PENTAXの双眼鏡 タンクローR 8倍×21mmを購入

「双眼鏡が欲しい」って話を書きましたが、迷いに迷った末、結局は最も無難なと言うか、昔から安定的な人気があって評判も高い、PENTAXのタンクローを買いました。

タンクロー8×21-1

倍率8倍、対物レンズ有効径21mmのポロプリズム双眼鏡です。

さて前回、双眼鏡の購入を検討する際に避けるべき要素として以下の3点を挙げました。

①むやみに高倍率の双眼鏡を買わない
②980円(安物)の双眼鏡を買わない
③ズーム付きの双眼鏡を買わない

というのに従って、低倍率(8倍)で、安物ではなく(もちろん高額でもないけど)、そしてズーム機能無しの双眼鏡を買いました。

一方で、「こういう観点で双眼鏡を選ぼう」って要素も色々とあるわけで、その幾つかを紹介。

ひとみ径

ひとみ径は、以下の式から求められます。

ひとみ径=対物レンズの有効径÷倍率

これを今回購入した双眼鏡を例に計算すると、

ひとみ径=21mm÷8=2.6

となります。

タンクロー8×21-3

ところで、人のひとみの大きさは周囲の明るさによって変わります。明るい環境では2~3mm、暗くなると7mm程度になる(瞳孔が広がる)そうです。

人のひとみ

そして、人のひとみと双眼鏡のひとみ径の対比によって、双眼鏡を覗いた時に暗く感じたり、明るく感じたりするのです。

即ち、人のひとみと双眼鏡のひとみ径が同じなら(あるいは双眼鏡のひとみ径が人のひとみより大きければ)、肉眼と同じ明るさに感じるけど、人のひとみより双眼鏡のひとみ径の方が小さいと、人のひとみに入ってくる光量が少なくなり、その結果として暗く感じる。

ということは、今回購入したタンクローだと、明るい環境なら双眼鏡でもほぼ同じ明るさに感じるけど、曇っていたり、夕方になって光量が減ってくると、肉眼よりも暗く感じるようになります。

対物レンズの有効径

これが何故重要かは、先のひとみ径の計算式を見れば分かりますよね。つまり、倍率が同じなら、対物レンズ有効径が大きいほどひとみ径が大きくなる。即ち、明るい双眼鏡になるってこと。

同様に、対物レンズ有効径が同じなら、倍率が低いほどひとみ径が大きくなるわけで、このことからも倍率の低い双眼鏡が有利ってことが分かります。

タンクロー8×21-2

アイレリーフ

接眼レンズの最終面(外側)から「ひとみ」ができる位置(アイポイント)まで測った長さがアイレリーフ。このアイポイントからのぞけば、全視野がケラレることなく観察することができます。

つまり、アイレリーフが短い双眼鏡だと、接眼レンズに目をピッタリ寄せていかないと視野がケラレてしまうってこと。なので、メガネの人はアイレリーフの短い双眼鏡は使い難くなるんです。

因みに購入した双眼鏡のアイレリーフは13mm。まずまず、ってとこかな。

もう一つ、「明るさ」という要素もありましたね。明るさは、ひとみ径の2乗で表し、値が大きいほど明るい双眼鏡なわけです。ひとみ径2.6のタンクローの明るさは6.7になるということ。

ただし、カタログ等に記載されている(ひとみ径の2乗で計算された)「明るさ」は、設計上の理論値であり、実際の明るさは、個々の双眼鏡のレンズ枚数であるとかコーティングの種類などによって異なってくるのは当たり前のこと。

そうか、もう一つあったな。大きさと重量という大事な要素が。

ということで、もう一回続きます


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