ディレイラーのアジャストボルトの調整不良は深刻なトラブルに

リアディレイラーがスポークと接触して、ディレイラーとディレイラーハンガーが変形してしまった ANCHOR FA900 ですが、取り敢えずパーツの修理を完了させ、自転車に取り付けて具合を確かめてみることに。

左側が修理前、右側が修理後です。どうでしょうか?

リア修正前後
「完全に捻じれが取れた」という状態には至ってないですね。若干ですが、修理前の傾向が残ってしまっているようです。

ただ、左の写真の赤丸(ディレイラーハンガーとフレームとの隙間)と、青丸(テンションアジャストボルトとディレイラーハンガーのツメ部分との当り)は、だいぶ改善されています。

上の写真では分かり難いと思いますが、テンションアジャストボルトが付いている金具を修正した後(下の左側の状態)、それでもディレイラーハンガーのツメ部分との当りがあまりにも少なく心許ないので、実際には M3 のナットを削って小さくしたものを入れてあります。

ナットで補助

ディレイラーの捻じれは残っていますが、取り敢えず、この記事を見直しながら、ディレイラーの位置調整を行ってみました。

結果としては、トップギアから8段目までは、特にギアチェンジの操作に大きな違和感はありません。ただ、9段目(ロー端のギア)に入れると、ディレイラーとスポークとが接触する音がします。

どうやら捻じれの分だけ、プーリーを固定している金具が内側(車輪側)に向いていて、スポークと接触してしまうようです。

そもそも、ディレイラーとスポークが接触した根本原因は何か

そもそもなんでこのようなトラブルに見舞われてしまったのでしょうか? その根本原因を究明しておかないと、同じトラブルを繰り返してしまう可能性もあります。

まあ、考えられる理由は一つしかないよなって思っていましたが、ディレイラーの位置調整を行っていく中で、予想通りだったことが分かりました。

ディレイラーには、その可動範囲を調整する2つのアジャストボルト(最初の写真の右側、赤丸で囲ったボルト)があって、これによってローギアとトップギアの外側までチェーンが(ディレイラーのガイドプーリーが)行かないように制限しています。

結論的には、このロー側のアジャストボルトの調整がずれていて、ロー端にあったディレイラーを更に内側(車輪側)方向にシフターを間違って(あるいは偶然に)操作した結果、スポークに接触してしまったということのようです。

この ANCHOR FA900 はオークションで手に入れたのですが、ほとんど新品に近い状態のものを譲り受けたので、特に細かい部分の調整や確認は行っていませんでした。

実際には、手元に来た時点で、この部分の調整が完全ではなく、たまたま今回そのような事態が発生したということなのでしょう。

残ってしまった捻じれを完全に取り除くのは結構大変そうなので、取り敢えずロー側のアジャストボルトを調整し、一番内側のギアには変速しないようにして、修理作業を一旦終了としました。

更に修理を進めるとすると、スモールパーツを購入という選択肢も

完全に元には戻せなかったディレイラー取り付けボルトの根元の金具(ハンマーであれだけ叩いても元に戻らなかったような金具が、どんな力が加わったらあのような変形の仕方をするのかちょっと想像できない)の事もあるし、スモールパーツを購入して交換した方がいいかも。

調べてみたら、「サイクルベースあさひ」さんで、「B軸組」としてバネや固定ボルトまで含めて614円で購入できます。

プーリーを固定する金具は、「右プレート組立品 画像8番」という名称で582円です。

両方買っても1200円。送料入れると1800円ちょっとか。

ここでボロボロになった STI (ST-5510) のネームプレートも買いたいしなあ。

そう言えば、もうひとつ気になる点があるんだけど。

曲がってる?曲がりを修正したディレイラーハンガーだけど、どうも内側に曲がっているような気がする。

そのせいで、ギアをトップに入れると、写真の通りギアとディレイラーハンガーとの隙間が 0.5mm 位しか開いていない。

接触はしていないけど、何かの拍子にガリッていってしまってもおかしくない状況。

こちらも、ディレイラーハンガーをパーツ交換した方がいいのかな。この捻じれが、ディレイラーとスポークとが接触する原因の一つかもしれないしね。

ちょっとネットで検索していたら、こんなのを発見しました。パークツールの工具で、ディレイラーハンガーの曲がりを調べると共に、そのまま矯正することができます。

「ディレーラーハンガーが交換式の場合は矯正作業を行うと破損する場合がありますので、作業時は特にご注意ください」との注意書きがありますけど。

ディレイラーハンガー自体を買った方が安い(1500円~2000円位?)ので買う積りはないけど、仕組みを参考にして同じ機能を持った工具を作ってみるのはありかも。


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