松本守正さんのワークショップに参加して(その3)

松本守正さんのワークショップ話の三回目です。

前回、正しい考え方を頭の中に刷り込んでいくという話をしました。いや、“正しい”という表現は正しくないですね。考え方に“正しい”も“間違った”もないのかもしれません。

なぜなら、それは全て“錯覚”に過ぎないから。あるいは、“思い込み”に過ぎないから。

でも、どうせ錯覚なら、自分の人生の役に立つ錯覚の仕方をしましょうといった方がいいのかもしれません。

「信念」ってカッコイイじゃん!

「信念」という言葉がありますよね。「信じる心」と言ってもいいでしょうか。自分が正しいと思ったことを「信じる」ということです。それも単に信じるのではなく、揺るぎない心で信じること。

木の間の空
先日、TV番組を見ていたら、日本の一人の鞄職人の話をやっていました。小さな町工場の職人なのに、素晴らしい鞄を作るという評判が立ち、世界のいろんな有名ブランドからも「是非、うちで」って話がたくさん来るんだそうです。

でも彼は、自分の“思い”と違うブランドとは決して取引をしないそうです。

そんな話を見ていて、カッコイイなあって思っていたら、一緒に見ていた三男もやっぱり「カッコイイ!」って感心していました。

で、息子に聞いてみました。彼(鞄職人)のいったい何が、私たちに「カッコイイ」って思わせるんだろうね? って。

横で聞いていた長男があっさりと、「それは、彼が信念を持っているからでしょ!」って言いました。

その通りですね。これが「信念」の力なんですね。

そして私が感じたことは、「信念ってカッコイイんだ!」ってことでした。

当たり前? でも、私はそのとき初めて、「信念」ってカッコイイ事だったんだなって気が付いたんです。だって、「信念」って言葉、結構抽象的だと思いませんか。実体が有るような無いような。

だから、「信念」が大切だよ、大切だよって何度も言われて、なんとなく分かった気になりながらも、もう一つしっくりときていなかったんです。

松本守正さんがワークショップの中で、「夢と欲望と信念。この三つを持つ事が出来れば、これほど強いことはないよ。この三つを持って取り組めば、実現不可能なことは何もない」という話をされていました。

その時は、「ふーん」って思っていたんです。また「信念」かよって。

その後に、先のTV番組を見たわけです。うーん、「信念」欲しいって思いました。単純ですから。

「信念」も、やっぱり錯覚や思い込みに過ぎないんです

なんでこんな話をしているかというと、この「信念」も(言葉は悪いけど)やっぱり錯覚や思い込みに過ぎないと思うからです。

だって、その人が「そう思っている」だけですよね。そこには何の“実体”もないわけです。

それなのに、「信念」ってもの凄く強いんです。何の実体もないのに、この世の何よりも強力かもしれません。人の思いや信念がなかったら、この世の何事も動いていないんです。全ての事が、その思いや信念によって生み出されてきたのです。

守正さんが、ナポレオン・ヒルの「成功哲学」を紹介してくれました。有名なのでみなさんご存知と思いますが、改めて読んでみましょうか。

もし、私が敗れると考えるのなら、私は敗れる。
私がどうしてもと考えないなら、何一つ成就しない。
私が勝ちたいと思っても、勝てないと考えるなら、私に勝利は微笑まない。

もし、私がいい加減にやるなら、私は失敗する。
我々がこの世界から見出すものは、成功は人間の意志によって始まるということ。
全ては人間の精神状態によって決まるということだ。

もし、私が脱落者になると考えるなら、私はその通りになる。
私が高い地位に昇ることを考えるなら、勝利を得る前に、必ず出来るという信念を持つべきだ。

人生の戦いは、常に強い人、早い人に歩があるのではない。
いずれ早晩勝利を獲得する人は、「俺は出来るんだ」と考えている人だ。

すべては“思い”から始まり、その“思い”を持ち続けることが出来た人だけが成功するのです。

シンプルな話で、全くその通りですよね。そのことにどんな“否”が入る余地もないでしょう。

それは分かっちゃいるけど、でも、思いを持ち続けることの難しさよ、ですね。

あなたの側に、「あなたには出来ない」って言う人がいませんか?

前回、生き方には「逃げる生き方、守る生き方、攻める生き方」の三通りがあるという守正さんの話を紹介しました。そして、攻める生き方とは、自分と闘う生き方であるとも。

自分と闘うとは、ランディ・パウシュ教授が「最後の授業」の中で言った、自分の心の中にある“レンガ壁”を乗り越える闘いです。

レンガの壁がそこにあるのには、理由がある。
僕たちの行く手を阻むためにあるのではない。
その壁の向こうにある「何か」を
自分がどれほど真剣に望んでいるか、
証明するチャンスを与えてるのだ。

そして、この闘いをさらに困難なものにしているのは、あなたの周りにいる人たちです。「あなたには出来ない」って言う人たちです。「そんな夢を持っても実現できないんだからやめろ」って言う人たちです。

「私には出来る、私にはこのレンガ壁を乗り越える力がある」って一生懸命思い込もうとしている横で、「あなたには無理だ」って言う人たちはたくさんいます。むしろ、ほとんどの人がそう言うのかもしれません。

それは、みんな心が貧しいからです。みんな夢なんか持たないようにして、這いつくばって生きているのに、あなただけ成功したら面白くないからそんなことを言うんです。あなたを自分と同じレベルに引き止めておきたいんです。

そんな人たちの意見を聞きますか? 残念ながら多くの人は、聞いてしまうんです。そして夢を諦めてしまうんです。

大分、長くなってしまいました。もう一回だけ引き延ばさせて下さい。次回、松本守正さんのワークショップシリーズ最終回です。


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