クロスバイクに取り付けるブルホーンを穴開け加工
センチュリオン CROSS SPEED 2000 の組立てシリーズの3回目です。
前回までの作業で、残すはハンドル周りとワイヤー関連だけとなりました。
これまで何度か触れてきましたが、このクロスバイクにはオリジナルのフラットバーハンドルに替えて、ブルホーンバーハンドルを組み付ける予定です。
一旦、eBay で購入したFYXATION(フィクセーション)のブルホーンバーを取り付けてみました。

うーむ、雰囲気があっていい感じです。
早速、STIレバーの取り付け位置を決め、それに合わせてワイヤーの入口となる穴を開けます。
穴位置をけがいて、6mm のドリルで2つの穴を開け、ヤスリで削って一つの長穴に加工します。

素材がアルミなので、加工自体は簡単です。と言っても、わたしは長年この手の加工をし慣れているので、あまり慣れていない方は慎重に作業を行いましょう。
穴のセンターにポンチを打ち(ドリルの先端がずれないように)、出来れば 3mm くらいのドリルで下穴を開け、更に 6mm のドリルで穴開けと、二段構えの方が失敗は少なくなるでしょう。
また、長穴のために近接した2つの穴を開けるのですが、その後のヤスリ加工を楽にしようと、2つの穴を近づけ過ぎると、穴開け加工の段階で必ず失敗します(アルミなので特に)。
上の写真のけがき線のように、2つの穴が接触するかしないかくらいの位置関係が理想的です。
この穴をアウターワイヤーが通るわけですから、穴開け加工した後、“バリ” は表面、裏面共にキレイに取っておきましょう。
左右方向の位置は、あまりセンター寄りに持って来ると、ライトを付けるスペースが少なくなったり、バーテープの巻き範囲からはみ出してしまう可能性が。
逆に、センターから離れ過ぎていると、ハンドルの手前部分を握った時に手でワイヤーの存在を感じてしまうのも嫌だし。
ということで、その辺りの事を勘案しながら、400m の横幅に対して、250mm の間隔としました。
更に悩んだのが、ハンドルを断面から見て、どの位置に開けるかということ。
自転車の進行方向を基準に、前方向(A)、下方向(C)、後ろ方向(E)、更にその中間(B、D)と5つの穴開け方向を検討しました。
一番無難そうなのは(A)でしょうか。ここで外した GIOS のドロップハンドルには、前面にワイヤーを沿わすための溝がありました。
元々、ワイヤー用の穴が開いているブルホーンを調べてみると、後ろ面(E)に穴が開いているのがありました。
ただ、(E)だと微妙にワイヤーとステムが干渉しそうな気がして。
穴から出た後のワイヤーは下方向に向かうので、(C)だと理にかなっていそうな気がしますが、ただ、逆に距離が短くなって窮屈な感じになるかも。
なんてことを小一時間悩んでしました。
結局、前方向と下方向の間の(B)に穴を開けることにしました。出来あがったのがコレ。

当然のことながら、ハンドルに穴を開けるということは、確実にハンドルの強度を落とすことになるわけですから、そのあたりは(命を預けるパーツだけに)自己責任でお願い致します。
もう少し進める積りでしたが、穴開け加工に悩んだ分だけ時間が足りなくなってしまいました。次回は、STIレバーをブルホーンバーに取り付けますが、“秘密のパーツ” と “秘密の加工” が一つづつ登場予定です。
前回までの作業で、残すはハンドル周りとワイヤー関連だけとなりました。
これまで何度か触れてきましたが、このクロスバイクにはオリジナルのフラットバーハンドルに替えて、ブルホーンバーハンドルを組み付ける予定です。
一旦、eBay で購入したFYXATION(フィクセーション)のブルホーンバーを取り付けてみました。

うーむ、雰囲気があっていい感じです。
ブルホーンの先端付近に、ワイヤーの入り口用の穴を開ける
ただ、このブルホーンにロード用の STIレバーを取り付けるには、ブレーキワイヤーをハンドルの中に通すための穴開け加工が必要です(何故必要かは、上記リンク先を参照して下さい)。早速、STIレバーの取り付け位置を決め、それに合わせてワイヤーの入口となる穴を開けます。
穴位置をけがいて、6mm のドリルで2つの穴を開け、ヤスリで削って一つの長穴に加工します。

素材がアルミなので、加工自体は簡単です。と言っても、わたしは長年この手の加工をし慣れているので、あまり慣れていない方は慎重に作業を行いましょう。
穴のセンターにポンチを打ち(ドリルの先端がずれないように)、出来れば 3mm くらいのドリルで下穴を開け、更に 6mm のドリルで穴開けと、二段構えの方が失敗は少なくなるでしょう。
また、長穴のために近接した2つの穴を開けるのですが、その後のヤスリ加工を楽にしようと、2つの穴を近づけ過ぎると、穴開け加工の段階で必ず失敗します(アルミなので特に)。
上の写真のけがき線のように、2つの穴が接触するかしないかくらいの位置関係が理想的です。
この穴をアウターワイヤーが通るわけですから、穴開け加工した後、“バリ” は表面、裏面共にキレイに取っておきましょう。
ブルホーンのセンター寄りに、ワイヤーの出口用の穴を開ける
次は、ワイヤーの出口となる穴を開けるのですが、その場所で結構悩みました。左右方向の位置は、あまりセンター寄りに持って来ると、ライトを付けるスペースが少なくなったり、バーテープの巻き範囲からはみ出してしまう可能性が。
逆に、センターから離れ過ぎていると、ハンドルの手前部分を握った時に手でワイヤーの存在を感じてしまうのも嫌だし。
ということで、その辺りの事を勘案しながら、400m の横幅に対して、250mm の間隔としました。

自転車の進行方向を基準に、前方向(A)、下方向(C)、後ろ方向(E)、更にその中間(B、D)と5つの穴開け方向を検討しました。
一番無難そうなのは(A)でしょうか。ここで外した GIOS のドロップハンドルには、前面にワイヤーを沿わすための溝がありました。
元々、ワイヤー用の穴が開いているブルホーンを調べてみると、後ろ面(E)に穴が開いているのがありました。
ただ、(E)だと微妙にワイヤーとステムが干渉しそうな気がして。
穴から出た後のワイヤーは下方向に向かうので、(C)だと理にかなっていそうな気がしますが、ただ、逆に距離が短くなって窮屈な感じになるかも。
なんてことを小一時間悩んでしました。
結局、前方向と下方向の間の(B)に穴を開けることにしました。出来あがったのがコレ。

当然のことながら、ハンドルに穴を開けるということは、確実にハンドルの強度を落とすことになるわけですから、そのあたりは(命を預けるパーツだけに)自己責任でお願い致します。
もう少し進める積りでしたが、穴開け加工に悩んだ分だけ時間が足りなくなってしまいました。次回は、STIレバーをブルホーンバーに取り付けますが、“秘密のパーツ” と “秘密の加工” が一つづつ登場予定です。
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