ノートパソコン内臓の光学ドライブの分解修理にトライ

酒飲み仲間から、ノートパソコンの内臓光学ドライブの調子が悪いんだけどって相談を受け、ちょっと中を見てみようと思い、本体から外して持ってきてもらいました。

パナソニックのUJ-260という内蔵スリムブルーレイドライブです。

症状としては、イジェクトボタンを押しても排出の途中で引っ掛かってしまい、手で引っ張っても抵抗があって出てこないとのこと。怖くて力任せに引っ張ることも出来ず。

さらに、イジェクトホールにピンの先を押し込んで強制イジェクト操作を行ってもトレーが出てこないとのこと。

ただし、PC本体からドライブを外して強制イジェクト操作を行うと、今度はトレーが出て来るらしいのだけど、ここの違いが分からない。コネクタから電力が供給されてるから?

何はともあれ、バラしてみよう(興味先行)

取り敢えず分解して、中の構造を調べてみます。ネジ3本を外せば簡単にバラせます。

内臓光学ドライブuj-260

裏側から見たところ(ここを見るだけならバラす必要は無いけど)。トレーをイジェクトする際に動く鉤爪が見えます。

uj-260裏側

上の写真の赤枠を拡大したところ。クリップを曲げて作ったピン先をイジェクトホールに差し込み、抵抗があるところから更に押すと、鉤爪が矢印方向に動いてロックが外れます。

光学ドライブ強制イジェクト

薄型光学ドライブの排出はシンプルにバネで押し出されるだけ

さて、ロックが外れたトレーはどうやって排出されるのか。

一般的なデスクトップに内蔵されている光学ドライブは、少し前にも分解修理をしているので分かっていますが、モータによって出し入れが行われます。

でも、今回のようなノートパソコンに内蔵されている薄型の光学ドライブにはそんな複雑な機構が無く、シンプルにバネの力で押し出されてきます(今回の分解で分かりました)。

下の写真で赤い楕円で囲んだところに直径1mmくらいのピンが見えると思いますが、このピンがトレーを排出する動力源となります。

スプリングピン

このピンは内側のバネによって外側へと押し出されているので、トレーを押し込むとピンがフレームに当たって内側に押し込まれ、バネの力が蓄えられます。

イジェクト操作(正規の場合でも、強制でも)が行われると鉤爪が外れ、ピン(を支えているバネ)がトレーを外側へと押し出し、排出動作となるわけです。

さて、ここまでやって来ましたが、排出動作が途中で止まってしまう原因が分かりません。

実際にドライブに電源を供給して動作させながら検証する積りだったのですが、ドライブのコネクタがMINI SATA (Slimline SATA)というやつで、わたし的には初出会い。

光学ドライブコネクタ

もちろん、手元に変換ケーブルなんてものの用意がされている筈もなく、電源で動かすことが出来ません。

ということで、ここで手詰まりです。でも、「ロックが外れるとバネで押し出されてくる」というシンプルな話なので、どこかを修理するとか調整する余地は無いような気もする。

一旦、持ち主に返して、もう一度動作確認をしてみるしかないかな。


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