シュワルベのタイヤレバーが使い易い理由が分かった!

先日、自転車用の携帯ポンプを持たずに出掛け、ひどい目にあったわけですが、パンク修理をしていてもう一つ気がついたことがありました。

タイヤレバーが使い難い。

タイヤレバーの横から見た形状がポイント

出先だったこともあり、使ったのはTOPEAK の携帯ツール(ヘキサス2)の両サイドに嵌め込まれているタイヤレバーです。

タイヤレバー3種
上の写真は、左から(今回、新たに購入した)SCHWALBE(シュワルベ) タイヤレバー、TOPEAK 携帯ツール、昔から使っている金属製のタイヤレバーです。

(念のために言っておくと、このTOPEAK 携帯ツールの他の工具類は精度も高く、とても使い易いです。これ一つあれば、かなりの長旅の様々なトラブルにも対応可能と思われます)

なぜ使い難いか。先ずは3種のタイヤレバーを真横から見てみましょう。

レバー3種類同じく、左からシュワルベのタイヤレバー、TOPEAK 携帯ツールから外したタイヤレバー、昔から使っている金属製のタイヤレバーです。

知っている人は知っている(当たり前)と思いますが、自転車のクリンチャータイプのタイヤ(ママチャリと同じ構造のタイヤ)のビード(リムに嵌め込むタイヤの開放端部)のところには、鋼線が入っている「ワイヤービード」と、アラミド線維が入っている「ケブラービード」のふたつのタイプがあります。

折り畳んだ形で売られている(携帯もできる)タイヤは、ケブラービードのタイヤで、一般的にはワイヤービードのタイヤより価格が高めです。

で、パンクした際に修理するには、このビード部分にタイヤレバーを引っかけ、タイヤレバーのリムに当る部分を支点に、てこの原理でタイヤを外すことになります。

問題は、特にロードのタイヤの、特に新品の、特にケブラービードのタイヤ場合、キツイことです。リムから外すのも、リムに嵌め込むのも。

キツイということは、それだけ大きな力がかかるわけで、勢いタイヤとタイヤレバーの間にチューブを挟んでしまい、せっかくパンク修理をしたのに、最後の段階で再び自らチューブに穴を開けてしまうという事態が間々発生してしまうことになります。

これが、もう40年近く自転車と付き合ってきて、パンク修理なんて何度もやってきたのに、それでも陥ってしまった罠です。

なぜ使い難いのか(当然、腕の問題をありますが)を図解で説明しましょう。

タイヤをリムから外すとき

レバー-外すとき先ずは、リムからタイヤを外すときの図解です。

基本的には、タイヤレバーのリムに当っている部分をテコの支点にして、レバーの凹部でタイヤビードを持ち上げてリムから外します。

写真上は、TOPEAK 携帯ツールに組み込まれているタイヤレバーを使用、下は今回購入したシュワルベのタイヤレバーを使用した際のイメージ図です。

問題は二点あります。一つは、リムの支点とタイヤビードの力点の距離。写真を見ると、携帯ツールのタイヤレバーでは、シュワルベのタイヤレバーに比べて、この距離が長くなっている(間隔が開いている)のが分かると思います。

このことにより、タイヤビードを持ち上げるのより大きな力が必要になると共に、タイヤレバーにもより大きな力が加わることになります(微妙にしなるので、折れそうで怖いんです)。

もう一つの問題点は、タイヤより先に出ている(タイヤの内側に入り込んでいる)タイヤレバーの先端部の長さです。

TOPEAK の方は、結構深くタイヤの中に入り込みますが、これによってタイヤとタイヤレバーの先端とで、中のチューブを挟み込んで、更に穴を開けてしまう可能性があります。

タイヤをリムに嵌め込むとき

タイヤをリムに嵌め込む時も、基本的には同じ構図と同じ問題点が発生しますが、こちらの方がより厳しい状況になり易いと思います。

レバー-嵌める時TOPEAK の方だと、嵌めようとするタイヤがどうしても外側に膨らんでしまい(リムから離れる)、これをリム側に寄せる(寄せないと入りません)のが結構大変なんです。

更に、タイヤレバーの先端と、今度はリムとで中のチューブを挟み込む可能性も、その先端部が長いほど高くなります。

シュワルベのタイヤレバーは、これらの問題点を大幅に改善していることが分かると思います。

これまでずっと金属製のタイヤレバーを使ってきたわけですが、これだと若干湾曲してはいますが、その割合が少なく直線に近いので、上記のような問題点をある程度避けることができるのです。

ただ、その分、使い方にコツが必要だったりして、その意味での使い難さもあります(実際、何度も挟み込んでパンクさせているわけですから)。

シュワルベのタイヤレバー、まだ実際には使っていないので、その使い勝手の真相は分かりませんが、形状から見て、多分上記のようなメリットがあるのだろうと想像しているわけです。

これでパンク修理が夢のように簡単になると嬉しいんだけどなー。



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