USB電流電圧チェッカーでLED回路に流れる電流を測定してみる

先日紹介したUSB電流電圧チェッカーですが、購入したそもそもの目的は、マイコンを組み込んだ回路の消費電流を測定したかったんです。

今回は試しに、このUSB電流電圧チェッカーでLED回路に流れる電流を測ってみます。

測定するのは、赤色LED(Vf=1.8V)と青色LED(Vf=2.8V)に4.5Vの電圧をかけ、電流制限抵抗として47Ω、100Ω、220Ω、680Ωの4種類の抵抗で電流変化を見ていきます。

抵抗47Ω

電圧4.5V、抵抗47Ωで回路に流れる電流を計算すると、次のようになります。

【赤色LED】  電流(A)=(電源電圧-LEDの順電圧)÷抵抗 
           =(4.5V-1.8V)÷47Ω
           =0.057A(57mA)
【青色LED】  電流(A)=(4.5V-2.8V)÷47Ω
           =0.036A(36mA)

ディスプレーの表示が小さくて見難いですが、実際の測定値は、

赤色LED:58mA(計算値:57mA)
青色LED:32mA(計算値:36mA)

LED抵抗47
思っていたより、実際の値と計算値とが近かった。もう少し乖離するかなって思ってた。

因みにLEDの耐電圧は、通常20~30mA程度なので、この抵抗(電流)だとLEDが壊れてしまってもおかしくないですね。

抵抗100Ω

同じく、抵抗が100Ωの時は、

赤色LED:31mA(計算値:27mA)
青色LED:20mA(計算値:17mA)

LED抵抗100
微妙に誤差が大きくなってきてる?

抵抗220Ω

赤色LED:18mA(計算値:12mA)
青色LED:13mA(計算値:8mA)

LED抵抗220
測定値と計算値が明らかに乖離してきました。LEDの明るさは、通常使用だとこれくらいかな。

抵抗680Ω

赤色LED:18mA(計算値:4mA)
青色LED:10mA(計算値:3mA)

LED抵抗680
ここまで来ると、もう実測値は何の意味もないようです。

デバイスの仕様項目にある、Idle discharge ってのは何だろ?

抵抗が220Ωの時と680Ωの時とを比べてみると、抵抗の値は3倍になっているのに、実測電流値はあまり変化していないのが分かります。

このUSB電流電圧チェッカーの説明書の仕様の中に、[Idle discharge] という項目があって、そこには「約10mA」という数字が入っています。

この[Idle discharge] の意味がわからないのですが、単語から想像すると「無負荷の時」みたいな感じなのかなって。負荷がかかっていなくても、10mA程度の電流は消費してるってこと?

解釈は正確ではないかもしれないけど、少なくともこの10mAという数値が影響して、実測値に誤差を生じさせているような気がするんだけど、どうだろうか?

実際、この後も抵抗値を大きくしていったのですが、このデバイスのディスプレーに表示される電流の値は、10mA前後で止まってしまい、それ以下になることはありませんでした。

うーむ、あまり小さな電流値を測定するのには向いていないのかな。それほど正確さを求めているわけではないけど、出来れば2~3mAくらいまで測れて欲しかった。

これだとマイコンの消費電流を測るのも無駄になってしまうかもしれないけど、せっかく買ったデバイスなので、次回、やるだけはやってみようと思います。


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