車の擦りキズを - 誰でも - 美しく補修できる4ステップ (前半)

前回、大きなキズと共に凹んでしまったクルマのボディを、ひっぱり君で引っ張り出す(凹み具合を軽減する)ことにチャレンジし、ま、少しは出来たんじゃないかと思います。

それに続くのはパテ塗り作業となりますが、パテ塗り作業の前に、塗装作業を含めた全体の作業手順を整理しておこうと思います。

この辺りの手順を詳しく解説してくれている記事はたくさんあるのですが、その手順が多く、またボディとバンパーで微妙に違ったりと、どうも(私には)分かり難いので、自分なりに整理してみます。

キズの状況によって、どこからスタートするかが変わってくるので、先ずはそのおさらいから。
  1. コンパウンドで磨いて修理できるキズ
  2. 塗装作業だけで補修出来るキズ
  3. パテ作業が必要なキズ
  4. 穴があいていたり、亀裂は入っているキズ
  5. 自分では修理不可能なキズ
そして今回は、2. と3. の場合の手順ということになります。実際には、2. の塗装作業の前に、3. のパテ塗り作業が入るかどうかの違いだけなんですが。

さて、作業全体の流れを4つの大きなブロックに分けました。「下地作り」「プラサフ塗装」「カラー(&クリア)塗装」「仕上げ磨き」の4ステップです。

この作業のために購入した塗料等の補修材各種。

クルマ補修.JPG

これ以外に必要なのは(以下の作業で使うのは)サンドペーパーやコンパウンド等の研磨剤くらいかな。ただ、上に写っているボディパテは、事情があって使えなかったのですが、それは後ほど。

1.下地作り

最後の塗装結果の良し悪しを大きく左右のは、最初の作業であるこの「下地作り」。

下地作り

先ずは補修箇所周辺を水洗いして汚れを落とす。

続いて下地研磨。120番~180番くらいのサンドペーパーで、補修箇所のサビ・塗装を剥がし地金を出した後、320番~400番程度で周囲との段差を落としてなめらかに仕上げる。

シリコンオフで脱脂をし、パテ塗り作業へ。シリコンオフの使い方は、脱脂したい部分にスプレーし、乾かないうちに柔らかなキレイな布で拭き取ります。乾いてしまうと脱脂できないので注意。

パテは、ボディ用とバンパー用とで種類が違います。上の写真に写っているのは、名称通りボディ用のパテですが、昔(下手すると20年くらい前)買って、使わずに保管しておいたもの。

新品のまま保管してあったし、硬化剤も別だったので、使えるかなって思ったんだけど、蓋を開けてみたら、完全に固まり切っていました。流石に、10年、20年の保管には耐えられなかった模様。

ということで、改めてボディ用とバンパー用のパテを購入。

パテ2種

ところで、上の図に「バンパープライマー」というのがありますが、これはバンパーにパテ塗りする場合に必要なもの。ボディにパテ塗りする場合には不要です。

バンパープライマーは、樹脂バンパーを補修塗装する際、塗料の密着性の悪いPPバンパーの樹脂素材に密着し、パンパー用パテやカラーペイントの密着性を高める働きをします。

さて、パテが乾いて固まったら、再び研磨作業。今度は320番~400番程度で盛り上げたパテをならして面を出し、600番にて滑らかに仕上げていきます。

この研磨作業が、仕上がりを決めるポイントとなるので、指で触れても段差が感じられなくなるまで、とことんこだわって研磨しましょう。

ところで、ボディやバンパーのキズが表面的なもので、特にパテ塗りまでは必要無いって場合は、下地研磨の後、脱脂して、(パテ塗り作業を飛ばして)次のプラサフ塗装へと入ります。

この後、プラサフ塗装 → カラー(&クリア)塗装 → 仕上げ磨きへと進んでいくのですが、「下地作り」が少し長くなってしまったので、後半へと続きます。

参考のために、今回分と次回分を含めた、全工程図を掲示しておきます。

全行程.jpg


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