転倒して壊れてしまったと思ったHDDをフォーマットし直したら

うちの奥さん、どうやら次男の外付けハードディスクを壊してしまったらしい。昼間、次男の部屋を掃除機がけしていたら、何かの拍子に机の上にあったHDDを床に落としてしまったと。

夜、次男が私のところに、「HDDが認識されなくなったんだけど、どうにかならない?」って。

うーむ。ご存知の通り、HDDはとっても繊細に出来ていて壊れやすい機器。場所を移動するのでさえ、不注意に強めに置いた程度で、運が悪ければ逝ってしまう可能性も。

それが、机の上から落ちたとなるとほぼ絶望的。それもスリープ状態とは言え電源ONで。

次男としても諦めるしかないのは重々承知の上で、なんとかデータだけでも救えないかと言うので、無駄とは思いながらも中のHDDを取り出して直接PCと接続してみることに。

型番は、BUFFALO製 HD-LCU2 という2TBのHDDで、1万円弱で購入したもの。

バッファロー外付けHDD

合わせ目にマイナスドライバーを差し込んで

さて、バラそうとしたらネジが1本も見当たらない。全面、きれいにフラットな状態。最近の機器は、この手の作りが多くなりましたね。

多分、内側にツメがあって、組み立ての最後はパチッて嵌め込んで完成なのでしょう。

見えないツメを外すべく、プラスチックハウジングの周囲の合わせ目に、精密ドライバーのマイナスを差し込んでいくけど、手応えが無い。

ほんのちょっとでも持ち上がってくれれば正しい道を進んでるって分るんだけど、ドライバーをこじっても持ち上がる雰囲気が全然無い。

最初は慎重にやっていたけど、9分9厘捨てることになる機器なので、無理やりでもイイかと角周辺の合わせ目へと力を込めてドライバーを差し込んでこじっていると、角が微妙に持ち上がった。

「おっ、これはいける」と勇気を得て、持ち上がった箇所の隣にドライバーを差し込んでこじると、今度はツメが外れる音がする。

ドライバー差し込んで

ここまで来れば、後は簡単。大した苦労もなく、裏蓋が外れました。

裏蓋が外れた

裏蓋にあるツメの数を見てビックリ。2個セットのツメが12セット24個に、1個ツメが2箇所で、合計26個のツメが外周に沿ってビッシリ配置されてました。

裏蓋ツメ位置

金属ブラケットから外し、基板を外し

表側のハウジングをひっくり返すと、内側に嵌っていたHDD本体がスッと手の中に。これはネジやツメとかでの固定は無いようです。

ブラケットから外す

HDDは金属ブラケットと4本のネジで固定されています。ネジに被さっているシリコン製のキャップ(これがHDDと外装との間のショックアブソーバになってるらしい)を外し、ネジを外します。

HDDに刺さっている小さな基板も金属ブラケットと2本のネジ(青矢印)で固定されています。このネジを外さなくてもHDDは引き抜けそうですが、微妙に不安だったので一旦基板ごと外しました。

基板を引き抜く

そして基板を引き抜けば、SATA接続ケーブルと電源ケーブルを接続するコネクタが現れるので、そこに「SATAドライブをUSB接続に変換」機器を装着します。

USB接続

なんと復活した!

USBでPCに接続してみると、「このドライブを使用可能にするにはフォーマットする必要があります」風の表示が出てきました。

なるほど。ま、想定内かな。

「フォーマットしたとしても、壊れたHDDが復活するとは思えないけど、やってみる価値はあるかな」って、判断は本人に任せました。フォーマットしてしまえば、データは永久に失われるわけだし。

そして翌日、フォーマットしたHDDを持ってきました。結果は? なんと、復活したとのこと。

もちろんデータは消えてなくなってしまったけど、HDD自体は普通に認識して、稼動しています。試しにデータをコピーしてみたけど、何の問題も無い。

こんなことってあるんでしょうか? 転倒の衝撃で、磁気データを読み書きするアクチュエータとプラッターの位置関係がずれてしまったけど、フォーマットし直すことでリセットされた、みたいなこと?

物理的損傷は無かったって理解していいのかな。ま、動き出したとは言え、不安は拭いきれないかな。ある日、急に、なんてこともなくはないわけで。

ところで、表側のハウジング内側にあるツメ(こっちが突起側)を見てみると、本当に小さなツメ。高さを測ってみると0.7mmしかない。この程度の高さなら色々とやり方がありそう。

ケース側ツメ位置

このツメ位置に、マイナスドライバーでこじりながら、ピンポイントで幅2cm程度の薄いプラシートのようなものを順番に差し込んでいけば、意外と苦労せずに分解できそうな気がする。

さて、後は経過観察するしかないですね。


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