理念と使命の関係を解き明かします

先ずは前回のおさらい。

「目標」を設定するとき、その目標の先に「行動」、そして「結果」という2つの項目があるのは当然ですよね。そのための目標なんですから。

でも、ここだけで完結してしまうと、「結果」が単なる結果だけで終わってしまい、あなたの「人生」という大きな視点から見たとき、もしかしたら回り道をすることになるかもしれません。

これを避けるために、「目標」の手前にある「目的地」を先に決めておくのが有効です。

そして、この「目的地」のことを、ここでは「理念」や「使命」という言葉を使っておきますというのが、前回(まで)のお話でした。

「理念」って何でしょうかねえ?

理念→結果目標を真ん中に置いて、前後の関連を一つにまとめると左の図のようになります。

そして前回は、理念と使命の部分をひとくくりにして「人生の目的」としましたが、今回はもう少し踏み込んでみましょう。

「あなたの人生理念は何ですか?」と聞かれても、すぐに答えられる人は多くはないでしょう。そんなこと考えたこともないというのが、ほとんどだと思います。

理念という言葉、「価値観」という言葉と近いかもしれません。

あなたが人生の中で、何に価値を置いて生きているかということ。

普段の生活の中で大切にしていること。

何かを選択するときの判断基準。

例えば私は、「出来るか出来ないか迷うということは、自分には出来るということ」という言葉を、何かの決断の時に使ったりします。

これは、そのまま選択の判断基準になっていますが、「生活の中で大切にしていること」でもあります。

あるいは「迷ったらやる!」みたいなことに「価値」を置いて生きている、ということなのかもしれません。

「私が大切にしている価値観は『挑戦』です」という人もいるでしょうし、「実践」であったり、「感謝」「努力」など、人それぞれの価値観を持って生きていることと思います。

あなたの「座右の銘」は何ですか?

考えてみたら、「出来るか出来ないか・・・・・」というのは、「座右の銘」になるのかもしれませんね。

「あなたの座右の銘は何ですか?」と聞かれたら、答えられる人はかなりいるのかも。

以前、木村拓哉さんが出演したTVドラマ「南極大陸」の中で、「人は経験するために生まれてきた」というアインシュタインの言葉が使われるシーンがありました。

この言葉、わたし的には結構、心の深いところで感応しました。そういう言葉を「求めていた」という、私自身のその時の心理状態もあってのことだと思いますけどね。

「人は経験するために生まれてきた」

いま考えてみても、やっぱりいい言葉だと思います。力強いですよね。

この言葉が私の座右の銘だとしたら、「何事も挑戦」とか、「失敗を恐れない」とか、「経験に失敗も成功もない」といった、私が大切にしていそうな価値観とか判断基準みたいなものが見えてきます。

こんなアプローチで、自分の人生理念を探ってみてもいいかもしれません。

「理念」からスタートして、そして手にいれた結果は、当たり前ですがあなたの「理念」を反映していますよね。「挑戦」をしたからこそ手に入れることができた結果かもしれませんし、「失敗を恐れなかった」からこそ手にすることができた結果なのかもしれません。

「理念からスタートする」とは、こういうことなのです。

次は「使命」について

「使命」とは、その漢字のままです。「命の使い方」です。「ミッション」とも言いますね。

何のためにあなたの命を使うのか。あなたは何のために生まれてきたのか。

「使命」を持っている人、あるいは自分の「使命」が分かっている人は、強いです。なぜならそのために生まれてきたのですから、外からの雑音なんて全然関係ないんです。もう、まっしぐらです。間違いなく強いですよね。

ただ、自分の「使命」が分かっているという人は、それほど多くはないように思います。私自身も探している最中ですが、まだまだ探す旅が続きそうです。

なので、ニュアンスは少し変わるかもしれませんが、この「使命」の部分を「ビジョン」と置き換えてみましょうか。

「夢」とか「願望」と言ってもいいと思います。将来、「こんな風になりたいなあ」という思いです。

これなら分かりやすいでしょう。40歳までには海外に別荘を持って、1年の半分はそこでのんびり暮らせるようになる、みたいな感じです。

「理念」なんて不要?

前回の説明では、理念と使命をひとくくりにして「人生の目的」としましたが、この「使命」(ビジョン、夢)の部分だけで「人生の目的」としてしまってもOKじゃね?という意見も聞こえてきそうです。

それはその通りなんですが、では夢を実現するために何をしてもOKかと言えば、そんなことはありませんよね。

例えば、人をだましたり裏切ったりして「大金持ちになる」という夢を実現することは可能かもしれません。

でも夢を実現出来たから幸せな人生かと言えば、それはまた別の話のような気がします。

だから、「理念」が必要なんです。あなたが人生の中で大切にしている価値観。


さて、目標設定するための土台は出来たと思いますので、次回から「実践」や「行動」という部分に入っていきましょう。



コメント:
こんばんは。
社会人1年目、25歳の将太郎です。


私には「30歳までにアメリカでエンジニアとして働く」という目標がありました。
そのための行動も今まさにしている状態です。

しかしその理念と使命は漠然としたものでした。
そもそも目標の手前に、「理念」と「使命」があるということを、言語化して意識したことがありませんでした。(漠然と自分のなりたい姿があっただけです)

今回、記事を拝読し、理念と使命を明確にすることで、より目標達成への確度が上がったと思います。

感謝の気持ちがお伝えしたいと思い、コメント致しました!
[2017/01/08 00:06] | 将太郎 #EBUSheBA | [edit]












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