4×100mリレー凄かった! -- リレー競技のルール、知ってる?

リオオリンピックも終わってしまいました。見ていて本当に悔しい場面もいくつかありましたが、間違いなく興奮した場面の方が圧倒的に多かったでしょうね。

印象に残った試合は数々あれど、中でも終盤の男子4×100mリレーは本当に素晴らしかった。

何しろ、100m10秒を切る選手が一人もいないのに、9秒台で走る選手を揃えてきたアメリカを抑えて銀メダルなんですから、快挙としか言いようが無い。

タイムは日本新記録、そしてアジア記録となる37秒60。

ここでフッと思ったのは、4人の選手がそれぞれ100mを10秒で走ったら40秒になる筈なのに、それが37秒台で走れるってのはどういうこと?

鶴見川で光芒

これまであまり深く考えたことがなかったけど、改めて考えてみると不思議。

100mリレーの第2走者が走りだす地点は、スタート地点から80m!?

普通に想像すると、バトンの受け渡しの際、次走者がトップスピードに近い状態でリレーされるところに秘密があるんだろうなって。

8月上旬夕焼け

で、これまた改めて考えてみると、バトンの受け渡しゾーンってのはどうなっているのか全然知らない。体育の時間に間違いなく習ってるはずだけど、完全に忘れている。

リレー競技のルールを調べてみると、バトンは「テーク・オーバー・ゾーン」で受け渡さなければならず、このテークオーバーゾーンは基準点を中心に手前に10m、先に10mの20mの区間。

基準点というのは、100m間隔、あるいは200m間隔となる地点です。すなわち、100mリレーだと2番目の走者は、スタート地点から90m~110mの間でバトンを受け取る必要があります。

台風前の夕焼け

そして更に、このテークオーバーゾーンの手前10mがブルーゾーンと呼ばれ、次走者はこのブルーゾーンの10mを使って加速するのです。

ということは、100mリレーの2番目の走者は、スタート地点から80mの位置から走り出すんです。どうりで第1走者と第2走者の距離が近いなって感じてたのは、錯覚ではなかったんですね。

台風後の夕焼け

アメリカが失格になったのは、テークオーバーゾーン手前でのバトンパス?

ところで、タイム的には日本に次いで3位に入ったアメリカですが、その後、失格となりました。この失格の理由も、テークオーバーゾーンにあるようです。

どうやら、1走から2走へとバトンを渡す際、テークオーバーゾーンの前のブルーゾーン内で、2走の手にバトンが触れてしまった(渡されたわけではない)ことにあるとのこと。

台風後の夕焼け2

よくあるのは、タイミングが悪くてバトンを渡せずに、テークオーバーゾーンの出口を超えてしまってから渡すというミスですが、今回は加速ゾーン内でバトンパスが開始してしまったというミスです。

いずれにしても、完璧なバトンパスが生み出した日本の銀メダルだったんですね。


コメント:












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
トラックバック URL:

http://55life555.blog.fc2.com/tb.php/1792-c8345dba

<< topページへこのページの先頭へ >>