バイクタンクの大きな凹みを修理する(3) -- 十字型アーム考案

バイクタンクの大きな凹み修理にBridge Pullerを使って取り組んでいる最中なんだけど、もう一工夫必要な気がしている。

タブ1本に任せるには凹みの面積が大き過ぎるので、そこに3本のタブを立て、これを順番に少しずつ(1回に1/4回転 → 0.25mm見当)引き上げていく、という工夫をしたのが前回

やってみて分かったのは、方向性は間違っていないような気がするけど、隣のタブに移るのに一旦ネジ(締め付けノブ)を全部外さなければならないってのが、かなり大変だってこと。

また、ノブを一旦外してしまうってことは、前回の状態(どこまで締め込んだか)が分からなくなるので “少しずつ” ってのが曖昧だし、少しずつやっても結局引き上げているのは常に1本のタブだけだし。

Bridge Pullerの本場アメリカ(かな?)には、もの凄く強烈なやつがあった!

前回の作業を終えてから、このBridge Pullerの本場であるアメリカ(じゃないかな?)では、どういうやり方なんだろってYouTubeで検索してみたら、色々とありました。

その中に、こんな強烈なのを発見。

dent repair

これ、クルマのドアの下回りに出来てしまった横に長い凹みを、3つのタブで一気に引き出そうとしているシーン。写真の手前では、屈強な外人がこの工具の頑丈そうなアームを握っています。

先ず、Bridge Puller(って言っていいのか?)の大きさというか頑強さにビックリし、同時にその力に応えて(耐えて?)くれるタブとホットメルトの強さに驚いた。

ホットメルト(グルースティック)が違うものなのかもしれないけど、少なくともこんな力にも耐えるホットメルトが存在しているってコトは事実なわけで。

バイクタンクの板金はクルマのボディーよりかなり厚いような気がしていて、もしかしたら可能性の無いことにチャレンジしてるんじゃないかなって思っていたので、これは心強い動画だった。

だって、アメ車の頑丈な四駆みたいなクルマのボディーなら、その強度が日本製のバイクタンクに負けてるとは思えないからね。

そして、私の工夫の方向性も間違っていないと確信を得た。ただ、やっぱり複数のタブを “同時に” 引き上げることが大事なんじゃないかと。

Bridge Pullerのアームを十字型にすれば、3本のタブを同時にセットできる筈

で、最初にイメージしたのは、もう1個Bridge Pullerのアームがあれば、2つのアームを組み合わせて十字型にし、3本のタブを同時に引き上げられるんじゃないかと。

想像十字アーム

悪くないような気はするけど、もう1個Bridge Pullerを買うってのも面倒臭いし、気分的になんかスッキリしない。それならアームだけ、もう1個作ってしまおうかと。

材料を探したら、手頃な30mm×30mmのアングルが出てきたので、これをカットし、3本のタブを立てる間隔に合わせて穴開け加工。

アングルアーム

タブから伸びているボルトがインチネジだと厄介だなって思ったけど、調べてみたらM6の普通のネジだったのでひと安心。これなら、締め込みノブの代わりにナットで締めていけます。

で、これを元のBridge Pullerと組み合わせて「十字型Bridge Puller」の完成です。

十字アーム完成

これで3個のナットを、例えば1度に1/6回転ずつ順番に締め込んでいくと、先端のタブは0.16mmずつ持ち上がることになるので、3本同時ではないけれど、 “同時” に近い状態を作り出せる筈。

いやー、これはいけそうな気がする。次のトライが楽しみだな!


関連記事
コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://55life555.blog.fc2.com/tb.php/1589-7326580c

<< topページへこのページの先頭へ >>