「良い目標」に絶対必要な7つの要件

「目標設定」に関して、目先の「欲しいもの」を追うのではなく、「人生の目的」に合致するような「目標」を設定するのが、結局は近道になりますよ、というのがこれまでのお話でした。

言い方を変えると、「欲しい成果」があるとき、目標設定から始めるのではなく、その前に「欲しい成果」を積み上げていくべき土台を先に築いて(もしかしたら、気付いて)おきましょうということです。

さて、その土台が固まったら、今度はいよいよ「実践」です。目標達成の中核をなす部分に関して話をしていきましょう。

定番のSMARTから

目標設定とセットで紹介されるのが「SMART」というものです。これは、
  • Specific=具体的
  • Measurable=測定可能
  • Achievable=達成可能
  • Realistic=現実的
  • Time-bound=期限付き
の頭文字を取ったもので、目標を設定する際に留意すべき点を表したものです。微妙に「変化バージョン」もあるようですが、基本はそう大差無いと思います。

SMARTに関してはいろんな方が説明を書かれているので、ここでは少し違った観点、「良い目標」と「悪い目標」という側面から解説をしたいと思います。

いや、「そんなことを目標にしちゃダメ」というのではなく、目標設定の「仕方」がダメだよということ。あるいは「条件」と言ってもいいかもしれません。SMARTと基本的には同じなのですが、7つの項目があります。

「良い目標」を目指すための7つの要件--その(1)~(3)

(1)自分で決めた目標であること

例えば会社組織の中で、上から降ってくる目標を、自分が納得しないまま自分の目標にすると、これは達成意欲が湧きませんよね。そして、達成できなかったとき、「無理やりやらされた目標だから」と言い訳をして、自分を正当化することが可能です。

SMARTのAchievable(達成可能)の変化バージョンに、Agreed upon(同意できていること)というのがありますが、これと意味合い的には同じものでしょう。

自分で納得している、同意出来ているというのは、自分が「達成したい」と思っている目標でもあります。

(2)具体的であること

SMARTの「Specific」。そのまんまですが、その目標の内容が「具体的」であることです。

具体的とは、その目標に対して明日から(あるいは今から)どういう行動をすればいいかが、容易に計画できることです。

達成するための手段が分からない、あるいは行動計画が立てられない目標は、具体的ではないということなのです。

ここで注意して欲しいのは、「その目標は、その手段で必ず達成できるのかどうか」は関係ありません。達成できたかどうかは「結果」に過ぎず、その目標に向かって行動できるかどうかが大事だということです。

(3)測定可能であること

SMARTの「Measurable」。「5Kgダイエットする」という目標は、体重計に乗れば達成できたのかどうかを知ることができます。

「尊敬される人になる」という目標は、目指すものとしては素晴らしいですが、どれくらい達成できたかを測ることは難しそうです。

例えば(本当に例えばですが)、自分で「自己啓発の本を100冊読んだら尊敬される人になる」と定義をしたとしたら、これは測定可能な目標になりますけどね。

実は、ここで紹介している多くの項目が、「結果」としての目標と、「過程(計画)」としての目標という2つの側面に関連があるのですが、その話は、また次の機会にしたいと思います。

「良い目標」を目指すための7つの要件--その(4)~(6)

(4)期限を切ること

SMARTの「Time-bound」。解説は不要でしょう。その目標を「いつまでに」達成しようとしているのかが無ければ、その目標が達成される日はやって来ません。

(5)現実的であること

SMARTの「Achievable」、あるいは「Realistic」ということ。「一ヶ月で1億円を稼ぐ」という目標は、大概の人にとっては現実的ではないと思います。要は、自分のレベルに合っているということ。

もう一つ付け加えると、「1ヶ月で1万円を貯める」というのは「現実的」という人は多いと思いますが、それは「挑戦的」な目標かどうかということも重要です。

あなたにとってあまりに低い目標は、別の意味で「現実的」ではなくなってしまいます。

遠く曖昧な目標に対しては「どうせできないだろうと」と思い、それほど努力しなくても達成できそうな目標に対しては「やるまでもないか」と、どちらにせよモチベーションが起こらず、行動にまで発展しません。

両面から「現実的」であることが大切です。

(6)肯定的であること

5Kgダイエットするために、「間食を止める」という目標を立てるとします。

意識としては「間食を止める、間食を止める・・・・・」となっていますが、潜在意識は「否定」の言葉を認識できませんので、頭の中は「間食、間食・・・・・」という状態になっているわけです。

間食のことばかりを考えているわけですから、この目標を達成するのはかなり困難になります。

ゴルフで、左方向にバンカー(砂たまりの罠)があるから、左にだけは「打たない、打たない・・・・」って考えていると、魅せられたようにバンカーに向かってボールを打ってしまいます。

「左には打たない」ではなく、「右に打つ」ということを考えるべきなのです。

同じように、「間食を食べたくなったら運動をする」といった、何かを「しない」ではなく、何かを「する」という肯定的な目標を立てましょう。

「良い目標」を目指すための7つの要件--その(7)

7つ目はこれまでお話ししてきたこと。

(7)長期目標(人生の目的)に繋がっていること

これは、これまでお話ししてきたことです。一つひとつの目標が、長期目標や人生の目的に集約されていることが大切。

どうせなら近道を通っていきましょう。

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