あのイチローが、「常に人に笑われて悔しい思いをしてきた」って!?

2016年8月1日時点で、メジャー通算3000本安打まで「2」と迫りながらも、ここ数試合、微妙に足踏み状態のマーリンズのイチロー選手。

先日、ラジオを聞きながら歩いていたら、「あなたがイチローから学んだこと」といったテーマで街の人の声を色々と紹介していました。

その番組のパーソナリティーも、今回の企画の準備としてイチローのことをネットで調べていたら、もう本当に次から次へと素晴らしい逸話が出てきて、ついつい何時間も見てしまったんだ、って。

そして、イチローの話を読んでいたら、自分にももっと素晴らしいことが出来るんじゃないかとか、自分はもっともっと努力してもいいじゃないかといった、様々な思いが込み上げてきたそうです。

野球場

私自身も、イチローを冷笑した中の一人だった?

イチローの名言も、それこそ山程あって、そのどれもが味わい深いものだなって思います。

私が直近で耳にして、そして心に残ったイチローの発言は、「常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にある」ってものでした。

えっ、イチローが人から笑われる!? イチローを笑える(冷笑する)人なんていないだろ! って思ったけど、話を聞いて納得しました。

いっぱいいました。私の周りにも。もしかしたら私もその一員かも。

この発言がなされたのは、今年6月中旬、大リーグの通算最多安打記録であるピート・ローズの通算4256本を抜いて、日米通算4257安打に到達した際の記者会見でのこと。

メジャーのみの安打数でローズの4256本を超えるには更に1277本のヒットが必要で、42歳のイチローにとって難しいのではないかといった質問に対して、口調を変えてこう言ったんです。

「子供の頃から、人に笑われてきたことを常に達成してきた自負はあります。小学生の頃、毎日練習して近所の人から『あいつプロ野球選手にでもなるのか』と笑われていた」って。

そうなんですよね。壮大な夢を掲げると、それをバカにして冷笑する人は、どこにでもいます。

「そんな夢が叶うわけがないだろ」
「そんな夢を持ったって無理に決まってる。もっと現実を見ろよ」
「自分の夢を叶えている人なんて、世の中にどれくらいいるのよ?」

イチローの思考は、「夢を実現させるためには、どうすればいいのか」ってこと。そのために、小学生の頃から1年365日野球漬けの毎日を送ってきたわけです。

でも、イチロー少年の周りの大人達は、「そんなの達成できるわけがないだろ」とか、「あいつはプロ野球選手にでもなるつもりかよ」ってバカにしていたんですね。

野球

悔しい思いもしたけど、プロ野球選手になった。首位打者も7年連続で獲った。

そして、イチローはメジャーリーグを目指します。当時、野手でメジャーに挑戦した選手はいませんでした(ピッチャーだと、野茂さんとか、長谷川さんとか色々といましたが)。

野手として挑戦するだけでも大変だったのに、「メジャーでも首位打者になる」宣言をしたんです。

「米国に行く時も『首位打者になってみたい』と言って笑われた。でも、2回達成したり…」。

当時は、日本人野手がメジャーで通用するのか疑問視する声が日米問わず多くあり、あるマリナーズの番記者は日本でのイチローのビデオを見て、「イチローのバッティングスタイルは、メジャーリーグの投手と野手が相手では歯が立たないだろう」って述べたそうです。

誰も挑戦したことがないことに挑戦するわけですから、言ってみれば誰にも分からない。それなのに(それだからこそ?)、どうしてもあざ笑う人たちが出てくるわけです。

そして、イチローは、こう言うのです。

「常に人に笑われてきた悔しい歴史が僕の中にある。これからも、それをクリアしていきたいという思いはもちろんある」

やってみなけりゃ分からない!

一生懸命やっていると、横やりを入れてくる人はどうしてもいるようです。

人が夢を持って、それを成し遂げようとする時、そこには2つの強大な敵が現れます。

一つは、「自分の心の中の敵」と闘わなければなりません。心の中の敵とは、「私には出来ない」といった囁き、あるいは心理的な壁のこと。

もう一つが、この外野席から茶々を入れてくる人たちです。この “外野席のおっさん” は、「あなたには出来ない」、「そんな夢を持っても無駄だからやめとけ」っていう人たち。

彼らは外野から叫ぶんです。「そんなの知ってるよ、分かってるよ、これこれこうじゃろ。無理だよ、出来るわけないよ。やめとけ、やめとけ」、って。

でも、当たり前のことだけど、この “外野席のおっさん” は、あなたの人生に何の関係もないんです。何にも挑戦していない人が、何を言っても、そんなのあなたには何の関係もないんです。

そんなこと分かっていても、それでもやっぱり彼らの発言に耳を貸してしまうのが普通の人でしょう。そこがイチローとの違い(の一つ)でしょうね。

イチローの言葉にこんなのがあります。

自分自身が何をしたいのかを、忘れてはいけません。

イチローがしたいことは「野球」だったんです。そして、

妥協は沢山してきた。自分に負けたこともいっぱいあります。ただ、野球に関してはそれがない。

イチローは、自分自身がしたいことを、忘れたことは無かったわけです。だから、

自分の思ったことをやりつづける事に後悔はありません。
それでもし失敗しても後悔は絶対に無いはずですから。


ここには、周りの人達からの冷笑や、外野席からのヤジなんか入り込む余地がなかったんです。

最後に、私の好きな言葉を紹介して終わりにしましょう。

「やってみてダメだと分かったことと、はじめからダメだと言われたことは、違います」


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