確定申告をネットで挑戦 !  - 確定申告書に入力していく -

「確定申告をネットで挑戦 ! 」シリーズの5回目にして最終回です。

前回までで e-Tax をするための事前準備が整い、確定申告書の大雑把な全貌も掴めたと思いますので、残すは数値を入力して税務署に送信するだけです。

前々回の「利用者識別番号」を取得したところからの続きになります。

「質問形式による申告書作成」を選び、「はい」or「いいえ」で回答していく

いよいよ申告書に入力をしていくのですが、先ずは「申告書選択」。

申告書選択
こんな画面が出てきますが、下段の初心者マークが付いている「質問形式による申請書作成」が分かり易くて良かったです。

「作成の手順」を示すページを経て、画面に表示される質問に対して、「はい」または「いいえ」を選択する「事前確認」から始まるページが4ページ続きます。

【事前確認】のページ
  • 生年月日の入力
  • 確定申告書の提出方法の選択(e-Tax or 印刷して提出)
  • 収入についての質問(給与のみ or 年金のみ or 給与と年金のみ)
  • その他の質問(予定納税、青色申告、前年分の繰越損失や雑損失)
【給与所得のみの方】のページ
  • 年末調整されている(はい or いいえ)⇒「はい」の場合、質問が続きます。
【所得控除について】のページ

前回の中で、確定申告書の大項目の中の一つ「3. 所得から差し引かれる金額」(=所得控除)に関する質問に答えていきます。

具体的には、医療費控除、社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除、配偶者控除、扶養控除などの控除を受けるか否かの質問に「はい」「いいえ」で回答します。

【税額控除について】
のページ

上の所得控除と同じく、大項目の中の一つ「4. 税金の計算」をするために、「税金から差し引かれる金額」に関する質問に答えていきます。

住宅借入金等特別控除、住宅耐震改修特別控除、電子証明書等特別控除などの控除を受けるか否かの質問に「はい」「いいえ」で回答します。

確定申告書に各種数字を入力していく

次は、いよいよ確定申告書作成のメインである「数字」の入力に入ります。

【収入(所得)金額・所得控除等の入力】のページ

ここまでの4ページに渡る質問への回答によって、入力が必要となる項目が表示されます。給与所得者の一般的な入力項目は、下記のような感じになるのではないでしょうか。

収入等の入力
どうでしょうか、けっこう単純で簡単そうでしょ。

それぞれの項目をクリックすると、数字の入力画面が表示されます。

先ずは、「源泉徴収票」を手元に置いて

「給与所得」をクリックすると、「源泉徴収票」の数字を入力するための画面が表示されますので、「源泉徴収票」を手元に用意して挑みましょう。

と言っても、入力自体は簡単です。「源泉徴収票」の数字や該当項目にチェックを入れていくだけです。

「源泉徴収票」の各項目を入力(0円は 0 を入力)して元のページに戻ると、社会保険料控除、生命保険料控除、配偶者控除、扶養控除などの項目にも「入力あり」と表示されます。

ただ、例えば私のように年の途中で退社し、その後、自分で健康保険や国民年金を支払った人は、その支払った金額を、以下の項目の中で追加で記入していきます。

「医療費控除」は、一つずつ、誰が、どの病院で、いくら支払ったかというのを全て記入していく必要があるので、結構大変です。総額が10万円以上にならないと控除されない(「総額-10万円」が控除額になります)ので要注意。

「社会保険料控除」の前に、分かり易い「生命保険料控除」と「配偶者控除、配偶者特別控除」、そして「扶養控除」を片づけておきましょうか。

「生命保険料控除」に関しては、年末調整で慣れていると思いますので問題ないでしょう。

「配偶者控除、配偶者特別控除」「扶養控除」に関しては、別ウィンドウで配偶者の収入や、扶養親族の氏名や生年月日を入力することで、控除額は自動的に計算されます。

「社会保険料控除」は、健康保険と国民年金くらいかな

「社会保険料控除」には、上の「源泉徴収票」の金額を入力した人の場合、「源泉徴収票のとおり」と入っている筈です。

先に書いた通り、追加で(給料からの天引き以外で)健康保険国民年金を支払った人は、その金額を追加で入力していきましょう。

健康保険の方は、払い込みの「納付書・領収書」が証拠書類となるので、そこに記載されている金額を記入します。

国民年金の方は、「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」というハガキが、国民年金機構から送付されてきている(前年の10月頃)筈なので、この金額を入力します。

「生計を一にする配偶者やその他の親族の負担すべき社会保険料」が控除額となるので、配偶者や子供の分も合計して記入していきます。

また、年度の初めに、翌年の3月末までの社会保険料を一括で支払うという場面も多いと思います。その場合、「前納した期間が1年以内のものについては、本年分の社会保険料控除の対象として差し支えありません」国税庁の「Q&A」にありますので、健康保険、国民年金共に、3月末までの支払い金額(納付書、領収書、控除証明書の記載金額)を記入していきます。

還付金(戻って来るお金)は、支払った税金以上になることはない

最後に「税額控除」の入力です。

先に書いた通り、家を購入したとか、家の耐震補強工事をやったと年(と、その後、何年か)に、「税額控除」が発生しますが、大概の人はここの入力は不要かもしれません。

ただ、e-Tax で初めて申告しようとする人は、「電子証明書等特別控除」というのが、3年に一度、最高3000円受けられます。

3年に一度というのは、電子証明書の有効期限が3年なので、その更新の度に受けられるということなのでしょう。

ただし、あくまで “税額控除” であり、「最高3000円」が “支給” されるわけではありません。どういうことかというと、支払った税金以上に返って来るお金(還付金)はないということです。

例えば、「税額控除」前の各金額の入力を元に(自動的に)計算した結果、所得税額が “ある” 場合は、そこに税額控除(税金から差し引かれるお金)が発生します。

でも、「0円」の場合は、それ以上控除しようがないので、「電子証明書等特別控除」は還付されません(金額が入力できない)。もしも、所得税額が 2000円とすると、この 2000円が「電子証明書等特別控除」となります。これが “最高” 3000円の意味するところです。

この辺りは、前回の数字でのシュミレーションも参考にして下さい。

因みに、前回書いた通り、「源泉徴収税額」もこの「税額控除」に入るのですが、一番最初の「給与所得」のところで入力しているので、ここでの入力項目にはありません。

作成した申告書を送信するには、「利用者識別番号」と暗証番号が必要ですよ

さて、これで申告書の作成作業は終了です。入力結果を元に自動作成される「所得税の申告内容確認票」の内容を確認し、内容に問題なければ、そのデータを税務署宛てに e-Tax にて送信すれば、全ての作業が終了です。

注意点を一つ。納付書や領収書や控除証明書といった、今回の入力金額の元となった “証拠書類” は提出する必要がないのですが、5年間は保存しておく義務があるそうです(抜き打ちで確認される?)。

後は還付金が振り込まれるのを待つだけですが、還付金の振込先は、申告書の作成過程で入力する場面がありますので、間違いないように入力しておきましょう。


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