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電動トリマの作業って、工作に近いような感じがする

壁据え付け本棚の製作ですが、あとはトリマの到着を待って棚を差し込む溝を掘れば部品完成というところまで来ていましたが、その待望のトリマが到着したので、やっと作業を完結できそうです。

さっそく支柱に溝を掘っていきます。溝の深さは6mm。なので、1度に3mmずつ、2回掘ることになります。溝の本数は60本。作業はこの倍の120回、ルータを操作することに。

ということは、何よりも治具が必要ですね。

ルータの基準面となるホルダーベースの精度が微妙に不安?

イメージとしては、治具を支柱に被せ、その治具にホルダーベースを当てながらルータを移動させると、柱に直角に溝が掘れていく、てな感じかな。

なので、ホルダーベースの寸法に合わせるべく測ってみると、89.5mmという微妙な寸法。うーむ、治具のサイズを90mmで作ると、0.5mmの遊びが取れる、というようなことを意図してる?

ホルダーベース

もう一つ。このホルダーベースは射出成形で製作されているようですが、その際に出来る射出口(かな?)のバリがベース板の座面に残って出っ張っている。

この座面が部材に接触しながら加工を進める、言わばルータの基準面になるんだと思うんだけど、ここに凹凸があるってのはどうなのよっ。

また、ベース板はホルダーベース本体とネジ4本で固定されていますが、本体側とベース板との合わせ面に嵌合(はめ合い)のような仕組みはありません。

ということは、ネジ穴によってベース板の固定位置の精度が決まるわけで、固定の仕方によってはビットとホルダーベースとの中心が一致しないという可能性も(ま、微妙な誤差ですが)。

いや、逆に、このベース板の四辺を基準にして工作するのは間違いなのかな?

何の抵抗も無いかの様にサクサクと削れていく

そんなこんなの疑問は残したまま、治具完成。

トリマ用治具その1

これを柱材に被せ、柱のケガキ線とトリマのビットの位置を合わせてセット。

治具にトリマをセット

後はスイッチオンで、トリマを治具に沿って移動させれば溝掘り完了。

溝掘り完了

いやいや、想像していたよりもサクサク削れていくのでビックリ。ほとんど力を入れなくてもスーッと前へと進んでいく。

使用騒音は70dBくらい

ところで、トリマを購入前に気になっていたのが騒音。Amazonのレビューを見ていると、もの凄い音なので覚悟して使うようにとか、住宅地で使っていたら苦情を言われるレベル等々。

実際に使ってみると、意外に静か。静かって言葉は合わないか。少なくとも集合住宅とかで使うのは無理でしょうね。ただ、そこまで酷い騒音ではないんじゃないかな。

スマホの騒音測定アプリで測定してみたら、無負荷で60dBくらい、SPFの切削作業で70dBくらいかな。もちろん、木材の固さとか、ビットの種類によっても音の大きさは変わってくると思いますが。

私が持っている電動工具の中で唯一使う際に気を使うのはディスクグラインダーなんだけど、これの音を測ってみたら80~90dBくらい。それに比べるとずーっと小さな音に感じる。

ってことで、6か所の溝掘り作業完了。

延長部材完成

続けて支柱に溝を掘っていきます。

ただ、取説には「30分定格」とあります。連続使用は30分までってことでしょうね。扱いに慣れてくると、結構スイスイと次の溝に移っていくので、それなりに連続使用に近い状態に。

また、大して疲れる作業でもないので、30分くらい簡単に過ぎてしまいます。トリマを握っていると熱が掌に伝わってくるので、熱くなってくると作業を中断し、体もトリマも一旦休憩。

支柱に溝堀

結局、日暮れまでに4本の支柱を加工し終えることができず、少し明日に持ち越しです。明日は残りの作業を完了させ、いよいよ組立作業に入っていく予定。


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