自作の振れ取り台で、ホイールの振れを取っていく

先日、平坦な歩道上で、なぜか前輪を取られて転倒してしまいました。体は怪我もなんにも無かったのですが、自転車の方はハンドルと前輪との角度がずれ、更に前輪に “振れ” が出てしまいました。

簡易振れ取り台を自作する

ワークスタンドこの際なので、簡易的な振れ取り台を自作してみることに。

利用したのは、ミノウラのワークスタンド。

自転車に乗って調整ができるくらい頑丈な作りになっているので、フレームの平面部分に木材を固定し、そこに調整用の機構を取り付けることにします。

と言っても、そんなに大げさなものではなく、板にU字形の切れ込みを入れ、リムがくる位置に振れの状況を見るためのビスを設置するだけです。

出来あがったのが、これ。木の板をクランプでワークスタンドに取り付けています。

振れ撮り台1
調整部分はこんな感じ。溝の両側にL型金具にナットを接着したものを取り付け、そこにネジを通します。このネジを出したり引っ込めたりすることでリムの振れ具合を確認していきます。

振れ撮り台2

振れの状況を確認

工具が完成したので、早速ホイールの振れを取っていきましょう。

振れの状況を確認してみると、この部分では右側のビスの頭がリムに接触している状態で、左側は 2mm 程度の隙間があります。

振れ1
ホイールを回転させ、別の場所を見てみると、ここでは今度は左側のビスの頭がリムに接触し、反対側に隙間が出てしまっています。

振れ2
さて調整しようとして、ふと疑問に思います。どっち側を基準にして調整していけばいいんだろうか、と。一部だけ振れているのなら、そこだけ調整すれば OK って思っていたんだけど、なんか全体的に左右に振れてる。

ホイールセンターゲージがあれば、リムをハブのセンターに調整可能なんですが、そんなものは持っていません。これまた自作って手もありますが。

振れ取り作業開始

取り敢えず、全体的に右に振れているところは左に、左に振れているところは右に寄せるような振れ取りの仕方をしました。

ニップル回し振れ取り作業は、スポークレンチ(ニップル回し)でニップルを回し、左右のスポークの張り具合を調整することで行います。

GIOS NATURE のホイールは、WH-R550 という型番なんですが、ニップルがリム側ではなくハブ側に付いているタイプです。

そのニップルの番手は「11」とのことで手元には無く、買いに行ってきました。たまたまホームセンターで見つけた安モノなので、精度的には微妙かもしれませんが。

調整の仕方は、振れている方向と反対側のスポーク(右に振れているのならば、左側のスポーク)の張力を高め、そのスポークの両隣のスポーク(右側のスポーク2本)の張力を緩める形で行います。

いっぺんに大きく回すのではなく、1/8 回転(45°)くらいずつ回しながら、何度かに分けて少しずつ調整していきます。

作業を繰り返していると、スポークレンチのどの溝を使うのか分からなくなってしまうので、使わないところをビニールテープで巻いてしまいました(汚いですが)。

振れ取り台のネジとリムの当りを何度も調整しながら、地道に作業を繰り返すことで、0.3mm 以内には納まったのではないかと思います。

自転車に取り付けたままでやるよりは、簡易とは言え振れ取り台があった方が作業は10倍くらいは楽でした。

最後に、重量を測定して終了。

前輪(タイヤ、チューブ、リムテープ全て込み):1174g
クイックレリーズ(前輪):59g


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