STI の故障? それともディレイラーの故障かな?

GIOS NATURE のハンドルステムの整備不良を発見したのを機に、夏前から気になっていた後ろのギアの変速不良を調整してみることしました。

STI、ディレイラー共に(ちょっと古めの)シマノ 105 です。

リア変速

シフターの操作毎の、ワイヤーの移動量を計測する

何度か調整はしていたのですが、なんとなく不調なままでいたので、今回は徹底的に調整する積りで、先ずは状況の確認から入ることに。

リアディレイラーへと行くワイヤが通る場所のフレームに紙を貼り付け、ワイヤにも▼マークを描いた紙を止めました。

変速調査
この状態で、後ろのギアを回しながらシフトレバーを操作して、ハイからローへ、逆にローからハイへとギアチェンジを行い、その時のシフトワイヤー(の▼マーク)の位置を紙に記入していったのが、上の写真のものです。

シフターの特定の箇所で、ワイヤーの移動量が均等ではなくなっているのではって想像していましたが、そうでもないようです。だいたい等間隔に印が付いていきます。

ワイヤーは等間隔で動いているのに、ギアは途中で2カ所飛び越えていく

数字は、シフトワイヤーの位置に対応するギアの段数です。ハイからローへシフトダウンしていくと、「1・2・4・5・6・7・9」と変速していきました。ということは、3段目と8段目のギアには入らず、次のギアへと飛び越しているわけです。

逆にローからハイへとシフトアップしていくと、「9・8・7・5・4・3・1」と6段目と2段目を飛び越していってしまいます。

その原因は、単にディレイラーの位置調整がずれているんだと思いこんでいました。例えばハイからローへシフトダウンしていく中で、シフトレバーを3段目に入れてもギアは3段目を飛び越して4段目に行ってしまった状況で、更にもう1段レバーをロー側に操作しても、ギアは変わらずに4段目に留まっているんだと思いこんでいたわけです。

言いたいことが伝わってますか? 要は、シフトレバーの位置が3段目と4段目の2カ所のポジションで、ギアは4段目に入ってしまうんだと思っていたってことです。

ところが、今回の調査で衝撃の事実を知ります。まあ、上の写真を見れば一目瞭然ですけどね。

9速のシフターなのに、7速分しか使っていなかった

9速のシフター(STI) なのに、ローからハイ (逆も) に行くのに7回 (変速操作自体は6回) しかシフト操作をしていないんです。リアディレイラーからシフトワイヤーを外し、ワイヤーにテンションをかけながらシフトを操作すると、キチンと9回 (変速操作自体は8回 )のクリック感がありました。

2回分の操作ポジションを使わずにいたわけです。レバーの7速分の操作範囲で、ディレイラーの方は9速分の移動をしていることになります。

これでは、どこかで2段分の飛び越しが発生するのも当然です。

さて、不具合の原因はどこにあるのでしょうか? 関係するパーツはシフターとディレイラーとワイヤーの3つだけです。

症状から考えれば、ワイヤーは関係なく、シフターかディレイラーのどちらかが故障しているのだと想像できます。

でも、どちらが原因なのかは、わかりません。構造的に考えて、シフターの方が故障し易いだろうとは思うけど、表に見えている現象から、どういう故障の仕方をしてるのかを想像するのは難しい。

ラチェット機構大体、ラチェットの仕組みを考えても、一回の操作での移動量が増えることなんてあり得ないように思うけど。ギアのどこか特定の箇所が欠けたとか擦り減ってしまったのならば、その部分だけ移動量が違ってくる訳だけど、そういう現象でもないし。

例えばツメの方が擦り減ってしまったとしても、それでギア毎の移動量が“増える”ような現象は考え難いし。

一方、リアディレイラーは構造的に故障し難いと思うけど、例えばシフトワイヤーを固定する部分と、それに引っ張られて動く時の支点との距離が何らかの理由で広がったとすると、シフトの1回毎の移動量が大きくなる現象はあり得るんですよね。

とは言いながら、そんな“故障”の仕方をするとも思えないし。

取り敢えず、八方ふさがりです。シフターとディレイラーを交互に別のものに交換してみて操作してみれば、少なくともどちらのパーツが故障しているのかは分かるんですけど、結構面倒臭そうだし。

さて、どうしましょうか。



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