クルマのスマートキーと醤油の密閉ボトル -- その仕組みとは

今日は、このところ不思議だなって思っていた2つのことを解き明かしてみたいと思います。

一つはクルマのスマートキーで、もう一つはお醤油の密閉ボトル。

両方とも、 “今更?” って声が聞こえてきそうですが、共に何となく仕組みは分かってるような気がしながらも、微妙に不確かな点もあったので、ちょっと確認してみようかと。

「人体を通して」何らかの信号が伝えられてるのかなって思ったんだけど

先ずはスマートキー。これは、クルマの鍵に触れることなくドアロックの施錠・解錠を行ったり、エンジンを始動させたりすることができる機能を備えたキーの一般的呼称です。

スマートエントリーキー

例えば、ズボンのポケットの中にこのスマートキーが入っていれば、ドアノブに触れるだけでクルマのキーが解錠されます。

ま、普通に考えればスマートキーが微弱な電波を発信していて、これ受信したうえで、ドアノブのタッチセンサーが人体に流れる微弱な静電気をキャッチしてドアを解錠するんだろうなと。

疑問に思っていたのは、ドア近くに2人の人間が立っていて、キーを持っているのとは別の方の人がドアノブを触っても解錠されるのかな?ってこと。

実際には、その通りでしたね。いや、人が持っていなくてもキーが近くにあれば、誰がドアノブに触っても解錠されました。

考えていたのは、もしかしたら、カギを身に着けている(ポケットの中としても)ことによって、人の体を通して何らかの信号が送られて解錠されるのかな、みたいなことでした。

そんな高度なことはやっていなかったんですね。試しに、キーを離れたところにおいて試してみたら、約2mの範囲で解錠することが出来ました。

因みに、スマートキーを車の中に置いて外から施錠しようとしたら、これは警告音が鳴ってできませんでした。

ということは、スマートキーがクルマの中にあるか、外にあるかを認識してるってことですよね。これはどうやってるんだろ? 距離センサーではないと思うし。

クルマ側に2つのセンサーがあって、それとスマートキーとで三角測量みたいなことをしてる?

逆方向の2種類の「逆止弁」が仕組みの要

続いては、お醤油の密閉ボトルに関して。

最近よく目にするようになってきたこんな感じのボトルですね。ラベルに「酸化を防ぐ やわらか 密閉ボトル」とあります。

醤油密閉ボトル

「密閉ボトル」とは、空気と接触する面を極力少なくしているってことでしょう。普通のボトルだって、密閉と言えば言えるわけですから。そして、空気と接触しないから「酸化を防ぐ」ことが出来ると。

「やわらか」というのは、ボトルを握り潰してもペットボトルのようにパキパキしないってこと。

でも、どうやって中の醤油を密閉状態にしてるんだろ? 普通のボトルでは実現出来ないわけですから、多分2重構造になってるんでしょうね。

周りのフィルムを剥がしてみると、中の構造が分かります。外形を形成している外側のボトルの内側に、2枚の仕切りを入れることで袋状の密閉空間を作っているようです。

醤油密閉ボトル仕組み

横にカットしてみました。使い始める前は醤油がこの2枚の仕切りの内側に充満していたものが、少しずつ使うにつれ(醤油の減少につれ)仕切り板で作る空間が縮小していくのでしょう。

醤油密閉ボトル断面

でも、なんの仕組みも無ければ、中身の醤油が外に出ていくと、その分だけ空気が中に入って来てしまう筈(仕切り板で区切ってる空間は縮小しない)。

これを実現しているのが、キャップにある2種類の穴のようです。共に(それぞれ逆方向の)逆止弁になっているのでしょう。

逆止弁

真ん中の大きめの穴は、ボトルを握り潰すことで中の醤油が外へと出て来るけど、手を放してもこの穴から空気が中へと入っていくことは出来ません。

外側の2つの小さな穴は、内部の隔壁とボトル外形とで形成される空間に繋がっていて、この穴は外からの空気を取り込むけど、中の空気は外に出ていけないようになっています。

なので、ボトルを握り潰すと、その圧力は内側の醤油が入っている空間を圧迫し、そして醤油が出てきます。手を放すと、外側の穴から空気を取り込むことで、ボトルは元の形状へと戻ります。

なるほど。シンプルな仕組みだけど、良く考えられていますね。

ちょっとスッキリした気分。


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