“読んでから見るか、見てから読むか”なんてコピーもあったけど

少し前、Amazonプライムの会員になり、その数ある特典の一つである「プライム・ビデオ」で、「舟を編む」というTVアニメに出会いました。

何となく題名に馴染みがあるような気がしたので(原作が2012年本屋大賞の大賞を受賞した時に印象に残ってたのかな)、試しに1話見てみる気になりました。プライム・ビデオのお試しも含めて。

なので、最後まで見る気はなかったんだけど、見始めたらこれが面白い!どんどんストーリーの中に引き込まれていきます。結局、数日かけて全11話を見終わりました。

舟を編む(アニメ)2

うーん、本当に面白かった。すっかりファンになってしまい、近い内にもう一度最初から見てみようと思っています。

本編が面白いのは当然として、オープニングテーマとエンディングテーマが、これまた共にイイんだ!特に、2016年4月にメジャーデビューしたばかりのLeola さんの「I & I」が、心に染み入る。

さらに、幕間(まくあい)の「じしょたんず」のキャラクターが、これまた可愛らしい。

じしょたんず

最初は、オープニングも幕間もエンディングも飛ばして本編だけサクサク見る積りだったのが、これは全て揃って1つずつが完結してるんだなって思いが深くなり、毎回最初から最後まで見てました。

エンディングテーマの後にもちょっとした “おまけ” があって、(このアニメのファンの)次男からは、そこまで見るべきだって言われて、見てみると、なるほど面白かった。

で、プライム・ビデオには映画版の「舟を編む」もあって、こちらも(プライム会員なら)無料で見ることが出来るんです。

舟を編む(映画)

見ようか微妙に迷ったのですが、169レビューの平均点が4.4ですからね。これは見てみるしかないかなと。

見た感想としては、「それほど面白くなかった」ってところ。TVアニメの面白さとレビュー点の高さに期待し過ぎてしまったってのも影響してるのかもしれないけど。

自分の中に作り上げたイメージと合わないってのが大きいのかな

昔から、本を読んで「面白い!」って思ったものが映画化されても、決して見ることはありませんでした。自分の中に構築した印象が崩れるのが嫌だったので。

それに、そもそも「面白く感じないだろ」って(経験的に)知っていたので。

なんで「面白く感じないだろ」って思うのかというと、本に比較して映画は、あまりに情報量が少な過ぎるから。それは、固定されてしまうというか、想像の余地が(ほとんど)無いという点も含めて。

映画だけを見るのであれば、それと比較するものが無いので、シンプルにその映画単体として面白いか、あるいは面白くないのかってことなんだんだけど。

TVアニメの「舟を編む」を見た後に、映画版を見るのは、この原作の本を読んだ後に映画を見るってのと少し似たような感覚がありました。

(例えば、キャラの設定が)固定されてしまうとか、想像が入り込む余地が無くなってしまうのは映画もTVアニメも同じなんだけど、少なくとも情報量は違います。

映画は約2時間。対するTVアニメは約4時間(11話×22分)なので、倍くらいの差があります。

これが本を読むとなるとどうなんだろ。原作は文庫本で約350ページ。人によって読む速度が違うので何とも言えないけど、例えば読了するのに8時間くらいかかるとすると、さらにTVアニメの倍。

本の場合、そこに読者の想像力(独自の付加情報)が入り込んでくるので、そこ(読者の頭の中)に構築される世界の緻密さは、映画やTVアニメの比ではない筈。

なーんて書いてはみたけど、こじつけに過ぎないかな。

原作を読んだ後に見た映画が気に入らないのは、本を読んで自分の中に作り上げたキャラ(の容姿や声)が、映画の中で演じられる役者とピッタリこないってことだけなのかもしれない。

TVアニメの「舟を編む」と映画版とでは、キャラ設定が微妙に違います。TVアニメのキャラに馴染んでしまった後に見た映画に違和感を感じたのは、そこが大きいかな。

逆に、映画版を先に見てから、TVアニメ版を見ていたら、まったく逆の感想を持った可能性もありますしね。

読んでから見るか、見てから読むか

ところで、「舟を編む」の原作者は三浦 しをんさんですが、著者の作品に「風が強く吹いている」という本があって、これは箱根駅伝を題材にしたものとのこと。

数日前に箱根駅伝を見た身としては、是非読んでみたくなりました。

で、Amazonで検索していたら、「風が強く吹いている」の映画が「プライム・ビデオ」にあったんです。オー、本を読む前にこの映画を見てみようかなって思いながらレビューを見ていたら、

「ラストがこの上なく残念」
「原作ファンとしては、10区の演出が許せません」
「原作ファンは10区は見てはいけない」
「原作が大好きな方にはオススメできません」

なんて言葉が並んでいます。

なるほど。困ったな。映画は見ずに原作を読んだ方がいいのかな。


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