松本守正さんのワークショップに参加して(その2)
松本守正さんのワークショップでのお話を題材に色々と書いていたら、長くなってしまったので、その二回目です。
前回、「考え方も習慣の一つ」なんだって所までお話ししました。「私はダメだ!」って思っているのは、あなたがそう“思い込んでいる”だけであって、真実ではなく、錯覚に過ぎないんだよってことでした。
そして、「考え方」も“習慣”であり、その習慣が悪いものであるのならば、それを良い習慣に変えていけば、人生の質が上がっていくことになります。
守正さん風に言うと、“自分力”が上がっていくということです。
「マイナスの考え方」という習慣があるのなら、それを「プラスの考え方」という習慣で置き換えるのです。「マイナスの考え方」が刷り込まれてきたのと同じ方法で、「プラスの考え方」をあなたの頭の中に刷り込んでいくのです。
前回、ワークショップの冒頭で、「チンパンジーのおもちゃが頭の周りを回りながら、『すごい!すごい!すごい!』って言っている」という話をしましたが、これは、この“刷り込み”なんじゃないかなって勝手に思っています。
どうかすると「自分はダメだ!」っていう考え方が生まれて来てしまうので、「すごい!すごい!すごい!」で、その余地をなくしているのかなって。
とは言いながらも、“習慣”を変えていくのは容易なことではないですよね。だって、これまでの人生の大半を、その“習慣”を作るのに費やしてきたんですから。
それを、一日や二日で、あるいは一週間や一ヶ月で変えられるほど甘いものではないでしょう。
逃げたら、人生が終わります。
守るとは、現状維持ですね。これも“あり”だとは思いますが、実は守っていて現状維持ってのは出来ないんですよ。
以前、コンフォートゾーンの話をしました。これは、あなたがもう何度も経験していて自分で出来ることが分かっている範囲のことです。言ってみれば、あなたにとっての「安全領域」のことです。やったことがあること、行ったことがある場所、いつもの仲間、みたいな感じでしょうか。
人は、ついついこの中で生きていこうとします。なぜなら安全だからです。ここにいる限り、失敗することも自尊心が傷つけられることもありません。
これが守る生き方です。
ただ、残念ながら、このコンフォートゾーンは何もしないで守っているだけだと、どんどんと狭くなっていってしまうんです。
子供は新しいことを体験して成長していきます。でも、大人になるにつれて新しいことを体験する機会は徐々に減っていきます。
守る生き方になると、「知った世界」の中だけで生きていく方向に向かい、ますます世界が狭くなっていくんです。
すると、以前は出来たことが出来なくなり、更に行動範囲が狭くなり・・・・・マイナスのスパイラルに入っていってしまうのです。
攻める生き方とは、自分と闘う生き方です。自分の人生を変える(より良いものにする)ために、自分と闘うんです。
それは、自分の心理障害とか、心の壁とか、心の癖と闘っていくということです。これらを一つづつ壊していくことが、攻める生き方なんです。
違う言い方をすれば、コンフォートゾーンの外側に足を踏み出していくことです。コンフォートゾーンの外側には、不安や恐れ、失敗、恥ずかしい、あるいは「自分にはできない」といった様々な障害が待ち構えていることでしょう。
それでも攻めるんです。なぜなら逃げる生き方も守る生き方も選択しないから。
人の成長とは、自分の持っているコンフォートゾーンの領域を拡大していくことなんです。コンフォートゾーンから一歩を踏み出せば、そこにはありとあらゆる問題が起こってきます。
この「問題」こそが、あなたを成長させてくれる“贈り物”なのです。
いままでやったことのないことをやってみる。自分では出来ないと思っていたことに挑戦してみる。行ったことのない場所に行ってみる。友人の輪を広げてみる。
なんでもいいから新しいことにチャレンジしていくことで、コンフォートゾーンの領域は拡大していきます。新しく出来るようになったこと、分かったことが、新たなコンフォートゾーンとなっていくのです。
これも考え方の習慣です。「やめられない、とまらない」ってのと同じように、頭の中に刷り込んで行くんです。一瞬先は、「闇」ではなく、「光」って刷り込んでいくんです。呪文のように何回も何回も、繰り返し繰り返し自分に言い聞かせて。
もう一度繰り返しますね。
これが新しい“習慣”となり、そして“人生”が変わるのです。
このシリーズ、もう一回続きます。
前回、「考え方も習慣の一つ」なんだって所までお話ししました。「私はダメだ!」って思っているのは、あなたがそう“思い込んでいる”だけであって、真実ではなく、錯覚に過ぎないんだよってことでした。
そして、「考え方」も“習慣”であり、その習慣が悪いものであるのならば、それを良い習慣に変えていけば、人生の質が上がっていくことになります。
守正さん風に言うと、“自分力”が上がっていくということです。
悪い習慣を変える方法は一つ。それは、「別の習慣」で置き換える
“考え方”を(良い方向に)変えていく(“自分力”を高めていく)には、この「習慣」を変えていく必要があるのですが、「習慣」を変える方法は一つしかありません。それは「別の習慣に置き換える」ということです。「マイナスの考え方」という習慣があるのなら、それを「プラスの考え方」という習慣で置き換えるのです。「マイナスの考え方」が刷り込まれてきたのと同じ方法で、「プラスの考え方」をあなたの頭の中に刷り込んでいくのです。
前回、ワークショップの冒頭で、「チンパンジーのおもちゃが頭の周りを回りながら、『すごい!すごい!すごい!』って言っている」という話をしましたが、これは、この“刷り込み”なんじゃないかなって勝手に思っています。
どうかすると「自分はダメだ!」っていう考え方が生まれて来てしまうので、「すごい!すごい!すごい!」で、その余地をなくしているのかなって。
とは言いながらも、“習慣”を変えていくのは容易なことではないですよね。だって、これまでの人生の大半を、その“習慣”を作るのに費やしてきたんですから。
それを、一日や二日で、あるいは一週間や一ヶ月で変えられるほど甘いものではないでしょう。
生き方には、三通りの生き方があります
守正さんは、生き方には三通りあるって言います。それは、逃げるか、守るか、攻めるかの三通りです。逃げたら、人生が終わります。
守るとは、現状維持ですね。これも“あり”だとは思いますが、実は守っていて現状維持ってのは出来ないんですよ。
以前、コンフォートゾーンの話をしました。これは、あなたがもう何度も経験していて自分で出来ることが分かっている範囲のことです。言ってみれば、あなたにとっての「安全領域」のことです。やったことがあること、行ったことがある場所、いつもの仲間、みたいな感じでしょうか。
人は、ついついこの中で生きていこうとします。なぜなら安全だからです。ここにいる限り、失敗することも自尊心が傷つけられることもありません。
これが守る生き方です。
ただ、残念ながら、このコンフォートゾーンは何もしないで守っているだけだと、どんどんと狭くなっていってしまうんです。
子供は新しいことを体験して成長していきます。でも、大人になるにつれて新しいことを体験する機会は徐々に減っていきます。
守る生き方になると、「知った世界」の中だけで生きていく方向に向かい、ますます世界が狭くなっていくんです。
すると、以前は出来たことが出来なくなり、更に行動範囲が狭くなり・・・・・マイナスのスパイラルに入っていってしまうのです。
「攻める生き方」の一択しかないんです
結局、選択できる生き方は一つしかないということです。攻める生き方です。攻める生き方とは、自分と闘う生き方です。自分の人生を変える(より良いものにする)ために、自分と闘うんです。
それは、自分の心理障害とか、心の壁とか、心の癖と闘っていくということです。これらを一つづつ壊していくことが、攻める生き方なんです。
違う言い方をすれば、コンフォートゾーンの外側に足を踏み出していくことです。コンフォートゾーンの外側には、不安や恐れ、失敗、恥ずかしい、あるいは「自分にはできない」といった様々な障害が待ち構えていることでしょう。
それでも攻めるんです。なぜなら逃げる生き方も守る生き方も選択しないから。
人の成長とは、自分の持っているコンフォートゾーンの領域を拡大していくことなんです。コンフォートゾーンから一歩を踏み出せば、そこにはありとあらゆる問題が起こってきます。
この「問題」こそが、あなたを成長させてくれる“贈り物”なのです。
いままでやったことのないことをやってみる。自分では出来ないと思っていたことに挑戦してみる。行ったことのない場所に行ってみる。友人の輪を広げてみる。
なんでもいいから新しいことにチャレンジしていくことで、コンフォートゾーンの領域は拡大していきます。新しく出来るようになったこと、分かったことが、新たなコンフォートゾーンとなっていくのです。
問題が来たら、乗り越える。苦労が来たら、ありがたい。
守正さんは、こんなことを言っていました。問題が来たら、乗り越える
苦労が来たら、ありがたい
苦労が来たら、ありがたい
これも考え方の習慣です。「やめられない、とまらない」ってのと同じように、頭の中に刷り込んで行くんです。一瞬先は、「闇」ではなく、「光」って刷り込んでいくんです。呪文のように何回も何回も、繰り返し繰り返し自分に言い聞かせて。
もう一度繰り返しますね。
問題が来たら、乗り越える
苦労が来たら、ありがたい
苦労が来たら、ありがたい
これが新しい“習慣”となり、そして“人生”が変わるのです。
このシリーズ、もう一回続きます。
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