。


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